天狗原山  2197.1m        金山     2245m       茂倉峰    1650m 


 白倉峰      1585m         黒沢峰     1550m      雨飾山  1963.2m
 

 2003.11.2  


   晴れ   単独     栃の木亭付近から半時計回りに周回    行動時間:11H1M


@林道途中0:25→(51M)→・天狗原山登山口1:16→(184M)→・天狗原山4:20〜27→(42M)→A金山5:10〜22→(118M)→・大曲分岐7:20→(60M)→B雨飾山8:20〜53→(117M)→Cキャンプ場10:50→(36M)→・林道途中駐車場所11:26


   カメラを忘れてしまい、しょぼい携帯カメラで撮影。残念ながら各ポイントで殆ど撮影せず。
teisya.jpg  kanayama.jpg  kanayamakaraamakazari.jpg  sasadaira.jpg 
@栃の木亭から林道に入り、
途中の余地に車を置く。
(帰りに撮影)
A金山山頂。 A金山から雨飾山。 笹平から雨飾山
sancyouhyoucyuu.jpg  sanncyoukarasasadaira.jpg  hokora.jpg  yakedake.jpg 
B雨飾山 B雨飾山から笹平。 B山頂の祠 B焼山方面。
nishimine.jpg  douhyou.jpg  tozanguchi.jpg  syo-to.jpg 
B西峰側 笹平分岐標柱。 Cキャンプ場登山口。 ショートカット道、麓側口。


 

 20:40家を出て、現地にはちょうど0:00に着いた。周回を考えて駐車場所の選定をするが、金山登山口まで行ってしまうと、帰りが苦労する。よって栃の樹亭の東側の林道へ停めた。分岐から100Mほど入ったところ。すぐに用意をして、0:25歩き出す。この時期にしては気温が高く、すぐに暑くなる。服の選定を間違えたかと後悔したが、谷あいを進むに連れて次第に気温が下がってきて、次第に冷え込んでくる。林道をずんずんと歩くと、少し林道歩きに嫌になり始めた辺りに登山口はあった。場所が判り辛いと聞いていたが、はっきりと判る標柱があった。

 
 登山道に入る。初め歩きやすい道が続く。次第にガレた道、そして勾配のきつい道、さらにはヌタ場が現れ、少しづつ負荷が掛かってくる。沢の中を歩く道は、前から熊でも来たらと少々ビビリながら歩く。と言うのも、少しガスが出ていて視界が狭まれているからであった。それでも少しガスが晴れると、闇夜ではあるが右側に大きな山が見えてくる。おそらく火打や焼山だろう。そのシルエットを堪能。

 天狗原山では薮の中に突っ込み、暫く三角点を探すが見つからず。もう少し明るければ・・・。登山道に戻り、次の金山を目指す。急降下し、次にガレたトラバース、そして最後は草原のような緩斜面。5:10金山山頂到着。そこには一張りのテントがあり、中から若者がわざわざ挨拶に出てきてくれた。ここからの展望は良く、もう少し滞在していたかったが先を急ぐ為シゲクラ尾根に進む。

 残雪がありそこに一人分のトレースがある。先ほど山頂にいた方の跡らしい。登山道は滑りやすく、何度も尻餅をついた。この稜線は細かいアップダウンが多い。これほどのアップダウンは経験ないような感じでもあった。途中の茂倉峰は確認できたが、白倉峰と黒沢峰は、よく判らないまま暫定的に山頂を位置付けトランシーバーを握る。そして大曲分岐。ここは鋸岳への分岐でもある。それと判る水場があるのだが、登山道斜面を流れてきたような感じで、この時の気分ではちょっと微妙。でも稜線で唯一水が汲める場所であり、大事なポイントとも言えよう。登山道を真っ直ぐ進み、少し開けた斜面はちょっと道が判りずらいが、右側に沿って行くと再びクッキリとした登山道が現れる。

 8:00分岐。ここが小谷村へ下る下降点である。ルートを左に見ながら先を急ぐ。目の前に雨飾が見えその奥には北アルプスの山並みが白く輝いている。天気が良く各山々のモルゲンロートが見える。今日は残念ながらデジカメを忘れてしまった。ちょうど携帯電話をカメラ付きに替えたので助かっているが、とても勿体無い日であった。おかげで撮影に関しては意気消沈。撮るべき所で殆ど撮影せず通過してきていた。携帯カメラで撮っても、あまり見られるものではないとの認識からであった。

 笹平を経て急なガレ場を登り上げると、双耳峰になった雨飾山の山頂であった。東の方が高く、そこから見る西峰もすばらしい。糸魚川の町とその先に日本海が遠望できる。他の登頂者との長話もあり、少し長居をしてしまい8:53下山。下を見下ろすと次から次へと登山者が上がってくる。さすが百名山。岩尾根を下って行くと、木造の梯子やロープの流している場所があるが、そうたいして難しい場所ではない。荒菅沢まで下ると今度は再び登り上げる。そしてトラバース気味に斜面を下る。その間150名ほどに行き会ったか、やはり100名山たる所以だろう。早くに登頂し、そして降りてきて正解であった。

 キャンプ場手前には木道が作られ、沢の流れもあり気持ちが良い。キャンプ場には「登山口」と言う表記が無いのが気になった。ここからは車道を辿る。始めの分岐は左に進む。しばらく行き水が溢れ出している貯水槽がある、この先で「近道」と書かれた所に入る。枯葉で覆われた散策路があるようで、自然木で作った標柱が所々に立ってた。この近道から抜け出て降り立った所は、栃の樹亭のすぐ脇で、入口には散策路の標柱が立っていた。車道に降り立ち分岐を左に折れ、そのすぐ先が車の停車場所であった。

 帰りに露天風呂に浸かる。少し高温で全身がシカシカとするが気持ちの良い風呂であった。ここは一般観光客も多い為、早い時間だがにぎやかし居場所となっていた。

 
 帰路は睡眠不足のため、何度も仮眠しながら16時に帰宅。

chizu1.jpg  

              
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