東黒森 1735m 伊予富士 1756m
2005.11.19
ガス 雪 単独 行動時間 :1H40M
@東黒森登山口。スタートからかなり足が濡れた。 | A東黒森山頂。ガスって何も見えない。 | B伊予富士山頂。 |
B伊予富士三角点。 | 登山道をしたから見上げているのだが・・・。 | C伊予富士登山口。駐車スペースは1台。 |
通行止めになっていた寒風山トンネル。 | 通行止め詳細。新しい道が出来た為、廃道になるのだろうか。 | トンネルを背にして南側を撮影。 |
思わぬ降雪により、予定の時間より行動が1時間ほど遅れていた。石鎚側から寒風山側に向けて順番に登ることもいいのだが、そうすると今日中に伊予富士まで登るとなると夕方遅くになってしまう。一人なら良いのだが同行者が居る為、色々考え途中の山を省き、最後の伊予富士にかけた。林道走行中は、ナビには手頃な山がいくつも見える。ぐっと堪えてハンドルを握る。
西黒森の登山口に着くと、そこにはカメラマンが沢山居て、撮影の講習会をしているようであった。12:43すぐにザックを背負い一人笹を分けて行く。雪の重さもあるのだろうが、笹が道を覆い隠していた。すぐに足元はびしょ濡れになり、雨具が無ければアウトである。視界が20mほど。山稜は起伏が多く、アップダウンしながら歩いて行く。稜線歩きとトラバース道が交互に現れる。時計を見ながら歩いていたが、伊予富士に着いたかと錯覚したところが東黒森であった13:06。儀式を急ぎ、そのまま先を急ぐ。緩やかに下り、雪の中を木々に付いた樹氷を被りながら進んで行く。この先も思いのほか距離がある。途中で道が分岐し、右斜め下に降りていた。どうもここが、林道への最短ルートらしい。地図で現在地を把握して、なだらかな道をラストスパート。伊予富士到着3:40。西日本らしく、標識は全部で5つほどあった。展望も無いので長居は無用。儀式をして、下りは先ほどの近道を林道に下った。車で寝ていた同行者をトランシーバーで誘導しながら配車をしてもらう。下山ルートは割りといい道で、難無く舗装林道に降り立った14:23。そこには伊予富士登山口と書いてあった。車を待つ間に谷の水を飲むが、これがおいしい。そして同行者に拾ってもらい、寒風山トンネルの茶屋前で着替えをし山を降りる。
西条の町に下りたら湯之谷温泉へ行く。ここは鄙びた温泉であるが、地元民はもとより多くビジターで賑わっていた。知らずに行ったのだが有名温泉のようであった。料金は330円と銭湯料金そのものであるが、湯はとても良かった。この後、セルフうどん(がんば屋)を食べ、コンビにで朝食を買い込み、笹ヶ峰の登山口へ移動。笹ヶ峰の登山口へ通じる林道はなかなか長い。途中からのダートには、つくづく四駆で良かったと思うほどであった。登山口付近には15台ほど駐車出来るスペースがあった。この日は完全に疲労困憊であり、20時には寝付いてしまった。