2015年

                                                  
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月日   温泉地  施設名  画像 他  コメント
12月30日  83

奥平温泉

(群馬・
   みなかみ町) 
龍神館  JAF割450円
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古民家の現代風アレンジ
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内湯 ジャグジーも横に
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 植栽が美しい庭園露天風呂
 町営施設。最近までこの場所を知らなかった。県内のほとんどの場所を訪れていながらの穴となっていた場所だった。少し水上の中央から離れているが、意外や利用者も多かった。山村にあり、その静けさが心地いい場所であった。

 源泉温度は20℃ほど。それを加温している単純温泉。全てにゆったりと造ってあり、せせこましくないのがいい。そして明るい造り。ややカランからの温度が変動していたが、そこはご愛嬌。スタッフの対応も心地いい。

 2015年の最後に、いい場所と出逢えた。帰りにはJAF割よりさらに安い400円券を渡してくれた。またいつか利用しよう。
12月23日  82

磯部温泉

(群馬・安中市) 
かんぽの宿 磯部  650円   砦の湯が廃業してから、定宿と言うか、迷わずの良泉を近隣から選ぶと、ここになる。肉体労働の後、ひとっ風呂を求めると、ここになる。源泉は強すぎるほどの効能で、やむなく水で薄めているほど。
12月20日  81

韮崎旭温泉

(山梨・韮崎市) 
 韮崎旭温泉 600円
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相変わらず簡素さがいい
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この緑色 
 久しぶりに利用する。良泉が知られ多くの人が訪れるようになり芋の子状態と聞いていた為、少し足が遠退いていた。だいぶ時間か経過したので、少しこなれたのか、入りやすい状態に戻っていた。

 相変わらずのシュワシュワの炭酸泉。泉温は長湯に適し心地いい限り。加温もしてない源泉掛け流し。ここさえ入っていれば他には・・・なんて利用者もおり、駐車場には中部、さらには関西のナンバーまで見られた。

 問答無用の良泉。ただしぬる湯好きには・・・と注釈を入れておこう。
12月19日  80

小菅の湯

(山梨・小菅村) 
小菅の湯  620
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道の駅に併設
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内湯
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露天岩風呂
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木桶の薬湯 

 丹波山村と同じく、道の駅に併設された温泉。その横にはセレモニー施設もあり、礼服を着た方も出入りしていた。田舎なのでこの場所に集約したのだろう。それはいいとして・・・。

 湯はPH値9.98%と言う高いアルカリ泉。世の中で言う美人の湯。その美人の湯には、ヌルトロとヌルスベとがあるが、ここは後者寄りの感じがした。

 内湯はそうでもないが、露天の岩風呂では、かなりの気泡が身体に付着し心地いい。湯口からは微かな硫黄臭があると書かれているので嗅いでみると、確かにそれらしい臭気はあった。

 壷湯などがある中、一番気に入ったのは薬湯の木桶の槽。なんとも言えないヌル湯で、写真に寝入っている人が見えるが、私も同様になったほどに心地いい。ゆったりと長湯が出来るのもこの温泉。

 泉質による滑々な感じは翌日まで続いていた。
12月 6日  79

(群馬・安中市) 
 碓氷峠の森公園交流館

峠の湯
600円
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めがね橋がモチーフの造り touge2.jpg
浴室の造りは以前のまま
 火災に遭った峠の湯が21月1日にリニューアルオープンした。もうやらないかのかと思っていたが、再開し、最初の日曜日であり沢山の客が入っていた。駐車場には県外ナンバーが多く、宣伝効果もあったよう。
 湯は以前と同じであるが、温度設定に気を使ったようで、おそらく39.5℃に内湯は設定してあると思え、長湯に都合がいい温度になっていた。
 焼けたので当然だが、内装は綺麗に張替え、居心地のいいデザインになっていた。食堂は影響からか、部屋を区切っての別棟のような造りに変えていた。ここも世界遺産の恩恵で賑わうだろう。忘年会や宴会も受け付けるらしい。投資に対する回収を急ぐようだ。それはそれとして復活した事は嬉しい。
11月29日  78

磯部温泉

(群馬・安中市) 
かんぽの宿 磯部   650円  少し前から時間規制ができ。今度は少々値上げもされた。券売機も導入され、世界遺産となった富岡製糸の影響で利用者が増えているってことだろう。
11月28日  77

丹波山温泉

(山梨・丹波山村) 
のめこい湯   600円
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道の駅から吊橋を渡り・・・
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右に39℃ 左に41℃
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打たせ湯併設の露天
 道の駅から歩いて向かう雰囲気はいいのだが、悪天の時はそれがために客足が遠退いてしまうだろうと思えてしまった。あっちを立てるとこっちが引っ込む感じ。それが為か、なにか駐車場に関係する改修がされていた。

 風呂は文句なしのヌルトロの湯。それも39.5℃と長湯するのに最適な湯温で溜められていた。これが快適で、プカプカと浮きながら長湯を楽しんだ。熱い側でも41℃で、あつ湯好きの人には敬遠されるかもしれない。ただ、ここで判ったのは、ぬるい方がヌルトロ感が強い。加温してしまうと飛んでしまうのかもしれないと感じた。

 露天も41℃ほどで溜められていた。上に車道があるので、開放的な展望が無いのが残念だが、それでも閉所感を抱かない設計となっていた。

 場所柄山ヤの利用が多いのだろう。ザック置き場も設けられていた。
11月23日  76

牛滝温泉

(大坂・岸和田市) 
いよやかの郷  700円
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日帰りの駐車は有料
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内湯
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露天は浅い 
 7時から日帰りを受け付けているので利用してみた。キャンプ場などが併設してあるので、いろんな面を考慮した運営時間のようだった。
 泊まり用の駐車場は狭く、日帰り利用者は少し離れた場所に停める。さらに有料ときた。キャンプ場も同じく有料駐車。よって付近に気軽に停められる場所がなかった。
 外観は古い感じがするが、内部は洋風絵画が多く拘りを持ったホテルであった。私には洋風人物画が苦手で、ちょっと・・・。
 湯は磯部温泉の湯に似た感じで、香りも似ていた。僅かにヌルトロの肌触りが心地いい。しかし露天は浅く水深500mmほどしかなく寝湯のように利用せねばならなかった。広いけどやや利用し辛い設計であった。
 料金の中に、小タオル大タオルの貸し出しも含まれている。この料金で手ぶらで利用できる点はいい。付近の山の帰りには都合がいいだろう。
11月22日  75

花山温泉

(和歌山・
   和歌山市) 
薬師の湯  1080円
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ひと昔前の雰囲気
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芋の子状態
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こってりと付着する成分 
 17時から650円となり、日中との差額が大きいので気になった。高くしているには訳があるのだろうと出向くと、すぐに判った。駐車場は満車。多くが大坂ナンバーであった。それほどに良泉ってことなのだろう。
 芋の子もいいところで高額の時間でありながら凄い利用者であった。意外だったのは、炭酸泉と謳っていながら、全くシュワシュワ感がなかった。溶け込み方が違うのか、少しバシャバシャとやってみたが、その様子がなかった。私だけが無知なのか、何かが違うのか・・・。源泉は26度で溜められかなりぬるい。その他に38度と40度の湯壷がある。どれもぬるいので長湯がほとんどとなる。よってこの利用者となる。とならば、夕刻からなどは駐車場にはまず停められないのではないかと予想してしまうほど。
 確かに心地いい。視覚からくる雰囲気が強いからだろう事もあるが、ぬるさが心地いい湯であった。見事にタオルは着色された。リピーターの様子はタオルの色で判断できていた。
11月21日  74

加太温泉

(和歌山・
   和歌山市) 
休暇村加太  620円
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三連休で大賑わい
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 現在は内湯のみ
 道中に露天風呂は改修中との案内があり、判っていながら現地入りする。するとロビーでは「100円です」と言う。ここまで安くせずとも良いと思うが、そこまでのサービス精神と客思いと、あとは近畿圏の土地柄もあろう。「煩くて静かに入れないですよ」なんて言われたが、静かに入ることが出来た。ただし、見えるはずの展望は、ガラスに貼られたシールにより塞がれていた。まあ100円ならしょうがない。
 余談だが、立派な刺青の入った御仁がおられ、大声で舎弟を叱っていた。なんともお下品で低俗。利用者は静かに見て見ぬふりをしていたが・・・。
11月15日  73

戸倉上山田温泉

(長野・千曲市) 
湯のさとちくま
白鳥園 
600円
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コンクリート構造でモダン shiratorien2.jpg
内湯
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露天
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寝湯
 先月の10月27日にリニューアルオープンした白鳥園(ハクチョウエン)にいそいそと出向く。9:30よりの開館時間に対し、フライング気味に到着すると、客を受け入れるスタッフの動きが見え、清々しかった。入口に丸山珈琲を出すパン屋さんが在り、この香りが非常にいい。
 さて湯だが、場所柄に期待していた緑色の湯ではないので意外だった。成分表を見ると、ここはここで井戸があるようで、同じ上山田地内でも湯が大きく違う事を知る。それでも良泉で間違いない。
 やや熱めの湯が溜められていて、前日のような長湯にならなかった。あと、私にはこの湯は湯当たりしてしまった。寝湯の場所にも熱い湯が溜められているので、寝て利用するには厳しいのだった。まだオープンしたてなので、各所の改良・改善点が見られた。
 ここも地域料金とビジターでは金額差があった。ここまで大きな施設なら、そうしないほうが良い様に思えた。と言うのも、周囲には別の温泉場があり、地域の人をここに集中させるとバランスが・・・。まあそれは、湯の好みもあろうけど、経営側はまず集客となろうか。
 食事場所も整い、大勢の客を呼べる場所が出来た感じ。いつもながら思うのだが、この地域は韓国人の方が多い。朝一の利用者にも多かった。
11月14日  72

笛吹川温泉

(山梨・山梨市)
旧三富村 
みとみ笛吹の湯  410円(JAF・WEB割)
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和風でこじんまりとしている
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もうもうとした内湯 41℃ほど
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ぬる湯の露天。 39℃ほど
 雨の日でもあり、山旅の登下山口をこの場所にしたために、下山後のアプローチが早くて便利であった。そして混雑も無く利用しやすい場所でもあった。さらにJAF割や、Web割も利用出来、通常は510円を410円で利用できる。
 湯は単純泉のようではあるが、アルカリ泉で、独特の臭気が温泉心を擽り気持ちがいい。湯面に落ちる雨柱が70mmほどになる中に、露天に入る。でも半分は屋根がされているので、雨見の温泉もいい雰囲気であった。何せ長湯が出来る温度で、不思議なほどに心地よかった。屋根のない方からと、在る方との2箇所から加温したお湯が出ており、微妙ながら心地いい温度の場所を選べ、露天の中でも温度の違いがあり、個人個人で好きな所を選び出せばいいのであった。珍しく1時間ほど利用してしまった。浸かりながら寝入ったのも久しぶりだった。
 懐に優しく、身体に優しい温泉であった。長湯好きの愛好者もおられるようで、静かに寝入っている姿もあった。
11月 8日  71

妙義温泉

(群馬・富岡市)
旧妙義町 
もみじの湯     久しぶりに利用する。相変わらずカルキ臭がすごいが、紅葉シーズンか、それとも富岡製糸の世界遺産の恩恵か、凄い利用者数であった。ましてや雨の寒い日、だからこその温かい湯を求めての利用者なのか・・・なにせ芋の子状態であった。
 一度廃業し、今は市の管理化に置かれている。上手く運営されているようだ。湯はいまひとつだが、立地場所がいいのだろう。世界遺産二つを結ぶ動線上にもなっている。
11月 7日  70

平湯温泉 

(岐阜・高山市)
 平湯の湯  寸志
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民族資料館横
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雰囲気のある濁り湯
 前回から数えると20年ぶりくらいになる。懐かしくも久しぶりに訪れる。ひっそりとしており混んでおらず利用しやすかった。外国人もおり、日本人以上に温泉を楽しんでいるようであった。温度も適当で、その優しさに包まれる。紅葉には少し遅くなったが、それでもまだ楽しめる範囲で、自然に包まれたこの場所はとても居心地がいい。寸志と言えど、ほとんど無料での利用者が多い。こんな場所を管理している地域の人は立派に思える。
 
 次はいつ寄るだろうか・・・。
10月31日  69

いいやま北竜温泉

(長野・飯山市) 
文化北竜館  500円
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内湯
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露天 
 外観写真取り忘れ。北竜湖の畔の立派な施設で料金も安いながら、空いていた。アプローチ道が狭い関係か、新しい道が新たに出来たようだが、どうなるのか・・・。

 展望も良く開放感のある作り、柔らかくしっとりとする湯であった。内湯は広めなので循環機能が付いており、それがためにやや奥の方が熱く感じた。露天はまた寒風吹きすさぶ場所であり、顔は寒く体は温かい温泉の温かみを感じる場所であった。

 湯上りに深いソファーで昼寝を決め込む。空いているので静かで何よりだった。
10月25日  68

おぶせ温泉

(長野・小布施町) 
 あけびの湯 600円
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Pよりエレベーターに乗って
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エメラルドグリーンの湯
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露天は白濁 
 穴観音の湯に以前入っており、今回はその横のここへ。こんな隣接して建っている場所も珍しい。

 問答無用の良質の硫黄泉。上山田温泉の湯にも似ているが、ここも巻けず劣らずのエメラルドグリーンの湯であり、目で見ても心地いい。それが、空気に触れる露天だと白濁した表情になり、これまた見て楽しい。

 寒風吹きすさぶ日であり、心地いい湯にどっぷりと浸かりながら信州五岳を眺める。なんて贅沢だろうか、温泉を趣味にしていて良かったと思える日であり景色であった。
10月24日  67

老神温泉

(群馬・沼田市) 
餃子の満州
東明館 
600円
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餃子の店と併設
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心地いい硫黄泉
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紅葉を楽しみながら 
 癒しと食欲が満たされる施設。そんな場所は多いが、ここは食の方が有名なお店であり、数年前に今の経営者となった。周辺の湯宿は1000円以上の場所が多く、温泉街では安価で入れる場所であった。アルカリ性の硫黄泉で、優しい心地いい湯であった。湯の温度がちょうど良く、その心地良さから長湯となった。露天の今は、ちょうど紅葉が楽しめ、自然と同化した開放感がある。老神温泉の湯の良さを再認識するのであった。

 温泉街では1500円で湯めぐり手形が販売されている。期限は無く使え、各湯宿の値段を思うと利用価値はあるだろう。
10月17日  66

敦賀温泉

(福井・敦賀市) 
敦賀温泉  430円
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駐車場は無くみな路駐
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 右奥に熱湯槽がある
 地下水を加温しているよう。温泉表記のサイトもあるが、入って体験した感じでは銭湯で間違いなく、泉質に特異さを感じなかった。16時くらいのジモティーばかりの中に入って行く。痛いほど視線を感じ、一挙手一投足が見られて落ち度を探しているのを感じる。しっかり洗ってから湯に浸かる。これでジモティーは安心する。そして視線が和らぐ。やや熱めの湯で43℃ほどで溜められていた。奥にある薬湯は、48度、いやもう少し熱い感じがした。通常は足くらいは入るのだが、浸けた瞬間に無理と判断できた。漁師町には熱い湯が多かったりする。金沢もそう、寒い中での仕事もあるからだろうとは思う。
10月11日  65

布引観音温泉

(長野・小諸市) 
布引観音温泉  400円
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変わらぬ佇まい
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 心地いい雰囲気の浴室
 二度目の訪問。良い所には複数回足を運ぶ。
 出向くと、お孫さんだろうか小学生くらいの子供が受付に居て応対をしていた。ちょうどお昼時だったためか・・・。

 相変わらずの良泉で、温度の違う3つの浴槽の全てで心地いい。長湯をするにはもってこいの場所で、それで居て混んでおらず、その面でも利用しやすい。その代り、洗剤などはない。お湯で勝負する場所であり、その潔さも心地よさに変わる。冷泉にもどっぷりと浸かる。増富温泉のような、冷たい中にも気持ちよさが感じられる。湯上りも心地よく、これからの時期は薪ストーヴが休憩場所を暖めてくれる。
10月10日  64

 鹿瀬温泉

(新潟・阿賀町) 
赤湯  400円
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夕刻、この色合いが心地いい
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ほとんど熱湯(右)の内湯
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ぬる湯の露天 
 角神のホテルが日帰り受付が17時までで、出向いた時が既に2分前だった。そのためにこちらの湯にズレてきた。でも正解だったようで、白熱球の色合いが、入る前から心地よさとして伝わってきていた。17時、仕事を終えた方や、ジモティーだろう人で賑わっていた。源泉は59度、おそらくそれがそのまま溜められているのだろう、内湯の片方の槽は飛び上がるほどに熱かった。46度くらいだったと思う。かき回して平気で入って行く人も居たが、それを見てまねをしようとする人が多数居たが、ほとんど無理で、私も足は入れたが、動けなくなり、急いで出ると火傷のような痛みとなった。その横の槽も44度くらいあり熱い。がしかし心地いい。露天なのだが、実際は露天ではなく屋根も壁もあり覆われている。こちらはぬるく、39度ほどで溜められ、ここの利用者が多かった。山での疲れがこの湯により癒されてゆく。
最後の最後で、もう一度あつ湯をチャレンジしたが、無理だった。あつ湯好きにはたまらない場所であろう。
10月 3日  63

八方温泉

(長野・白馬村) 
 郷の湯 600円
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風情のある構え
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大量のかけ流し
 2度目。でも1度目に訪れた時はは入れていない。やっていなかった。この日も、11:35の時点でやっておらず、前でフラフラしていたら、管理人がオープンの準備をしだした。昼頃からの営業のようだった。
 湯は熱めで、源泉温度が49度なので加温での熱さではなく自然の温度。44度くらいで溜められており、かなり気合を入れて浸かる。浸かってしまえば気持ちいいこと限りなし。浴槽の桧の香りが心地よく、建物の天井を眺めながらゆったりと入る。浴槽は拡張したようで洗い場に近い。混んでいる場合は泡が舞い込むこともあるだろう。アルカリ泉であり、ヌルスベの心地いい湯でもあった。
9月26日  62

桜川温泉

(群馬・川場村) 
ふじやまの湯  600円
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茶屋のような構え
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自然石が浴室中央に陣取る 
 麓側にも大きな施設があるが、桜川温泉としてはこちらを利用した方がいいと判断した。あまりにも簡素な風合いの建物で、やっていないのではないかと思ってしまった。でもちゃんと営業している。入ってすぐに休憩室があり、困った事にタバコの煙が充満していた。逃げるように浴室へ行く。誰もおらず独占状態。浴室中央の自然石から源泉が流れ入っている。アルカリ泉のようだが、さほどヌルスベ感は無い。でもぬる湯の方はかなり心地いい温度で溜められリラックスできた。手前の浴槽はジャグジーで、こちらはやや高温に設定してありカラスの行水程度で、元の浴槽に戻る。
 湯上りもまた休憩室はタバコが・・・田舎だからしょうがないのだろうけど・・・。
9月23日  61

(長野・川上村) 
ヘルシーパーク
かわかみ 
300円
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村の公共施設と併設
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打たせ湯とジャグジーと
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サウナ横の浴槽 
 温泉ではないが、登山基地がある村の中では貴重な存在。それも500円から300円で入れるようになった。そして村民とビジターが同じ金額とは珍しい。
 ただ、洗剤類の配備数は少なく、この辺りは値段相応。それでも過不足ない施設で使い勝手がいい。湯上りには無料のマッサージ器も利用できる。横にはレストランもあり、小さいながら充実している施設だった。なぜか判らぬが、案内表示や看板が周囲に乏しい。そしてまた電話を掛けてもでなかったりする。それらがまた、田舎風味でよかったりする。
9月20日  60

松川温泉

(岩手・八幡平市) 
松楓荘  500円
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趣のある佇まい syouhuusou2.jpg
内湯 ここはぬるい
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あつ湯の内湯
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露天
 2日目も松川温泉。こちらはサービスでヤクルトも出してくれた。ここも各湯壷に対し、脱衣場は別になっている。ちょっと面倒なのだが、昔からの老舗宿であり、郷によれば郷に従う。
 新しい内湯の浴槽は、ややぬるすぎる感じがした。片方は熱いはずなのだが、水の入れ方か、両方ぬるかった。次にもう一つの内湯に行く。こちらは古い方の内湯。ここはしっかり熱かった。45℃くらいはあったろうか、その熱さが心地いい。そして掛け流しの湯がドバドバト入ってきていた。最後に露天。川面が眼下にあり野趣溢れる造りであった。古いが、その古さが心地よさの相乗効果になっている。間違いない湯があり、この先も人気の温泉地でい続けるのだろう。間違いなく、また訪れたい温泉地である。藤七温泉とどちらにしようか迷ったのだが、こちらで正解。藤七は混みあっていたのが道路から見えた。
9月19日  59

松川温泉

(岩手・八幡平市) 
松川荘  500円
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簡素な玄関
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内湯。奥があつ湯
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露天
 シルバーウイークで、予約客で賑わっていた。女将と若女将が出迎えてくれる。多くの利用者が露天に行くので、内湯は空いていた。ぬる湯に入ると、その気持ちいいこと。長湯が出来、かなり心地いい。窓際の方はあつ湯で、これもシカシカと心地いい。こんないい湯とは・・・翌日も入りたくなってしまった。露天は服を着て、別の脱衣場となる。
 開放感のある露天は、周囲の自然によくマッチしていた。最初からこちらに入れば、ここで長湯となろう。内湯で十分楽しんだので、露天はカラスの行水で・・・。
 500円でここまで楽しめるのなら最高。近くにあれば通ってしまいそう。
9月13日  58

信州きそふくしま
代山温泉

(長野・木曽町) 
せせらぎの四季  700円
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主要道に面し利用しやすい seseraginoshiki2.jpg
明るい内湯
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流れを見下ろしながら
 二度目の利用。土色の湯は、前日に続きこのエリアでの湯の特徴のようにも見えてくる。炭酸泉ではあるが、あまりその雰囲気はなく濁り湯を純粋の楽しむ感じ。このての湯は私は湯当たりが多いのだが、ここはそれがなくゆったりと深く浸かる事が出来る。

 湯上りのソファーもゆったりとしておりスタッフも客商売に徹しており心地いい。沸かし湯なのだが、その燃焼の香りも心地よく、田舎の香りが周囲に漂う。何せここは、国道からもアクセスが良く、立地がいい。
9月12日  57

灰沢鉱泉

(長野・上松町) 
灰沢鉱泉  500円
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森の中に佇む感じ
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雰囲気のある内湯
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混浴露天 
 やっと入れた。日帰りの受付が常時ではなく、タイミングがあるのがここ。5年ほど前に一度訪れたのだが、その日は日帰りをやっていなかった。
 暗い玄関だが、人の良さそうな館主が出迎え、後から女将も出てきてくれた。つくりが工夫された採光がある天井で、暗い場所だがそれがためにライトがなくても明るい浴室内部であった。土色の湯で、浴槽内の作りは2段ほど設けてあり、恐る恐るそれを確かめ入らねばならない。気泡がぶくぶくと上がる。これがここの泉質か。源泉が6度であり、完全なる沸かし湯となる。
 露天は泉質が違うようで透明だった。ここは混浴で、それにしては湯壷が小さい。でもこの湯宿の規模ならこれでいいのだろう。最後にまた内湯にゆっくりと浸かる。湯上りがすべすべになる湯であった。
 館主が森林鉄道について話してくれた。昔話をするように、それで居ながらつい先日の話しをするように話してくれる。館主は下にくだって汽車に乗って学校に通っていたと言う。登り返しも大変だったろう。
9月 6日  56

玉川温泉

(埼玉・ときがわ町) 
 玉川温泉 土日850円
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ミゼットが出迎える
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内湯は特異形状で長細い 
 アルカリ度の高さで、美人の湯として人気になっている場所。出向くと、アクセスがいいためだろう関東各地のナンバーが見られ、見事に駐車場が埋まっていた。内外供に昭和レトロな雰囲気を作り出し、それがためにベースとなる館内が古い事が目立たなくなっている。昔の場所をリメイクした様子が見えるのだが、違和感なく受け入れられる。よって、内湯などは細長く特異形状のままで、洗い場を挟むように左右に湯壷を設けている。大型テレビを擁した露天もあるが、人気の場所は空くことはなく入れなかった。湯は柔らかく、まさにアルカリ泉。ヌルトロの心地いい湯であった。ここまでの湯で都内から近かったら、大人気の場所となるだろう。抱き合わせで駄菓子などを売っており、最後の最後まで昭和を感じさせてくれる場所だった。
9月 5日  55

温川温泉

(群馬・東吾妻町) 
白雲荘  600円
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無人管理になっていた
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周囲はガラスばりに変わった
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「目の湯」 
 2010年に一度訪れ、今回で2回目。5年の歳月が経つが、少し閑散とした印象で、それは無人管理になっていた事からもそれを強く感じる。徴収ボックスが設置され、そこに入れるスタイルに変わっていた。そして屋根付き露天形式だったが、周囲も囲われ、これがために日当たりのいい時間は内部がかなり暑くなっていた。それもこれも、湯温を下げない為の配慮なのだろう。加温している状況下で、ランニングコストを減らす工夫がされているように見えた。

 湯は独特のまったりさがある。床からの掛け流しとの事で、確かに床面から気泡が上がってきていた。

 湯上りに「目の湯」の場所で、目を洗う。少し良くなった気がしたが、気のせいかも。でもその気にさせてくれる場所。

 500円から600円に変更されていた。
8月30日  54

磯部温泉
(群馬・安中市) 
足湯  無料   小雨降る中、足湯を楽しむ。温泉マーク発祥の地は、いつ行っても賑やかで、カップルなどを含め家族連れなどがいる。ヌルトロの源泉を楽しむ。そして読書するにはちょうどいい。
8月29日  53

下諏訪温泉
(長野・下諏訪町) 
みなみ温泉  230円
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一見、温泉には見えなかった
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大正レトロな雰囲気 
 南側に広い駐車場があり、そこがこの温泉の駐車場かと停めてしまった。良かったのか悪かったのか、未だ判らない。

 番台におばちゃんが居て、昔ながらの銭湯風。利用者もほとんどが挨拶を交わし、言葉を交わす、裸の付き合いの場所だった。

 湯はやや熱めだが、それがこの地のスタンダード。心地よく山での疲れが癒されてゆく。深めの造りが少々居心地が悪いものの。小スペースで沢山入れるようにするにはこのようになるだろう。

 後から、しっかりと刺青の入った人も入って来た。それらの人も入れる場所。そして会話もされる。
8月23日 52

漣温泉
(群馬・みなかみ町) 
のぞみの湯  100円 
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16時より
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木枠の湯壷にトロトロの湯
 平治温泉とこの漣温泉は、かなり気にしていないと入れない温泉としてピックアップしていた。平治温泉も何度も出向いてやっと入れ、ここ漣温泉も、訪れたのはこれで4回目、やっと入れた。

 公には公表していない温泉で、地域の住民のみが楽しんでいる場所。ただ外来者を受け付けないわけではなく、入ることが出来る。ただし16時からと言う制約がある。

 この日の1番湯に入らせてもらった。ヌルトロの素晴らしい湯で、ここも硫黄泉であった。ここまで良い湯とは想定外で、100円でここまでの湯に入れる幸せを感じたりした。

 湯上り16:10分以降で、かなりジモティーが入って来た。私が入っている時は満水でなかったのだが、溜まる時間を地元は知っているのだろう。そして外来者が来ないと、存続を思うと経費が厳しいらしい。掃除当番票を見ると地域の17軒で管理・運営しているようであった。
8月23日  51

清津峡湯元温泉
(新潟・十日町) 
清津館  700円
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秘湯を守る会の宿 kiyotukan2.jpg
内湯のみ
 「よーへり」が400円で利用できるが、向かいのこちらを選ぶ。状況により日帰りが利用できないこともあるようだが、アポなしで出かけ、少しロビーで待ったが、入ることが出来た。

 内湯のみだが、素晴らしい硫黄泉だった。源泉掛け流しでトクトクと流れ入っていた。入った瞬間は、ややキシキシした感じがあるが、そこを過ぎると心地よさしかない。この香りと、このトロトロした美人の湯。たまらなく心地いい。雨の日でもあり、やや肌寒い19℃の気温も、気持ちよさに後押ししていた。
8月22日  50

(山梨・甲府市) 
上九の湯
ふれあいセンター 
720円
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内科と歯医者が併設
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広い内湯
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ジャクジーの露天 
 上九一色村の時から気になりつついたが、先送りにしていたら甲府市と合併してしまった。上九の名前がこんな形で残る。

 甲府市民は300円で利用できる。券売機は受付内部にあり、職員がその代替購入をしてくれ、その時に市内の人か聞かれるのだが、しょうがないとは言え倍以上の金額を払うのは微妙な心境になる。ここだけのことではないのですが・・・。

 湯は、どうにも塩素臭が強くしていた。時折そのような泉質もあるので一概に言えないのですが、それでも内湯・露天ともにそれらが鼻を刺激していた。心地いいまったり感がある湯なのだが、この匂いだけはどうにかならないものか・・・。
8月16日  49

熱塩温泉
(福島・熱塩加納村) 
下の湯共同浴場  200円
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示現寺のすぐ近く
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この内湯のみ
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男女の壁は5尺ほどしかない 
 連日の低価格温泉。その名前からして泉質が見えてくるよう。お金はお隣の叶屋さんに支払うので、利用する前に立ち寄りたい。中に入り驚いた。女性とほぼ脱衣場は一緒。3尺くらいの巾のカーテンしか境にない。そして浴室は、なんとも低い壁が間にあり、見ようとしなくても見えてしまう造りで、ほとんど混浴の形態であった。私が利用した時には、おばあちゃんが出てきたところであった。源泉は64度と熱く、湯量は木の栓の詰め具合で調節していた。調節が良かったのか悪かったのか、さほど熱いと感じずに入れてしまった。もう少し熱いくらいの方が夏は気持ちがいい。源泉を舐めると、その苦しょっぱい事。これは良く温まるだろう。後からご夫妻らしき方が来て、中を見て帰られて行った。これに入るには、それなりの覚悟が必要だろう。湯上りに足湯に行ったら、この時のご夫妻が居た。そうなるだろう。鄙びた温泉地のいい湯を楽しめた。こんな形態も嫌いではない。
8月15日  48

天童温泉

(山形・天童市) 
ふれあい荘  100円 
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やや判り辛い立地
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内湯のみ カラン数も少ない
 寸志の温泉や無料の温泉よりも、100円と言うと安い印象がある。それでもしっかり管理人がおり運営している。そこは市のバックアップがあるようだ。安さからだろう利用者は多く、旅途中のバイカーなども立ち寄っていた。洗剤類はないものの、この金額で温泉を楽しめるのだから文句なし。ジモティーが多く、駐車場が限られるので、100円で楽しむのにもタイミングが重要かもしれない。
8月 8日  47

御嶽温泉
(長野・王滝村) 
王滝の湯  500円
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ダート林道の奥に・・・。
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雰囲気のいい内湯 
 ダート林道を走って11時に到着した。番台に行くと、素っ気無く「まだだよ」と通告される。ここから1時間待つのだが、番台のおじさんはテレビを見ているだけ。時間きっちりで正しい対応だが、何もせず時間の経過を待つなら、リピーターを増やす意味でも、融通を利かせても良いように思えた。
 そして12時。「ここに記帳して」と言われる。そんな事は判っているので、先に書いておいたら、嫌そうな顔をしていた。「待って貰ってすみません」くらいの営業努力はないものか・・・。
 お湯は沸かし湯で39℃ほどに設定してあった。心地いい湯で内湯のみだが周囲の景色がいい。ちと困ったのがアブの存在。開け放たれた窓からは出入り自由だった。あと、私の背丈で女湯が見えてしまう高さの仕切り。女性から見るこの高さは、低いと思うだろう。
8月 2日  46

秋保温泉
(宮城・仙台市) 
秋保温泉
共同浴場 
300円
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暑い日だが利用者は多い
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内湯のみ 5名が限界か 
 名湯と言われる場所を利用し、時折ハッと思わされることがある。ここもそうだった。やけに熱いと思ったが、入ってみると素晴らしく心地いい。マニアの人が温度計を持っており、計ると44.5℃であった。心して入ると、慣れると素晴らしく気持ちいい。柔らかくキシキシ感がない湯。よって長湯も出来てしまう。ジモティーは暑い日こそ利用するそうだ。それも判る。暑い日に熱い湯に浸かると、湯上りがすっきりさっぱりして、外気の暑さをあまり感じなくなるから。ここはいい湯だった。まだいつか利用しよう。温泉街の中では一番早くから日帰り入浴が出来る場所。
8月 1日  45

泉ヶ岳温泉
(宮城・仙台市) 
スパ泉ヶ岳   800円
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宿泊できる宿も併設
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露天にはアブが沢山
 この日の仕上げ風呂として、ここを利用する。ほとんどが泉ヶ岳のハイカーなのだろう、ロビーも脱衣場も、それらしいアイテムを持ったり着たりの人で賑わっていた。よって内湯の画像なし。露天が空いていた。何故だろうと行って見ると、すぐに答えが判った。アブがブンブン舞っていて、リラックスして入れないのであった。夏の露天はこれがある。そしてこのエリアは刺し虫が多い。

 付近のアウトドアレジャーにおいて、在ってありがたい施設。これがなかったら、どこまで足を伸ばせばならないか・・・。
8月 1日  44

台ノ森温泉
(宮城・大和町)
 
山野川旅館  500円
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鄙びた一軒宿
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内湯のみ。 
 山を降りて、決めていたこの場所を訪れる。山間のひっそりとした場所に、昔から営んでいるような古い建物も残っていた。

 内湯のみで、鉱泉のような位置付けで沸かし湯。それでも成分は良く、硫黄臭がしている。少し白濁した感じもあり温泉心を擽る。湯壷が深く、これがために長く入るには少し微妙な水深であった。

 季節を変えると、またこの湯が引き立つだろうと思える。外は35度の暑さ、ここも同じで里山だからこその涼しさはなく、館内もかなり暑かった。致し方ない。
7月26日  43

松川渓谷温泉

(長野・高山村) 
滝の湯  500円
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旅館の方は素泊まりのみ
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内湯も十分な広さ matsukawakeikoku3.jpg
混浴大露天
 ぬる湯を探していたらここがヒットした。何度も見ている場所で、いつも車が停まり混んでいる場所と思い通過していた。本日初めて利用する。

 本館の方は素泊まりのみ利用できるようで、メインが露天風呂側経営になったよう。降りて行くとバイカーやカップルなどで賑やかな声がしている。そう、ここは混浴の場所。でもしっかり内湯は男女別の浴槽がある。

 500円という安価も嬉しい。経営スタッフの心のいい出迎えも来てよかったと思わせてくれる。まず内湯。ここだけでも十分なほどに広く、湯の花の舞う硫黄の泉質にリラックスを誘う。暫く浸かったら大露天へ・・・。女性も利用しているので配慮は必要。周囲の緑に湯が映える。沢からの風もあり、湯温も熱くなく心地いい。長湯が出来る場所でもある。

 湯上りにベンチで休んでいるとタヌキがやってきた。ここのマスコットらしい。タヌキが猫のように居る姿に、来る人来る人が驚いていた。
7月25日  42

上諏訪温泉

(長野・諏訪市) 
大和温泉  230円
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凄い立地。この奥にある。
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こぶりながら充実。 
 前回の訪問で、探したけれど見つからなかった場所。暑い中に歩き回り、ついぞ発見。経路に案内もなく、気にして探さないと見つからない場所。ここのオーナーは手先が器用で、その作品が各所に飾られ、センスがいいためにそれらオブジェがいい味を出している。そのセンスがそのままステンレス浴槽に表れているよう。旧来からの改造のようだが、特異な形状でありながら、悪くない設計に思えた。温泉は緑黄色で見た目にも心地いい。蛇口からはフレッシュな源泉がドバドバと出る。小さいからこその、流量の自由度があり調節が出来る。なんとも心地いい。小さいからこその気持ちよさ。脱衣場には扇風機一つない。この簡素さも嫌いではない。
7月18日  41

深沢温泉

(福島・只見町) 
むら湯  600円
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広い駐車場を有す
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内湯のみだが展望がいい 
 二度目の訪問。山間部ながら強い塩分を感じ、それが為のしっとりさが湯上りにある。そしてまた鉄泉の要素も伴い、暖まるには事欠かない要素を持つ。この時季には少し熱いが、幸い雨の日であり心地よかった。

 温泉としてのほかに食堂としてここを訪れるジモティーも居るよう。周辺の山に対しての温泉割合が少ない為に、このエリアに訪れた場合は、またこことなろう。
7月12日  40

姫川温泉

(新潟・糸魚川市) 
瘡の湯  600円 kizu.jpg
 またまた立ち寄る。ハイシーズンに入り大賑わいの館内だった。飲んでヨシの湯、心地いい湯で2日間の山旅の疲れが癒される。そして名物女将の二人が、本当に気の利いた応対で癒してくれる。彼女らが居るがために寄る方も多いだろう。かく言う私もその一人。持て成し方が上手で、アットホームな雰囲気に、また訪れたいと思えるのだった。
6月28日  39

上諏訪温泉

(長野・諏訪市) 
衣温泉  200円
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駐車は2台
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 この緑色
 最初に「大和温泉」に出向いたら、ちょうど掃除中であった(11:30)。でも組合員用の浴場の方は入れたよう。ビジターはここでは足踏みで、衣温泉に流れる。管理されている方の自宅と、この浴場が隣接し、赤外線センサーが入り口に取り付けられ、それにより自宅側番台の窓口がオープンして利用料金が払える仕組みになっていた。

 ここも諏訪らしい熱い湯であったが、最初だけで入ってしまうとかなり気持ちがいい。強い緑に見えるのはタイルのせいもあるが、それでも有色の温泉であった。トクトクと流れ入るカランからの温泉。低い男女の境。見上げると放射状の桟の入った屋根。雰囲気のある建物が、より温泉心を擽る。

 熱めでも夏にも心地いい湯。前日と同じく、熱い湯は湯上りがさっぱりする。
6月27日  38

 下諏訪温泉

(長野・下諏訪町) 
新湯  230円
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道向かいに駐車場完備
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 かなり高温
 ちゃんと番台があり、おばちゃんがチケットを券売機のチケットを受け取っていた。

 源泉は56度。湯壷の中はそこまでではないものの、44℃ほどはあろう熱さ。シカシカ・キシシキと最初はするが、ジワジワと湯の良さが感じられ、「熱いけど心地いい」と感じられるようになる。

 最初は、この熱さはかぶり湯くらいまでかと思っていたが、しっかり首まで浸かり、意外と長湯が出来てしまった。そして湯上りはさっぱり。マジックのような湯であった。
6月20日  37

三依温泉

(栃木・日光市) 
 まるみの湯 500円
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奥まった場所にある
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内湯のみ。窓の外は男鹿川 
 太郎温泉が廃業したようで入れず。男鹿の湯も看板が封印されていた。このエリアでは温泉に入れないかと思ったところに、この湯宿が見つかった。お蕎麦屋さんと民宿を経営しており、その土地の奥の方に降りて行くと、写真の場所がある。一見判らないので、説明してもらって初めて判る感じ。料金はお蕎麦屋さんか民宿で払う。湯場に徴収する仕組みがない。湯はチョロチョロであるがかけ流し。湯量が少ないので循環して使っているよう。独特の香りがするのはそのせいかも。眼下には男鹿川が見え。釣り糸を垂れる姿や、カヌーをする姿が見えた。山で濡れ、冷えた体には心地いい湯であった。
6月13日  36

六日町温泉

(新潟・六日町) 
六日町
高原ホテル 
600円
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個室主体のホテルのよう muikamachikougen2.jpg
内湯
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駐車場が眼下の露天
 六日町温泉地内の日帰り施設は、ほぼ入りきり飽和状態になっていた。他にどこか無いものかと探していたら、ここがまだ入れるようで、確認するとOKとなった。
 スキー場内に立つホテル。完全にオフシーズンの場所で。駐車場も利用者がおらず広々していた。それがために、入れるのかと不安になってしまうのだが、ちゃんと入れる。が、ロビーは久々の客なのか、出迎えるというより「何しにきたの」と言うサービス業らしからぬ表情をしていた(笑)。

 湯は循環式としているよう。源泉の掛け流しでちょうどいい温度に思うが、循環となると加温も必要だろうと思う。利用者が誰もおらず、広い浴室を自由に使わせてもらう。設備は整っており、洗剤類も落ち度なく満タンにしてあった。

 内湯の浴槽は、寒い時期を想定しているのだろう深く作られている。一方で浅い場所も設けられ、ここでは寝湯にちょうどいい。露天は視界を遮る物があり、やや残念な感じだが、遮る物がなくても見えるのは駐車場のみ。

 山の帰りには適当な場所であった。
6月 6日  35

フカサワ温泉

(山梨・昭和町) 
フカサワ温泉   450円
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街中にあり判りやすい
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内湯は2槽。温度は同じ。
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露天。湯口側はシュワシュワ
 今年の年始に一度訪れたが、営業しておらずふられた場所。気になっており今回立ち寄ってみる。駐車場はガラガラで、人気がないのかと思ったら、なんのなんの、素晴らしい湯が待っていた。

 ここほどに炭酸成分が濃く見える場所は久しぶり、よく湯口に高低差をつけて気泡を発生させる場所もあるが、ここはしっかり源泉から炭酸成分が混ざって出てきている。その付着により、体が滑々になったような感じとなる。匂いは鉄泉のような感じがあり、それで居て見ての通りの番茶のような色合い。

 プカプカと浮きながら長湯を楽しむ。この時季にしてやや肌寒い日であり、それが為の心地よさもあったかもしれない。なにせ銭湯料金で入れるのがありがたい。20号からそう逸れるわけでもなくアプローチもいい場所に立地している。
5月31日  34

乗鞍高原温泉

(長野松本市) 
湯けむり館  720円
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パスタやピザも食べられる
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内湯
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 露天
 
 せせらぎの湯と源泉を同じくするようなので、端折ろうかとも思ったが、前回訪れた時に利用できずに居たので入ってみる。

 この御時世にして券売機を置かないシステムで、人間味があった。休憩室には長座布団が置かれ、田舎の持て成しを感じえる。

 内湯・露天ともに素晴らしい展望がある。乗鞍の雪を纏った主峰群が眺められ、その手前には新緑がある。美しいポストカードを見るかのような展望風呂の場所であった。自然との調和を一番に考えてあるようで、利用者の心をよく理解した設計に思えた。

 山登りを終えたハイカーもちらほら居た。下山後に入れれば格別だろう。
5月31日  33

乗鞍高原温泉

(長野・松本市) 
せせらぎの湯  無料
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ポツンと小屋がある。
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そしてこの良泉 

 2日連投で無料の硫黄泉を利用する。乗鞍高原にあるマニアに有名な場所であり、混んでいる事を想定していったが、このハイシーズンでも利用者はおらず、新緑を愛でながら入ることが出来た。40℃くらいだろうか。長湯が出来る心地いい温度、狭さゆえに他の人が居れば気になるが、一人で入れれば最高の雰囲気となる。耳に入る沢音も清々しく。出るのが憚れるほどの長居をしたい場所であった。湯上りにベンチで読書をしていた。涼やかで爽やか、ここにおいて1年で最高の適季かも。
5月30日  32

燕温泉

(新潟・妙高市) 
 黄金の湯 無料
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こちらは男女別
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 男湯

 妙高に登った時に、横目で見ており、いつか入ろうと思っていた場所。こちらはアプローチが容易いので利用者がちらほらと居た。河原の湯に比べると、こちらはやや高温。ここがぬる湯だったら、回転が悪くて利用者が溜まってしまうだろう。

 やや残念に思ったのだが、この場所にして、周囲展望が乏しい。もう少し場所を変えれば最高の展望があろうかとも思えた。
5月30日  31

燕温泉

(新潟・妙高市) 
河原の湯   無料
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2槽構造で川側はぬるい
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老朽化し内部は浸水していた
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上流には大量の雪渓
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下流側の流れ

 惣滝の下にある温泉マークがその場所と悪路を進んだら、その場所は大量の雪渓の下で入れる場所ではなかった。意気消沈して戻る途中、昆虫採集をされている方が、この場所を教えてくれた。

 吊橋を渡ったら、すぐに左折し上流に向かうのが正解だった。そして目指すものが現れ、湯を湛えているのが見えたときの嬉しさたるや。脱衣場こそあるが野湯の感じが強い。ただし、オフシーズンの今は、掃除がされることがないので、かなりの堆積物があった。躊躇するほどではあったが、入らず帰るほうが残念。

 湯口側でもややぬるさがある。この時期だからいいが、少し寒い時期だと物足りない温度となろう。流れの音を聞きながら日差しを浴びつつ湯口からの湯を浴びる。極楽極楽。

 脱衣場はあるが、この時季だからか、内部は浸水して使えない状態だった。現状では客を迎えるにはちと整備が必要。

 タイミングも良かったか、虫の襲来もなく快適に利用させていただいた。ちなみに混浴。
5月24日  30

磯部温泉

(群馬・安中市) 
かんぽの湯 
磯部 
650円
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内湯とその向こうに露天 
 久しぶりにかんぽの湯へ。時間規制が出来てから利用していなかったが、「恵の湯」が混雑している中でのここは、空いていて利用しやすい。
 あとは、スタッフがホテルとしての対応をしてくれるので、それが為の心地よさもある。
5月23日  29

白馬塩の道温泉

(長野・白馬村) 
倉下の湯  600円
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相変わらずの人気の場所 
 2度目の利用。「ぬるい」、入った瞬間にそう思った。そして頻繁に作業員が温度を測っている。話を聞くと、先だっての地震で湯が変わってしまったらしい。かけ流しの湯を触ると、35度くらいで冷たく感じるほど。たしか源泉は48度だった筈であり、流石にぬる湯好きでもこの温度はぬるい。作業員はそのために加温調整していたよう。

 駐車場も広く利用しやすく、展望のいい温泉ではあるが、もうかけ流しではなくなるようだ。残念だがこれもまた自然。

 この前に奉納温泉に行ったが、ここも地震後の修繕をしていて利用できなかった。このエリアは地震が尾を引いている。
5月17日  28

草津温泉

(群馬・草津町) 
泉水館  700円
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かなり目立たない場所にある
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でも、この作りでの出迎え kunshinoyu3.jpg
昔の入り口は帰りに気付く
 この温泉の発見により、昔の草津には12の源泉が在ったことを知る。そしてそのひとつが、個人経営の泉水館さんによって守られている。泊りが基本だが、稀に日帰り入浴もできるよう。電話すると今日はOKとのことで、掃除後の12:30でアポを入れての現地入りだった。しかし現地に行くが、2度ほど前を通ったが、存在に気付かなかった。3度目の正直で注意して行くと、奥まった場所に、その湯宿はあった。道側には豆の専門店があり、その裏となる。やや暗い構えだが、綺麗な若女将が出迎えてくれた。
 すぐに浴室に行く。そして写真に見える出迎えに素直に喜んでしまう。こんな場所がまだ草津に在ったとは・・・。熱い想像をして湯をかぶるが、ちょうどいい温度に二度驚く。これなら長湯が可能。強すぎない硫黄臭が程よく、瞬時にここのファンになってしまいそうであった。
 湯上りに大女将と話す。気さくな方でとても面白い人であった。若女将も気遣いの出来た方で、ビジターの客をも大事にしてくれた。
5月16日  27

姫川温泉

(新潟・糸魚川市) 
瘡の湯  600円
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特異なコンクリート構造 kusanoyu2.jpg
浴室もコンクリート打ちっ放し
 蓮華温泉側には何度も入山しているが、その出入り口の平岩駅近くに、この温泉が在るのを全く気付かなかった。そしてその湯のいい事・・・。
 外観は豪雪地帯である事と、過去の川の氾濫の為かと思うが、コンクリート構造となっていた。こうなっていれば災害に強いだろう。中に入ると気のいい女将さんが出迎えてくれる。
 雨の日で人出はなく独占状態。炭酸水素塩泉で、飲泉も可能。飲んでみると初めて味わう味ではあるが飲みやすい。そして浸かっていてのまろやかな気持ちよさが特徴。湯量のコックも個人で調整してよく、温度調整も自由自在だった。
 湯上りに女将と話しこむと、この温泉で作ったと言う温泉たまごを提供してくれた。そんな前を1両の大糸線を走る電車が通過して行く。電車を見るにもいい場所であった。
5月10日  26

百合居温泉

(長野・栄村) 
百合居温泉  200円
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プレハブ構造
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 簡素な作りだが広い
 畑の中に同化し、横のビニールハウスの物置のようにも見える場所が、温泉だった。マニアには知られた場所のようだが、当日に知り、出向いてみた。

 プレハブの内部は、簡素であるが過不足なく休憩所やトイレなども造られている。手作り感が出ているが、その風合いがいい。浴槽は広く、ちょうどいい温度で溜まっていた。無人営業ではあるが沸かし湯であり、その燃料費なども含め、どんな運営方法なのかと気になったりする。

 それより、ジモティーの利用者に聞いたところ、かなり湯量が減ってきており、地震の影響などがここの湧出量に影響しているようだった。その減り方が顕著で、「もうじき利用できなくなるのでは」などと仰られていた。「そうなったらそうなったでしかたない」ともいい、楽天的な動じない強さも感じられた。
5月 9日  25

湯の小屋温泉

(群馬・みなかみ町) 
湯元館  800円
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主要道に面し判りやすい
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内湯のみ 
 この場所にして高額と思ったが、周囲はさらに高い。付加価値をつけて持て成す温泉場のよう。1000円払うと、また別の露天風呂がある。

 こじんまりとした建物で、駐車場もそう広くない。浴室への通路も狭く、やや閉鎖感を感じる施設であった。浴室もこじんまりしているが、野外が良く見えるために開放感はある。逆に、外から内部も見えるだろうから、女性は注意かも。

 柔らかな湯がかけ流しで流れ込んでいた。開け放たれた扉から心地いい風が入り、他に客もおらず気持ちいい限り。複数人利用者が居たら、また違った印象になっただろう。
5月 4日  24

樫立向里温泉

(東京・八丈町) 
ふれあいの湯  300円
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一番の賑わう場所
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露天 
 前日の14時頃に訪問したら、広い駐車場が埋まり、さらにサイクリストの自転車で溢れ、もの凄い込みように尻込みして入らなかった場所。これを踏まえて、翌日遅い時間で訪ねてみる。

 八丈島の中心地から一番近く、多くの人が利用しやすい立地であり、一番混む場所のよう。多くを受け入れられるよう広さがある浴槽だが、この日も芋の子状態で、内湯の撮影どころではなかった。

 笹かぶれの身体に、塩泉が沁みて心地よく、じっくりと浸かる。やや熱い湯であり、長湯をしている人は少ないように見えた。
5月 3日  洞輪沢温泉

(東京・八丈町) 
洞輪沢温泉  休止中
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行ってはみたが
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やっていなかった 
 残念だがやっていなかった。
5月 3日  23

中之郷温泉

(東京・八丈町) 
足湯きらめき  無料
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大展望の足湯 
 太平洋を見下ろしながらの湯は格別で、侮れない足湯。自然とのんびりしてしまう場所で長湯が出来る。
5月 3日  22

中之郷温泉

(東京・八丈町)
やすらぎの湯
 
300円
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ジモティーが多く利用
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内湯のみだが心地いい 
 気さくなおばさんが出迎えてくれる湯で、島内で一番の好印象の場所であった。ここも当然塩泉で、暖まる湯。内湯しかないものの木作りの浴槽が心地いい。ジモティーが多く、なにかビジターがわずらわしいような雰囲気も感じられた。観光地なのでしょうがないだろう。
5月 2日  21

自然地熱サウナ

(東京・青ヶ島村) 
ふれあいサウナ  300円
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池之沢ひんぎゃ近く
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自然のサウナ
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いちおう湯もはってある 
 青ヶ島唯一の温泉施設。と言ってもサウナではあるが、在ってありがたい施設であった。自然の熱を利用している為かどうか判らぬが、低い温度の割には、表示以上の高温を感じ、それで居ながらまろやかなサウナであった。

 入浴前に施設前の地熱釜に食材を入れておくと、風呂上りに美味しく食べられる楽しみがある。

 入浴は、フルネームを書いてから入るシステムで珍しい形式。
5月 1日  20

末吉温泉

(東京・八丈島) 
 みはらしの湯 500円
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八丈島灯台近く
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内湯はやや熱め
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 この開放感
 露天の展望で有名な湯。絶景を眺めながらの湯は利用者を黙らせるようで、みな静かに遠望しながら浸かっていた。

 内湯はやや熱めであり、露天の利用者過多で、空いていていいと言う利点もある。それでもやはり露天は素晴らしい。不老不死温泉に通じる景観であるが、美しさではこちらに軍配が上がるだろう。
5月 1日  19

裏見ヶ滝温泉

(東京・八丈町) 
 裏見ヶ滝温泉 無料
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この景色に言葉は要らない
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 白濁は、かなり強塩泉
 混浴の水着着用の施設。脱衣場も男女一緒で、混みあう場合は抵抗がある人がいるかもしれない。また、公衆トイレもあるので、女性は工夫できるかも。
 塩くどい湯であるが、この景色に文句なし。そして水着など脱ぎたい気分にもなるが、決まりなのでしょうがない。見下ろすと小滝が落ちている。野趣溢れる自然の地形の中に作られている。

 翌日以降の連休ハイシーズンでは、かなりの混みあいをみせていた。
4月26日  18

八塩温泉 

(群馬・藤岡市)
八塩館  650円
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昭和な雰囲気
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内湯のみだが開放的
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この開放感。新緑!! 
 八塩温泉域において、神水館が日帰りの利用受け入れをやめてしまった。残念だが、これも時代の流れ。そしてこの八塩館は、以前に出向いたときには、日帰りは出来ませんと断られた湯宿であった。ダメモトでしつこくも尋ねてみると、今回はOKとの返事だった。どういうことなのかは判らないが、利用できるのはありがたい。利用できないと、日帰りのビジターは、八塩温泉で入る場所がなくなってしまう。某ホテルもあるが、電話しても行っても、誰も出ない過去がある。
 源泉温度が低いので沸かし湯。そして循環機構。それでも、ドバドバと流れ入る仕様に、そしてガラス張りの仕様に、心地いい限り。もう少しぬる湯を思っていたが、やや高めに設定してあった。神水館の方は、ここが選べたのだが、ここは一つしか湯壷はない。
 洗い場も鏡はなく外を向きながらの独特形態。でも心地いい。新緑が眩しい。八塩温泉に入ると、上野村の浜平鉱泉の親父さんを思い出す。温泉認可の初期登録は、八塩と浜平とで同じ年にされたと聞いている。
4月19日  17

湯端温泉

(群馬・高崎市) 
湯端温泉  600円 yubata1.jpg
湯端の湯の方に入る
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貸切風呂
 久しぶりに訪れる。前回はリニューアルしたばかりのときで蛍の湯の方へ入った。湯端の湯の方は、昔からの湯殿であり、こちらに入りたいと思っていたところ、タイミングよく入ることが出来た。
 この湯屋は、完全予約制となったようで、飛込みでの利用がしづらくなったよう。でも、その予約の状況により融通はしてくれるようであり、今回がそれだった。谷間から運んでくる湯であり、それがチョロチョロと流れ入っている。独特の臭いと塩分の源泉、沸かし湯と判っているが雰囲気(大気)が心地いい。さらに、温度も自分で可変でき、自由度があるのもいい。予約は、混雑を避けしっぽりと入れる利点もある。一長一短。知らないで訪れた方は・・・。
4月18日  16

高原鉱泉

(富山・富山市) 
高原鉱泉 420円
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街中の狭い場所に
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内部は銭湯な感じ 
 ナビに従い狭い路地を行くと、広めの駐車場を構えたこの場所に辿り着く。昼を回った時間、けっこうに利用者が居た。昔からの地域の憩いの場所なのかも。その前に「たかはら」と読むのだと思っていたら「こうげん」のよう。
 湯の特徴を書きたいが、どうにもそれが判らず水道水のような感じしか得られなかった。感覚が鈍いので申し訳ないが、鉱泉成分も・・・。内部が、銭湯な造りなので、その印象からかも。料金も銭湯料金であり、これを銭湯と言うのだろう。
4月11日  15

(長野・上田市) 
半過観音
大慈の湯 
無料
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フェンスの向こう
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 コックを捻る
 山を降りて歩いていたら見つけた温泉。入ることは出来ないが、コックを捻るとドバドバト出てくる。硫黄臭がしてすばらしくいい湯。加温せねばならないものの、夏場なら入れそうな温度だった。色こそ違うが、上山田温泉の湯に似ている印象を持った。付近からは良泉が出るようだ。山の斜面から出ているようで、上から引泉しているパイプが見える。

 ここで入れたら・・・。手だけだが、じっくりと湯を楽しむ。
4月5日  14

万座温泉

(群馬・嬬恋村) 
万座ホテル聚楽  1000円
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雪深い場所ならではの構え
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内湯
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露天 
 ハイウエーの通行料が1050円であり、往復で2100円。この時期はこの負荷が避けられないが、そのおかげで雪景色が楽しめる。そして極上の硫黄泉が楽しめる。

 久しぶりの万座温泉。現地入りしあちこちの湯宿と迷ったが、ここにした。現地へのアプローチ道には、雪かき用のブルドーザーが忙しそうに動いていた。2000m付近であり、まだまだ雪深い。

 広い温かいロービーに出迎えられ、迷路のような通路で湯殿へ行く。そしてそこには乳白色の心地いい湯が待っていた。熱い印象があったが、心地いい温度で長湯が出来る。露天に出れば寒風に当たりながら楽しめる。小雨模様であり、少し暗い景色ではあったが、湯気が立ち登る斜面を見ながら、それこそ雲上の湯。

 湯上りは、床暖房の利いたロビーでうとうと・・・。湯が強いので入り過ぎだと湯疲れをしてしまう。ほどほどに。硫黄の香を纏って山を降りる。
3月29日  13

戸倉上山田温泉

(長野・千曲市)
戸倉観世温泉  300円
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 2回目の利用。

 緑色の湯で有名な場所。硫黄臭の心地いい湯で相変わらずの人気。それで居ながら回転も良く混雑は無い。昔ながらの番台があり銭湯の雰囲気の場所。カランからも温泉が出てくるので、気になる人は気になるか。でも文句なしの湯で、上山田の湯にハズレなし。
3月28日  12

鳥井原温泉

(新潟・湯沢町)
 ハーブの湯  600円
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まだまだ雪深い
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内湯。露天は撮れず
 ノーマルタイヤで出向いたら、帰れないのではと思うほどに、まだまだ雪があった。館主が雪かきをする姿も・・・。

 スキーヤーか、少しアプローチが悪い場所に、駐車場が満車状態なほどに賑わっていた。湯は柔らかく心地いい。そして温度も適温で長湯が可能。寄せ付けるのは湯の良さということだろう。なにかハーブが浸けてあるのかと思ったが、そうではないよう。露天も開放感があり心地いい。雪景色を見ながらじっくりと浸かる。

 山でかなり疲れたので、本当に気持ちよかった。
3月21日  11

岩下温泉

(山梨・山梨市)
岩下温泉旅館

旧館 
 500円
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明治8年建造
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内湯 奥に加温槽
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源泉槽 混浴は廃止
 山梨において最古と言われる温泉。地域内の狭い場所を行くと、川のほとりに旅館が見える。ただし駐車スペースが限られ、新館で問い合わせると、路上駐車を促され、そのようにする。そうしても交通に支障がないほどにのんびりしている場所。

 旧館に行くと、その小奇麗さに驚いた。管理が行き届いている。黒光りした廊下を行くと、すぐに右に源泉槽が青く見える。その向かい側が脱衣場で、源泉槽へは裸でこの廊下を横切らねばならない場所。昔はそれでよかったが、今はかなりドキドキする行為となるだろう。その源泉は28度と低く、まずは加温槽のある内湯に入り暖まる。

 柔らかい湯で、チョロチョロと湧出している源泉が、手前の源泉槽に流れ入っている。この湯は飲泉も可。暖まったら廊下を跨いで大きな源泉槽へ行く。板張りされた向こう側では女性が入っているよう。少し前は、この板張りがなく混浴だったようだが・・・。冷たい湯と感じたのは最初だけで、入っていると心地よくなる。ただし、本当の冬季だと冷たすぎて辛いだろう。少し温かくなってきてから楽しめる場所。

 気持ちいい、風情を感じる温泉だった。
3月 8日  10

 御所平温泉

北軽・応桑温泉

(群馬・
   長野原町)
かくれの湯  900円
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冬季、アプローチが大変
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雰囲気のある内湯
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この景色!! 
 二回目の訪問。現地.への雪道に、普通車ではかなり困難で、四駆でもドキドキしながら現地入りした。当初、やっていないのでは・・・と思ったが、やっていた(笑)。そして以前にも増してパワーアップし、増築中の場所を覗くと、すばらしい客間が出来上がっていた。多くを受け入れる為に準備しているよう。これらを全て館主一人でやっているから凄い。
 硫黄の香がする炭酸泉。内湯は49度ほどの源泉がそのまま溜められているので、やや熱いが、シカシカとして気持ちがいい。熱湯好きにはたまらないだろう。そして皮膚に付着する炭酸成分。美肌の湯ともなろうか。
 そして露天。この雪景色の中、程よい温度になった湯にのんびりと浸かる。こちらは41℃くらいか、長湯が出来る。
 男女の浴場は日によって入れ替えているよう。2回目にして両方入ることが出来た。
 テレビ放映され、有名人も訪れるようになったよう。雪がなくなれば混雑するだろう。雪のある時が狙い目。
 
2月22日   9

 川原湯温泉

(群馬・
   長野原町)
王湯会館  500円
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新設された王湯
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内湯
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 露天
 八ッ場ダムに沈む旧川原湯温泉。ほとんどの宿や住宅が代替地移転を終え、王湯もまたこの地に新設された。
 まだ完全に周辺施設が完成しておらず、駐車場から3分ほど歩いて現地入りせねばならない。晴れていればいいが、悪天時は厳しい現状と見えた。それでもありがたいワンコインで洗剤もある。そして相変わらずの熱い湯が楽しめる。源泉温度は76度。それがそのまま注ぎ込まれている。内湯はその湯量が絞られぬる湯ぎみに溜められ、露天は熱い湯が楽しめた。
 以前とは雰囲気が変わった中、相変わらずの湯の存在があり、香る硫黄臭に目を瞑れば以前のまま。
 ややこじんまりとした施設、この先口コミで広がれば混み合うようにも思えた。新設とならば、もう少し広く・・・と思えたが、ここも以前と同じような・・・を継承したのかも。
 新しい道が切られアプローチも良くなった。ダムのマイナス面に対するプラス面も感じられた。
2月14日   8

 国母温泉
(山梨・甲府市)
国母温泉  400円
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大通りに面した街中温泉
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内湯
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露天
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 昔の露天?

 山梨に多い温泉銭湯と呼ばれる一つに立ち寄る。大通りに面し、何となく雰囲気がいまひとつだが、そのお湯は嘘をつかなかった。

 番台に居たおばちゃんは、全くの無言。こんな性格なのだろう、それはそれとして・・・。

 レトロな脱衣場の先に明るい浴室がある。源泉は46℃とあったが、入った感じは42〜3℃な感じであった。脱衣場の注意書きに入浴時間は5〜10分とあったので、泉質が強いのかと思い、注意しながら利用する。

 琥珀色の湯で柔らかい湯。思うほど熱くなく長湯も出来る。露天に行くとさらに長く入ることが出来る。その露天からその外側を覗き見ると、驚くほど大きな、池のような場所が見えた。ここも湯壷だったのか、だったとすると凄すぎる。街中のこの場所で、ここほど大きな湯壷は・・・。

 銭湯系なので洗剤類はない。そして休憩場所もない。シンプルでいい。
2月 8日   7

伊香保温泉
(群馬・渋川市)
ふくぜん  860円
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伊香保の老舗
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大展望の内湯 
 あの福田さんのふくぜん。上州人であるならば、一度利用しておかないと・・・。

 ただ少し、施設全体が古くなってきており、一昔前の旅館の感じが強い。それもまた良さとは思うが、ちょっと華やかさに欠けるような印象があった。

 エレベーターで6回に行き浴室に入る。ドバドバと流れ入る湯量が気持ちいい。ここは白銀の湯で透明。窓の外には赤城山が見える。榛名の麓なら榛名を望みたいような気もするが、立地上は無理。小野子山と赤城山塊を見ながらどっぷりと浸かる。

 利用者も疎らで、伊香保でありながら芋の子でないのがいい。
1月31日   6

山宮温泉
(山梨・甲府市)
山宮温泉  600円
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狭い敷地に工夫した設計
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源泉槽(左)と加温槽
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露天側につぼ湯 
 昇仙峡側から降りて行くと、この温泉場の案内看板が見えた。老舗のような古い看板であったが、現地に行って見ると、リニューアルしたのか綺麗な施設で出迎えてくれた。道路に面し現代風な雰囲気の場所だった。昔からの場所で、狭いながら工夫して設計したのだろう。

 中に入ると、綺麗な女性が出迎えてくれる。物腰も柔らかで言葉遣いも丁寧。もうこの時点でやすらぎを与えてくれていた。

 浴室はそう広くはないが、5名ほど利用者が居たが、それに対し狭さは無かった。源泉槽と加温槽がある。そして室外につぼ湯があり、こちらはかなり温い。ただし浸かってしまえばこの時季にしても入っていられる温度。

 ここもぬる湯の温泉で長湯が出来る。なかなか気持ちのいい温泉だった。昇仙峡の帰りに一番近い湯となろう。料金も手ごろで判り易い場所に在るのもありがたい。
1月24日   5

上栗山温泉

(栃木・日光市)
開運の湯  500円
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村落内にぽつんとある
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内湯のみ 
 予定していた場所に2軒ほどふられ、ここに辿り着く。かなりコンパクトにこじんまりとした営業形態。構えも堂々としているというよりは、ひっそりと身を隠すような感じがあった。中に入るとすぐにコタツで休憩している客の姿が見られ、受付のおじさんが談笑していた。至極アットホーム。浴室は開け放たれた窓から寒気が入り寒かった。でもそのおかげで、湯の温かさが強く感じることが出来る。茶褐色の温泉らしい色合いに、肩まで浸かり山で冷えた体を温める。鉄泉であり泉質からも温まる湯でもある。向かいの山を眺めながらしっぽりと浸かる。
1月18日   4

玉川温泉

(山梨・甲斐市)
玉川温泉  500円
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畑の中にポツンと立つ
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ドバドバ流れ出す源泉 
 前日に続き、源泉掛け流しの湯。山梨には、「こんな場所に・・・」と思う場所が多いが、ここも最たる場所であった。ナビの案内がないとちょっと判り辛い場所に在る。
 入口では女将が出迎えてくれる。あった瞬間、その独特さが伝わってくる。元気な女将・・・。
 浴室は、やや狭い通路を行くとある。そして中に入ると、驚くほどの湯量。ドバドバと洗い場にオーバーフローしている。そして換気扇を掛けていない室内は、モウモウとしている。
 微炭酸泉で、気泡が身体に付着する。ちょうどいい湯温にゆっくりと浸かる事が出来る。気持ちいいほどの湯量なのだが、毎分250リッターほど。おそらくは湯壷が湧出量に見合っておらず小さい事もあるのだろう。でも気持ちいいこと限りなし。カランからも温泉が出ている。なお、洗剤は置いていない。
1月17日   3

はやぶさ温泉

(山梨・山梨市)
はやぶさ温泉  600円
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民家風
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この時季モクモクの内湯
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巨岩構造の露天 
 駐車場には県外のナンバーが目立つ。そこだけ見ても良泉に思えた。民家風の建物前の庭は、枯山水風に纏めてあり、しっかり手入してある。細かい所まで気遣える経営と見て取れた。

 やや狭い廊下を行くと浴場となる。脱衣場に入ると心地いい臭気が感じられた。これは硫黄の臭い・・・。浴室に入ると、4m先が見えないほどに湯気が舞っていた。温泉はこれでいいと思う。先に体を洗おうとカランを捻ると、カランのお湯も温泉水だった。

 内湯は、鯉の口からドバドバと噴水のように流れ入っている。源泉掛け流し状態で、飲泉も可。泉温よろしく41.3度で、絶妙な温度で湧き出している。

 先に露天に入る。日差しが入り心地いい時間帯に利用することが出来た。外気温は2℃ほど。ややぬるめとなり長湯が出来る。こんな心地いい温泉だったとは・・・。

 内湯は露天に比べると2℃ほど高く、仕上げに入って温まる。

 山梨には侮れない温泉が多い。まだまだ知らないいい湯があるのだろう。
1月11日    2

蓼科温泉

(長野・茅野市)
蓼科パークホテル   800円
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この時季、駐車場はツルツル
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内湯。夜は夜景が良いよう
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露天。なぜか丸太で目隠し 
  駐車場がスケート場のようになっていた。冬季は注意。ロビーから浴室までがかなりある。展望のいい場所に設置したので、そのためだろう。そこからの景色は日中はいまひとつだが、夜間はいいようだ。

 湯はヌルトロ。源泉温度が低いので加温してあるよう。外気温は、ここでマイナス3℃。露天の丸太は、目隠しもあるのだろうが、風除けでもあるのだろうと予想できた。しっかりと浸かり、しっかりと温まる。心地いい。カランの調整も抜群で、レスポンスがいい。景色を見て思ったが、秋頃が一番いい時期か、カラマツの黄色に囲まれて露天に入ることが出来るだろう。

 湯上りはロビーでマッタリする。フカフカのソファーに座り本を読む。暖かい室内に温まった体。うとうとしたり・・・。
 1月 2日  1

山口温泉
(山梨・甲斐市)
 
山口温泉     600円
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住宅地の中に
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内湯
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露天

  2回目の訪問。年末年始の疲れをぬる湯で癒そうと思い、韮崎旭温泉に出向いたが、休みだった。次にフカサワ温泉に行っても休み。山梨において、正月の温泉文化は無いように感じた。そんなこんなで、二度目の山口温泉となった。

 ややぬる過ぎると思えたが、そのためか空いていた。流石に露天では温度が低すぎ、15分ほど我慢して浸かったが、外気温度が低すぎなのだろう湯温が39℃を切っているようだった。内湯でじっくりと1時間ほど浸かる。シュワシュワの炭酸塩泉で、全身に気泡がつく。結果、湯上りがしっとりし、女性なら化粧水要らずとなろう。

 あつ湯もまたいいのだが、ぬる湯の効果は、じっくりと芯から温まる効果。2時間ほどかけて帰宅してもなお、ポカポカと暖かい。温まらないようで温まるぬる湯。