螢塚山  1884.8m       
 
 2004.3.7   


   曇り     単独    丸沼高原スキー場でスキーがてらに     行動時間:記録なし


  記録なし


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丸沼高原スキー場 螢塚山山頂 山頂の道標 山頂から錫ヶ岳側



 2009.07.09 再作文

 週末はスキーをしたいとの要望があり、場所を丸沼高原と選んだ。ここには未踏の螢塚山があり、スキーついでに登るには適当な山であった。

 丸沼スキー場は家族連れで大賑わいであった。ただ、やや天気が悪く、リフトの始動は遅れていた。ここは駐車場でさえ1600mほどの標高があり、ただでさえ寒い。身を屈めながら開業を待つのであった。

 30分ほど遅れたか、リフトが動き出す。いそいそと乗り込み、5〜6本ゲレンデを滑り、それで満足。どちらが主なのか判らぬが、螢塚山を目指す。最高所まで登るリフトを使い、最短距離で省力を図る。ただこのリフトはあまり利用者が居なく、頂上駅の管理人の視線を強く感じる場所であった。小水に行くふりをしてゲレンデを離れる。ゲレンデは踏み固められているが、一度そこを離れると、場所によっては深いラッセルとなった。今日の板はロシニョールのフリートレック。そこにシールを張る。しかし深いラッセルは苦手であり、スキーを履いている効果はあまり無いような場面もあった。

 堅くなった雪面もあるが、半分くらいはもがきながら南に進み、途中で西に進路を変えた。ガスがかかって視界が無くなる天気ではなかったので、これ幸いにコース取りは適切に出来、目指す高みに順調に近づいてゆく。ゲレンデからのBGMが聞こえ、自然の中に居るにおいて何か違和感を感じるが、軽快なリズムは幾分か行動の助けとなっていた。

 山頂直下でヒールサポートを一番上に上げ、急斜面を九十九折に登ってゆく。板の長さが無いので、グリップ力が弱く、何度も足を滑らせる。“登坂には長い板が欲しい”と内心思うのであった。それでも何とか登りきり、山頂に立つ。

 螢塚山の山頂には立派な標柱が立ち。40センチほど顔を出した状態で待っていてくれた。周囲の展望は、何とか霞んだ先におぼろげに見える程度で、何となく楽しめる程度となっていた。トランシーバーを握り、ゲレンデに居る同行者に連絡を取る。下は楽しく滑っているようだ。シールを外し、そこに合流するべく滑り降りる。滑り降りると言っても、滑れるような場所はあまり無く、緩斜面を往路のトレールに乗るように足を滑らせて行った。

 ゲレンデに戻り、2本ほど滑ったらそれで満足し車に戻る。やはり今日の目的は山だったのかも・・・。

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