袖崎山  1395.9m      
      
  
  2004.10.24 


   晴れ     単独     JR日本最高所南側        行動時間 :不明



  登山記録・写真ともに紛失、記憶に頼る。(2008.6.4再作文)



 岐阜の出張を終え、やや疲労が溜まり歩きたい欲求が無かった。さりとて家にじっとしていることが出来ず外に出てしまう。ほとんど病気の領域である。今回は簡単に踏める袖崎山を狙うことにした。おそらくほとんどの方がこの山を意識しないであろう。登山対象の山ではなく、三角点ハンターが気にかけるくらいか・・・。そもそも地形図には表示が無く、ましてやエアリアマップにも記載は無い。唯一、日本山名事典に掲載されているだけの山である。

 現地は、野辺山のJR日本最高所の南に位置する。最高地点の踏切を越えてすぐの分岐正面には、大きな建物があり、この一帯のゴルフ場の施設のようであった。最初は左に入って行く。右(南)側に山頂があるのだが、あまり歩き易そうな斜面でなく400mほど進んで引き返す。次に先ほどの分岐を施設を左に見ながら北側に進むと、分岐から130m進んだ場所から地形図に無い道が左に入っていた。これは間違いなくゴルフ場内に行く道なのだが、ブルジョア達の高級車が行き来している様子からしても間違いないようであった。ゴルフはしないので少し後ろめたいのだが、侵入させてもらう。

 ゴルフ場への道に入り200m進むと右カーブになり、その先は一直線にゴルフ場に向かっていた。丁度このカーブを曲がりきった辺りの東側が袖崎山となる。ちらほら車通りがあり、ゴルフ場のマイクロバスの通過も多かった。なんとなく路肩駐車がしずらい場所で、エンジンをつけたままハザードを出して駐車とした。急いで行動する。路肩の1.5mほどを上がると、ゴルフ場の管理用道路的な道があり、それを北側に伝ってゆくと小屋のような施設があった。確かポンプ小屋のように記憶しているが、確かではない。小屋が建つ周りは歩行が可能だが、その外側周辺はやや藪っぽい。かき分けながら少しゴソゴソとしてみるが、標高としてはこの周辺が一番高いようである。三角点は数十メートル北側に位置しているようだが、事典を見ても三角点ポイントで山頂とはしていないようである。ここでトランシーバーを握り儀式とした。

 急いで下り車に戻る。朝方に出向いたのだが、少し遅らせて、ゴルフのラウンドが始まる頃に出向けば車通りは少ないであろう。登った達成感は全く無い場所であるが、ここも山。一座は一座である。付近の現在は地形図では判り難いが、「google map」で見れば一目瞭然である。

 余談になるが、ここを訪れる前(1年ほど前)に、国道141号を挟んで袖崎山と対象側のエリアに入ったことがある。県境辺りの場所から廃林道が降りていて、それが散策路の様になっていてけっこうに歩き回ることが出来た。水の流れがあったり、気持ちよい場所であった。山菜も取れるようで、らしいマーキングが点在していた。

 
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