藤原岳  1140m    
   
      
    2005.6.4   


   曇り   単独     聖宝寺道より     行動時間 :5H2M


 
 @駐車場6:09→(17M)→A1合目6:26→(16M)→B2合目6:42→(13M)→C3合目6:55→(10M)→D4合目7:05→(7M)→E5合目7:12→(13M)→F6合目7:25→(9M)→G7合目7:34→(16M)→H8合目7:50→(15M)→I9合目8:05→(25M)→J藤原山荘8:30→(18M)→K藤原岳8:48〜9:32→(14M)→J藤原山荘9:46→(85M)→L駐車場11:11
   

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@集落内に指定の駐車スペースがある。 A登山口が1合目。 B2合目 C3合目
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D4合目 E5合目 F6合目 G7合目 斜面をトラバースするように上がってゆく。
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H8合目 大貝戸道と聖宝寺道との合流点。 I9合目 J立派な藤原山荘。 K藤原岳。
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K山頂から北側。  駐車場に戻る。  


   御在所岳側の周回を終え、朝明渓谷から菰野の町に出て北に向かう。主要道が登山口に近い場所で通行止めのために大きく迂回ルートを取る。現地入りし駐車場を探すべく山道を登ってゆく。お寺の駐車場があるのだが、そこには1時間1000円と書いてある。往復の時間を含めると最低6時間はかかる。駐車料金に6000円払う者は居なく、戻って下にあるお寺の先の登山者用駐車場に停めた。ここも300円であった。それなりに管理されているので維持費なのだろう。それと雑貨屋の向かいの集会場の駐車場も使えるらしい。とするとこちらでお金を払うのは・・・。

 

 6:09歩き出す。先ほど車で通った道を登りお寺の場所に出る。その右(北)端に林道があり、案内文字が登山道を示していた。そこを行くと左下に大きなお寺が見え、広い池も見えた。すると林道は倒木に遮られ、そのすぐ脇に1合目と書かれた登山口があった。登って行くと踏み跡があるのだが、変な場所を通っている。先ほどの林道をそのまま真っ直ぐに歩いた方が正解であった。沢に下りて、少し行くと水場であった。沢道を少し行き、途中から急斜面に切られた九十九折を行く。足元はとても滑りやすい。いつもなのか最近の天候のせいなのか。全く足の裏がグリップしない状況で下りが思いやられる。

 2合目6:42。樹林帯の中の緩やかな道なので思いのほか疲労度が薄い。最初は山の形状を見て心臓破りの・・・などと思っていたがそうでもなかった。3合目を通過し、左の足がむず痒いので、何かと思って捲くってみたらヒルが居た。生まれてこのかたヒルに喰われた事がなかったが、これが初めてであった。まだしっかりと食いついてはおらず、取り去ってもうっすらと血が出るだけであった。立ち止まったと言えば水場くらいなのだが、あの短時間で付いてしまうのか・・・。

 歩き出しから1時間で5合目を通過した。この分だともう1時間で山頂に着くか。この付近からタイガーロープがたくさん出てくる。踏み跡が多い為、植生復活の為、他ルートへの間違い防止、などなどと判断した。6合目を通過、岩の上は膜が張ったようにすべる。なるようにしかならないのだが、下りはやはり心配である。しばら行くと駅からのルートが左から上がって来ていた。おそらく8合目の看板は合流地点の指示看板なのだろう。ここまでガスに巻かれ日が差さず快適だったが、山頂に近づくに連れて日が照りだし暑くなってきた。

 9合目通過しその先に大きな藤原山荘があった。場違いなほどの大きさに感じたのだが、それほどに人気のある山なのだろう。緩やかに下り、最低鞍部には地面に標識があったが、エアリアマップの破線ルートは笹に覆われていた。セメント会社の方への道は、逆にきれいに開かれていた。がしかし、西野尻の方へは下れないとも書いてあった。ここから登り上げ、緩やかに高度を増してゆく。山頂へのアプローチは、茨城の足尾山のように石組みがされた場所であった。8:48山頂到着。360度見渡せるが、近場や場所によってはガスが巻いていた。南側の展望は良く、四国か九州の山並みの感じがした。服を脱いでヒルの確認をしたが、その後の被害は無いようであった。トランシーバーで声を出すとパイル状態であった。久しぶりに山頂に長居をして下山となる。

 途中で名古屋の重鎮K氏と交信しながら歩いてゆく。往路では下山時に滑りやすいと思っていたが、案外それほどでもなかった。途中5パーティーとすれ違った。最後の夫婦連れの旦那さんの方は、両足のアキレス腱をヒルにやられ、鮮血で靴下が真っ赤になっていた。どうも沢で休んだらしい。ここの沢は要注意である。1合目まで1時間で下山。あとは舗装された車道を下り駐車場に戻る。

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