小金沢山 2014.3m 熊沢山 1970m 妙見ノ頭 1980m
2005.9.11
くもり 同行者あり 行動時間 :1H29M
@小屋平登山口。駐車スペースは少し下った右側にある。 | 途中から小金沢山。ガスがかかる。 | 途中から上日川ダム遠望。 | 登山道から1957高点を見る。 |
A石丸峠 | 狼平。登山道はこの標識の場所を逸れている。 | B小金沢山 | B三角点 |
B雨沢ノ頭の表記もある。 | C石丸峠から熊沢山への道。 | D登山道上の熊沢山の表示。 | E石丸峠三度。 |
F小屋平。林道に出る。 |
家を5時に出る。雁坂トンネルを経由してR411に入り、山道をくねくねしながら上日川峠に到着。案内板を見ると、ここから福ちゃん山荘まで車は入れなくなったようであった。峠からは20号と書かれた方へ車を向ける。途中、福ちゃん山荘の真南から林道が一本上がっており、ここを辿れば最短コースをと思ったが、しっかりゲートされていた。そのまま上日川ダム方面に進み、ほどなくして左側に登山口はあった8:30。小屋平前の路肩には3台の車が停まっており、適当な余地が無い。少しダム寄りに進むと車が3台ほど停められる余地がある。そこに車を突っ込んで準備をする。
9:00木屋平をスタート。いきなりの急登である。がしかし九十九折の道は歩きやすく、息を荒らす事無く高度を上げる。10分ほどで上の林道に出る。ここが最初にチョンボコースをしようとした林道のようである。右(南)に進むと再び山手側に階段がつけられている。ここも急峻だが、それも一時で、ここを過ぎると尾根の一端に登り上げ展望が広がる。次に左に進み、今度はトラバース道が石丸峠まで続く。平坦路でなく、細かいアップダウンが伴う。視界右手には、目指す小金沢山の稜線が見える。気持ちよい風も吹き、心地よいハイキングと言った感じである。
石丸峠9:47。少し息を整え南に足を向ける。だんだんと登山道に笹が生い茂るようになってきた。同行者も歩き難そうにしている。これが早朝だったら、さらにビチョビチョだった事だろう。名前を忘れたが1957高点を越え、下ったところが狼平であった。道からは少し逸れた場所に標識がある。さてここから本格的な登山になる。木の根を踏みながらアップダウンを繰り返す。途中、立派なシイタケが生えていた。思っていたより距離があるように感じたのは、アップダウンで時間が掛かったせいだろう。
10:52小金沢山到着。東側の展望があるが、他の方向は木に遮られている。南側に別名の雨沢ノ頭の標識もあった。ビールとチョコレートで祝杯をあげて小休止。帰りは途中で6人と14人のパーティーとすれ違う。キノコポイントでは、彼らにしっかりキノコは採られてしまった。残念だが遅かれ早かれ誰かが採ってしまうのだろうから、無かったものと思って・・・。
12:25石丸峠再び。ここでザックをデポして熊沢山に上がる。かなり頑張り6分で登りあげる。山頂標識は登山道沿いにあり、稜線には道が通っていなかった。同行者を峠に残している為に急いで先に足を進める。ほとんど走っている状態であった。介山荘から先は一度歩いているので知れた道であった。こちらは流石に人の量が違う。それでも賽の河原から妙見ノ頭を目指す者は居らず、12:48一人山頂に立つ。すぐに石丸峠の同行者にトランシーバーで連絡をいれ、最終到達地点から戻る事を告げる。滞在15秒くらい。我ながらおかしな事をしていると思ってしまう。ここは昔は登山道が稜線に在ったようだが、今はトラバース道がメイン登山道になっている。大菩薩嶺に霞んでしまって目を向けられない山になったという事なのだろうか。再び走って戻る。
石丸峠に戻ると、当然ではあるが待ちくたびれた同行者の顔があった。言い訳も出来ず、後ろめたさを抱きつつ下降に入る。小屋平口に降り立つと既に他の登山者は下ったようで、私らの車が残るのみであった。
帰りに塩山市のぶどうの丘にある「天空の湯」に寄る。ぶどうの丘自体が大賑わいで、湯の方もたいへん混雑していた。600円。湯はアルカリ泉質。丘と言うだけあって露天からの展望は良い。源泉は40度ほどで露天は少し温い感じがした。ただ、長く入っているのには丁度良い。帰りにお土産でワインを買って帰る。小腹が空いたので、三富村の道の駅に寄り素うどんを食べる。ここのうどんはコシがあり予想外に美味かった。雁坂峠を越え、家に着いたのは19:00であった。