風窪頭　　１７６３．２ｍ　　　　　　　　　
　　　　　　
　   ２００４．９．２５　

　 　曇り　　　　単独　　　　白樺平入口付近から　　　　　　　　行動時間　：不明

　今回は霧が峰と美ヶ原の未踏ピークを全て踏んで来ようと、車中泊を入れた二日間の予定を組んだ。それから久しぶりに山仲間との宴会企画もあり、各方面からこの地に集結することにもなっていた。出向くメインは後者の意味合いが強いわけだが、それに託けての掃討作戦となる。

　まずは北から南に下る形で、武石村の方から４６４号を美ヶ原を目指して登り上げる。この日は非常にガスの濃い日で、ヘッドライトを点けながらノロノロと九十九折を上がってゆく。地形図と車のナビを見ながら風窪頭（かぜくぼあたま）の位置を探しつつ行くのだが、地形図には山頂を通る破線が入っており、その取り付きとなるのが　白樺平入口バス停付近となる。もうひとつ見晴台バス停の場所からも道が上がっているようだが、よく判らないまま通過してしまった。付近は立派な白樺が多く、それがガスに良く似合う。

　白樺平の大きな看板があり、その先の余地に適当に駐車する。 早朝ではあるが、以外や車通りが多い。ザックを背負って路上に立っていると、車内から不思議そうな目で見ているのが判った。白樺平入口バス停からの地形図に載る破線の場所は、車が通れる道幅で上に続いていた。ちなみに下山後に軽四駆でここを上がってみたが、草が生い茂り四駆のＬｏモードに入れてやっと走れるような場所となっていた。そこを足許を朝露でびっしょりと濡らしながら歩いてゆく。ガスが濃すぎて辺りが暗く、視界は１０ｍほどであった。

　山頂には三角点が見つかり、それにより達成感がある。確か歩行時間は１０分に満たなかったと記憶している。急いでトランシーバーを握り儀式に入る。既に付近に仲間を集結していると思ったが、スピーカーからは、らしき声はしてこなかった。下山。