トーミノ頭  2320m       
 
 2004.8.8   


   曇り     単独    車坂峠から     行動時間:不明


@車坂峠13:01→(74M)→Aトーミノ頭14:15→(?M)→@車坂峠


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@車坂峠から入山 周辺はガスが沸き立っていた。 Aトーミノ頭側から車坂峠側。


 作文紛失につき再作文(2008.10.23)

 この日は午前中に小用がありスロースタートで家を出た。碓氷峠を越え軽井沢を抜けて、小諸からチェリーパークラインを登ってゆく。高峰高原や湯の丸高原で遊んで来た方が続々とすれ違ってゆく。車坂峠に着くと、観光客に混じって登山を終えてきたハイカーの姿も沢山あった。既に昼を回っており、黒斑山辺りならちょうど下山時刻になるわけであった。皆登頂を終えて満足そうであり、誇らしそうでもあった。

 下山者とすれ違うように入山してゆく。天気は優れず殆どの景色はガスに隠されていた。往路は表コースの車坂山経由とし笹原に切られた一級の道を伝って行く。この日のコンセプトは汗をかかぬように登る事。特に登山の格好をしているわけではなかったのだった。ゆっくりと足を進めて行く。車坂山からは少し下りこみ、明るい斜面を登り返してゆく。ここを歩くのは何回めだろうなどと、過去の記憶を呼び戻しながら懐かしむように足を上げてゆく。すると左(北)側の中コースからの声が聞こえてくる。賑やかなパーティーが居るようで、談笑しながらの楽しそうな様子が耳に入ってきた。誘われた感じで帰りは中コースと決めた。

 ガレた斜面を駆け上がりトーミノ頭到着。そこには黒斑山帰りの3名が休憩していた。浅間山側は見えず、なんともつまらない日であった。数分の滞在で踵を返す。下りは予定とおり中コースを辿る。やや急なところや、かなり深く掘れた所もあり、表コースと中コースとでは、だいぶ性質の違う登山道であった。さらには展望がなく暗い中を行くので、この日のような曇天の場合などは物悲しい感じで足を進めることになった。車坂峠が近くなると、途中で群馬側への下降する道もあった。マイナーな道であり、現存すると言う事は、登山者よりはキノコ採りの方の方が多く利用するのではないかと見ていた。

 車坂峠に到着。道を挟んだ売店に入ると、この日は暖かいものを求める客が多く居た。私もその一人で温かい蕎麦を一杯食べて車坂峠を後にした。

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