黒岩山  1132m         
      
    2005.1.3 


   曇り     単独   和美峠付近から      行動時間 :不明



  登山記録・写真ともに紛失、記憶に頼る。(2008.2.21 再作文)


 
 浅間の車坂山に登った帰り道、軽井沢近辺の登り残しを落穂拾い的に踏んでしまう事にした。正確には新たに日本山名事典に掲載された山を踏むと言った方が正解かもしれない。黒岩山と桜堂(エアリアでは桜堂山)の2座である。

 軽井沢町から下仁田町へ抜ける方法として、和美峠ルートが有る。高速が通っていない頃は、碓氷峠の渋滞を嫌った方が、ここをよく利用していたようだ。その和美峠が今回の取付き点となる。車は丁度県境辺り西側に3台ほどのスペースがあり、そこに突っ込んでおく。場所が場所だけに我ながら怪しく感じる。通過する車からは怪訝な目で見られているような・・・。付近には別荘もあり、このような場所はどうも心境的に苦手な場所であった。

 黒岩山へ向けて足を進めると、駐車した大地の西側にフェンス(杭か有刺鉄線だったかも)のようなものがあり、一部それが切れている所から入って行く。するとそこには予想外にも登山道と言える道があった。しっかりとした道形があり、当然あまり歩く人は居ないので落ち葉が積層されているが、それにしても状態が良い。地形図には破線が描かれているのであるが、破線は廃道化していると思ったのだが、十分使える道であった。

 山頂に着くと小さなプレートに山名が記されていた。明るい雑木林で意外に居心地がいい。ただ、南側からは高速道路を通過する車の音が頻繁に聞こえてきていた。よって深山に居る雰囲気はあまり無い。展望はほとんど無く、360度雑木に遮られていた。西側にも道形はしっかり続いていた。意外と夏の避暑ハイキングに適当かもしれない。往路を戻る。

 やや急峻なので、少々ズルズルと滑りながら降りて行く。多くは落ち葉がそうさせているのだが、これはこれで楽しい下りであった。車に到着し、怪しまれないようにすぐに車に乗り込み、下仁田側に少し下ってから着替えをした。ここら辺は、逆を返せば他人をそう見ている裏返しでも有る。それ以上に、自分が自分を怪しい行動だと思っていると言う事かも・・・。

chizu1.jpg

chizu2.jpg


                                     戻る