新三郎  1681.5m         
      
    2004.12.25 


   晴れ    単独    栂峠川沿いの林道から        行動時間 :不明



  登山記録・写真ともに紛失、記憶に頼る。(2008.3.12 再作文)



  ぶどう峠から赤火岳を往復し、次に新三郎を狙う。ぶどう峠から一番近いアプローチは、このまま北を向いて進めばいいのだが、なかなかのアップダウンの数で、ここはパス。北相木村側に下って栂峠川に沿うように林道を伝う事にした。もう一つは北の新三郎沢からも良い林道が入っているようだ。

 124号線を西に下って行く。木次原地区を過ぎ左に加和志湖が見えたら、その先右側の林道を入って行く。ダート林道をしばらく行くと途中のカーブする所で行き止まりであった。見た感じ最近も工事が続けられているようで、一応開削中と認識した。ただこの日は土曜日、通常は土曜日でも土木作業はするだろうから、工事が続いているように見えるだけだったのかもしれない。

 準備をして栂峠に向けて歩いて行く。東側を見ると新三郎の西側が見えるのだが、岩などが目に入り結構に荒々しい山に見える。ぶどう峠まで稜線を見ると、やはり稜線伝いに歩かなくて良かったと思えるほどにアップダウンがある。こんな場所であるのだが深山に居るような雰囲気があった。しばらく行くと「栂峠」と書かれた道標があり、山道が山腹に付いていた。ルートが途中で分岐したが、旧道か少し崩落したために新道が切られたようであった。地形図の破線とは少し逸れたような場所に道があるようで、登り上げた場所は送電線鉄塔に近い所であった。ここから県境稜線側に東に進む。この辺りは鉄塔の立派な巡視林道があり、それに伝うだけであった。

 県境に乗ると、そこが栂峠となる。道標があったのだが、どんな物だったか思い出せない。群馬側に一段下がった位置に林道が切られ南北に続いていた。これが新三郎沢から来る林道である。林道に乗って少し行き、その林道が東側に下りこむ所から右(北)側に向かう。時折マーキングもあり、踏み跡も確認できた。山頂が近くなると岩の露出した場所も多く、グリップの良い登路であった。

 山頂に着くと三角点が出迎えてくれた。意外や展望があり、周辺の景色が楽しめる。歩いて来た栂峠川沿いの林道も西に見下ろせる。12月後半なのだが、ポカポカと暖かく長居をしたような・・・。往路を戻る。

chizu1.jpg

chizu2.jpg


                                     戻る