弥山 1710.6m
2005.8.12
雨(ガス・強風) 同行者あり 夏山登山道 行動時間 :4H9M
@下山野営場駐車場。(前日撮影) | A夏山登山口 | B5合目 | C6合目避難小屋 |
C避難小屋内部。かなり狭い。(帰りに撮影) | C6合目 | D7合目 | E8合目 |
F9合目 | 山頂部の木道 | G弥山 | G方位盤 |
剣ヶ峰側への入口。 | 頂上避難小屋。 | 小屋の内部には水洗トイレ使用時の電力表示がある。 | 立ち並ぶ風力発電の風車。 |
下山途中に一瞬、雲が空けた。 | H山の神 |
蒜山から大山に向かう。夏山登山道に対して駐車場は2箇所あるのだが、奥の下山キャンプ場の駐車場を利用した(無料)。それにしても車が少ない。百名山であるし、お盆休みということもあり、もっと混んでいると思ったのだが予想外であった。3台ほどしか停まっていないのであった。コンビニで買ったホルモンがピリカラで美味い。ビールも二人で6本空けた。前夜はこのままわけの判らぬまま眠り込んでしまった。
起きてみると4時を回っていた。急いで装備をしバナナを腹に詰め込んで、ヘッドライトでスタート4:20。最初は参道歩きなので緩やかな道を行く。ここも1合目毎に標柱が立つ。2合目付近で下山者に会った。かなりの軽装であるが何時に上がったのだろうか。さらに5合目では夫婦連れに行き会うが、強風のため引き返してきたという。この先どうなる事か、だんだんと雨粒が大きくなり傘をさした。
6合目避難小屋5:49。小屋の中から声がしていた。狭そうな小屋なのだが、一夜を過ごしたのか・・・。7合目を過ぎ、傘では間に合わないほどに風が強くなってきた。カッパに切り替え8合目で稜線に出る。ボーイスカウト団のような45人ほどの集団とすれ違う。皆寝袋を持ち、雨に当たりながら無言で下って来ていた。様子からして山頂の小屋で泊まったようである。かなりの強風で17〜18mといったところか。木道が現れ歩きやすいのだが、うねっていて足を滑らせたら危険でもある。慎重にロープを持ちながら足を進める。避難小屋前の風力発電装置は轟音をあげて回っていた。
6:50山頂到着。まともに立っていられないほどに風が吹いていた。すぐさま避難小屋まで戻る。ここは無人小屋だと思ったのだが、中に管理人が居た。スペース的には50人ほどが寝られそうであった。中に人が居た事もあり、そそくさと小屋を離れ下山する。
6合目までは一人としか行き会わず、これが5合目を過ぎると一気に賑やかになった。往路で行き会ったボーイスカウトの隊列であった。なかなか道を譲ってもらえず、ボーイスカウトの保護者のように隊列に混ざり下ってゆく。様子を見ていると登山道脇で「おしっこ」が出来ない子供も居た。よほど育ちが良いのだと見ていたが、本人の思考回路の中では、登山口まで我慢してするのか。ある意味我慢も大事だが、「大」はともかく「小」も野外で出来ない子供が居るとは驚いた。
8:29子供等と一緒に登山口に降り立った。次は西側から剣ヶ峰を狙ってみたい。願わくば展望の良い日に・・・。