猪狩山   822m      
      

    2005.3.27  &  3.31 


   晴れ    同行者あり   タツミチ付近峠より   行動時間:2H28M  


 
  @峠11:27→(迷う)→A猪狩山12:??〜13:27→(28M )→B峠13:55

 

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@峠の登山口。 猛者達が登り出す。駐車スペースには四駆の車しか見えない。 山頂の東側にある猪狩神社奥社。 A猪狩山に珍しい達筆標識が掛かる。 
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A?? どうも山名がおかしい  猛者達が下山しだす。 途中にあった椅子。 B下山


         
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山頂の東側には「福岡かんだ猿」が掛かる。  間違い標識 。これは山頂の東側にあるのにさらに東側を指している。「間違い」の文字は達筆のような・・・。 無事撤去完了。 



 大黒山からずれて、古池地区から始まる林道に入る。ダート林道は非常に土煙が立ち、連隊を組んで登って行くには酷であった。車間を開けながら上がってゆく。エアリアでは林道は途中で途切れているが、峠を越してそのまま先に進んでいた。この峠であるが、タツミチと呼ばれる875m高点と、834高点の丁度中間部を通っている。付近は工事中のようで、峠には飯場が設置されており、管理の行き届いた業者が作業をしている様子が窺えた。同行の猛者達は先にここから御岳山を狙うとの事で、私は既に踏んでいるので飯場の前で昼寝を決め込んだ。まだ3月ではあるがポカポカと暖かい日であった。

 猛者達が戻りここから合流して鞍掛山を目指す。この時、この鞍掛山が稜線より北側の716mピークだとは思っていなかった。エアリアを見ると双方の名前が記入してあり、目指す822m高点が鞍掛山だと思っていた。杉の樹林帯の中の気持ちよい尾根歩きである。ここを通過するのは2度目でありおおよそは判っているつもりであったのだが、この先多重トラブルが発生する。同行者の持つ某社発行の地図には山頂に三角点があるように書いてあり、当然の事ながら稜線の頂頭部を通りながら三角点を探しながら進んで行った。途中に行政の標識もあり、猪狩山の方向を示していた。それに従い足を進めて行くと見たことのある社殿が現れた。それは猪狩山神社奥社であった。おかしいのでナビを動かすと既に通過してきている250mほど手前を指した。某社発行の地図に騙され、さらには間違った行政の標識に惑わされた形となった。一番は自分自身の注意不足でもあった。だいぶ下ってしまったので、再び駆け上がる。

 一度通過した山頂に立ち、形ばかりの祝杯をあげる。ふと気づくと特異タイプの達筆標識が掛かっていた。誰ぞがよく使うところのピンク色のリボンで縛ってあった。これではすぐに取れてしまいそうであったので、別の締結具で立ち木に縛り直しておいた。あまり展望が無い山であるが、仲間が集まると賑やかに居られるもので、40分ほど滞在しただろうか。下山に入る。

 峠まではあっという間であった。下山後は近くの薬師の湯に入り、再び祝杯を・・・。今日は色んなミスがあり反省会でもあった。風呂を出ると各人自分の住処に散って行った。

 そして次ぐ日、どうも822高点が鞍掛山で無い事が判明した。要するに間違った標識が山頂にある事になった。既に付いていた標識を動かしただけなのだが、私も標識付けに加担した責任を感じ、4日後に再び撤去しに行くことにした。この時は登山口を林道途中の東側からとした。途中に「福岡かんだ猿」などもあり、こちらからだと登りは20分であった。無事撤去し何も山名板の無い山頂になりホッとする。

 この山頂には、現在(2007.12)は立派な達筆標識が掛かる。私の撤去を知った達筆登山家が再登し、正規版を掲げて戴いたようである。

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