物聞山  900m       
 
 2004.6.5   


   曇り     単独    伊香保ハイランドロープウェー麓駅から     行動時間:59M


@ロープウェー麓駅17:27→(29M)→A物聞山17:56〜18:20→(6M)→@麓駅18:26


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@伊香保ハイランドロープウェー不如帰駅。 上部にコンクリートの吹きつけノリ面が見えたら、東側にずれる。 途中から見るロープウェーの支柱。 尾根の途中にあった烏天狗像。 
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A山頂部の祠跡  A水鉢  B下山。登下降した斜面を振り返る。   



 2009.01.08 再作文(記録メモ程度につき)

 珍しく伊香保温泉に泊まる企画があり、榛名山系で唯一残していた物聞山を狙う。その狙うにあたり、スケートセンターのある南側から車道が降りているので伝えば早いようだが、こちらは下って登頂の形となる。山なので登って登頂となりたい。とすると麓側のロープウェー駅辺りから入るのが順当となる。ただ、上をロープウェーのゴンドラが通過する中に歩くのは、かなりの抵抗がある。ここが登山対象の場所であれば問題ないのだが、ゴンドラ下はロープウェーのメンテの方くらいしか歩かない場所である。登りたい欲求に対して、ちょっとした障害があるのだが、この障害を回避する為に閃いた。ゴンドラの最終便以降に登れば良いのだった。

 不如帰駅の駐車場からゴンドラ下の斜面を見上げると、薄っすらとした踏み跡が上っていた。静かになった不如帰駅の脇を通過し、斜面に取付く。暫く直登するように真っ直ぐ上るが、途中で九十九折に変わる。簡単に登ろうと思って普段着の軽装で来ているのだが、しっかりと汗をかいてしまう。どんどん上にあがると、雑草の植生が濃くなり、衣服の汚れも気にせねばならなくなった。

 右側にコンクリートの吹きつけ斜面が目立つようになったら、左側にずれてゆく。ゴンドラ下の谷斜面には、いくつかの踏み跡があり、右岸寄りに歩き上げても尾根に取り付きやすい感じであった。そして尾根に乗り、少し下るように北に進んで行く。途中に烏天狗のような像もあり、何か信仰の山のようであった。山頂に到達すると、そこに祠があったと思われる石積みが目立つ。よくここまで持ち上げたものだと感心してしまうほどに大きく、量もあった。とするとそれほどに信仰があった祠があったと言う事になる。それにしては荒廃が進んでしまい過ぎている。信仰心もある時代でプツンと切れてしまったということか・・・。

 展望は皆無。トランシーバーを握り、のんびりと長話となった。そして20分ほど話して山頂を後にする。下山は夕食の時間もあり、その前に風呂にも入りたいので、それこそ滑り降りるように駆け下りた。この日の宿は老舗の「金太夫」だった。

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