大真名子山 2375.4m 小真名子山 2322.9m 帝釈山 2455m
女峰山 2483m 竜巻山 2224m
2003.8.31
曇り(ガス) 単独 志津乗越から時計回りで周回 行動時間:6H58M
@志津乗越6:39→(71M)→A大真名子山7:50〜59→(27M)→Bタカノ巣8:26→(29M)→C小真名子山8:55〜9:00→(22M)→D富士見峠9:22→(62M)→E帝釈山10:24〜27→(27M)→F女峰山10:54〜11:03→(18M)→G唐沢小屋11:21〜23→(19M)→H竜巻山11:42〜46→(15M)→I唐沢小屋再び12:01→(48M)→J馬立12:49→(29M)→K林道ゲート13:18→(19M)→L志津乗越13:37
@志津乗越からスタート。 | A大真名子山頂 | A大真名子山の祠 | A大真名子山の三角点。 |
Bタカノ巣 | C小真名子山 | C小真名子山三角点 | C小真名子山反射板。 |
小真名子山からの下り。 | D富士見峠 | D女峰山への登山口。 | E帝釈山 |
F女峰山 | F女峰山から帝釈山。 | 女峰山の祠 | G旧唐沢小屋 |
G新唐沢小屋 | G小屋内部 | 途中の崩落地 | H竜巻山から女峰山側 |
I唐沢小屋再び | I唐沢小屋水場 | 裏見の滝への分岐 | J馬立 |
K林道ゲート | L志津乗越帰り |
=簡単なメモ程度の作文です=
当初は夜歩きの予定でいたが、前日の飲み過ぎで出足で躓く。23時に目が覚めたものの出立できず。次に起きたのが4時。散歩を済まし、家を出たのが4時20分だった。暴走気味に現地へ急ぐ。伊香保から高速に乗るが、途中でエンジン警告灯が点灯。速度を落とし、しなしなと金精峠を越え、現地入り(6:30)。
志津乗越にはすでに4台ほど停車していた。すぐに用意をし6:39歩き出す。最初は登山道の周囲に笹が生い茂り、やや歩きづらい。高度を増す毎に道は明確になる。先に2人連れが出たようなのだが、なかなか追いつかない。かなりの猛者のようにも感じ取れる。八海山神像の足元を通り、どんどんと道なりに進む。そして直登ルートになる辺りで、先の二人が休憩していた。さらにその少し先で女性二人組みも追い抜く。やや強風の中、彼女らはかなりの薄着であった。
稜線に上がると三笠山神が待っていた。ここからしばらくで祠のある大真名子山頂に着く。三角点はさらに奥の場所に埋まっていた。ガスが濃くなりだし山頂標識まで戻って行く。すると先ほどの女性も登り上げてきた。二言三言言葉を交わし先を急ぐ。
北向きの暗い登山道を辿り鞍部まで降りると、そこは鷹の巣。ここから一気に駆け上がる。風が北から吹き上げてきており、周囲で木々を揺らし音を立てている。身をやや縮ませるように進んで行き、程なくして小真名子山頂に着く。山頂部は樹林帯で、一組の夫妻が休憩していた。その北側は開けた場所があり、そこには反射板が設置してあった。ここから一気に下る。ザレた道が多く、浮石も多い。一瞬ガスが晴れ、対面の帝釈山が姿を表すものの、それは一瞬であった。この斜面は特に標識が無く、富士見峠から上がる場合は慎重に上がるべきだろう。間違えることは無いが、不安になるような場所であった。
富士見峠。車道が上がってきており、峠の反対側へも抜けて行っていた。深く掘られた道は歩き辛く、避けるようにその横に踏み跡がある。これもしだいに広い道になってしまうのだろう。疲労もだんだん嵩み単調に登る。
帝釈山到着。相変わらず視界は無い、この先に僅かに危険箇所があるが、たいしたことは無い。さらに先で二人連れにすれ違う。会話をするも、ここまでの我がコースタイムに驚きのようであった。女峰山の最後の登りはいい感じ。穂先を目指す感じで槍ヶ岳に匹敵するようでもある。全ては周囲のガスのマジックか。
女峰山頂。ここでやっと腰を降ろした。風を避けるように東側に陣取りしばし休憩。この日初めて水を口にする。東側に祠があるが、何を祀っていたのかは判らない。少し登山道が判りづらいが、ペンキに従い下山。ザレタ道を下降し、樹林帯に入ると小屋はもうすぐであった。
唐沢避難小屋到着。新旧の小屋が並び、古い方はまず使えそうにはなかった。一方新しい方はきれいに整備されていた。水場が少し下らなければならないのだが、水が得られるだけでも小屋が映える。ザックをデポして竜巻山に向かう。日光市に続く道を辿るが、途中からどうも地図と違う所を道が辿っている。前女峰と竜巻山の東側斜面が崩落しているので、新しい道がつけられたのかと思った。ルート途中から稜線を辿り少し藪を漕ぐ。と言っても踏み跡は有るのである。やはり昔道があったのか。
竜巻山山頂。標識は無く藪の中がぽかんと半畳ほど空間が出来ている。小屋から思いのほか時間がかかってしまった。そして再び小屋まで登り返す。小屋からのこのルートはマイナールート。人影はなし。小屋に戻り、ここから水場に向けて下降。道は緩斜面でだらだらと続く。水場の水はなかなかおいしい水であった。この先で谷を右に渡り、右岸を下りて行く。だらだらとした長い下りであった。
裏見ノ滝への分岐。ガレた対岸にトラロープがあり、その場所にマーカーが付いていた。ここは場合によっては少し判りづらいかもしれない。馬立へは右に道をとり徒渉する。少し駆け上がるように対岸に這い上がり道に従う。先の高みに何か施設が見え、そこが馬立であった。最後は九十九折りを駆け上がり、馬立に着く。
林道を歩き出すと四駆車が3台追い越していった。さてどこに行って来たのだろう。この先ゲートがあり進入禁止のはず、色々考えながら歩いてゆくと途中左に一本林道が下っていた。地図を見ると野州原林道とある。なかなか長い林道だが、ここも一般車は入れないはず。この部分は疑問が残った。林道途中のゲートの前にはクラウンが停めてあった。そして男体山の稜線が近くなる頃、林道の先に車が見え出した。長い林道歩きは単調で嫌なものである。13:37登山口到着。