中窪  1783m      茶屋ノ平    1789m  
   
2006.1.15(日)   


  快晴    単独    残雪       行動時間:1H27M(中窪)
                                   5H23M(茶屋ノ平)



中窪
@林道取付き7:40→(17M)→A大門峠7:57→(33M)→B中窪8:30〜50→(13M)→C大門峠9:03→(4M)→D車9:07

茶屋の平
Eゲート9:37→(5M)→F橋の所から取付く9:42→(39M)→G稜線に出る10:21→(4M)→H茶屋ノ平12:25〜13:00→(44M)→I分岐点13:44→(52M)→J送電線鉄塔14:36→(14M)→K渡渉14:50→(10M)→Lゲート前15:00


中窪

rindoukara.jpg  sagyoukoya.jpg  syamen.jpg  daimontouge.jpg 
@大門峠の北側の林道から山頂。 @林道工事中で、作業舎があった。 @斜面の様子。 A狭い大門峠。
penki.jpg  one.jpg  sancyoukarakita.jpg  sancyoukarahigashi.jpg 
A黄色いペンキで「大門峠」と書かれている。 峠から少し進んだ尾根の様子。 B中窪山頂から北側の林道を見下ろす。 B山頂から北側。 
sancyoukaraminami.jpg  sancyoukaracyaya.jpg  daimonkaeri.jpg  cyuusya.jpg 
B山頂から南アルプス。 B山頂から次に向かう茶屋ノ平方面。 C大門峠帰り。少し下がった場所から撮影。 D駐車の様子。

茶屋ノ平

ge-to.jpg  syamentorituki.jpg  onejyou.jpg  onekarahigashi.jpg 
Eゲート前の駐車余地から出発。  F白い欄干の橋を渡って、右側の斜面に取付く  Gごちゃごちゃして判りずらいが、見通しの利かない尾根が続く。  G尾根に出た箇所から東側の展望。(県境側) 
cyayanotaira.jpg  hyoucyu.jpg  damu.jpg  cyayakaraminami.jpg 
H茶屋ノ平  H山頂の標柱。  H山頂から南相木ダム。  H山頂から南。先ほど登った中窪を見ている。 
ribon.jpg  kanban.jpg  kabe.jpg  mejirushi.jpg 
H山名表記が無かったのでリボンを設置。  山頂直下にある看板。  途中にある壁。絵が悪いが、この壁を横にして、慎重にトラバースして通過した。  Iこの山のポイントと言えよう分岐点の岩。この角度から見て、右手前の針葉樹の方へ向かうと茶屋ノ平。 
mejirushi2.jpg  textutou.jpg  tosyou.jpg  ge-tokaeri.jpg 
I反対側から撮影。往路ならば、岩を左に見て、巻く様に左に行く。見えている尾根を進むと間違い。  J稜線の送電線鉄塔。  K崖を下り、堰堤前の渡渉。  Lゲート前の駐車ポイントに到着。 



 ここに記述の茶屋ノ平は、現在(2007.03.30現在)の地形図の茶屋ノ平です。地元の人の嘆願で場所が移動する事になって居ますので、次に出てくる改定された地形図の茶屋ノ平の場所とは異なります事、ご了承願います。

 スロースタートで家を出る。5:45出発。あまり交通量が無くスイスイと走る。南相木村に入り峰雄山を先にと思っていたが、一本道を違えて先に大門峠を目指すことにした。対岸にゲートボール場がある橋を渡り、そこから50Mほどで道が判れ大門峠に向かう。ツルツルの道で帰りが心配であったが、ここまで来て引き下がる事は出来ない。林道は工事中で、最終地点にはユンボが置かれていた。そこから戻り、大門峠に一番近い場所に駐車する。そこはコンテナハウスが置かれ、駐車するには十分な場所であった。

 
 7:40出発。はじめからそこそこの急登であった。滑らぬように踏ん張りながら高度を上げる。狭いコルから日が照り、そこを目指して上がって行く。7:57大門峠と書かれた岩のある峠に到着。実際はこの東側なのかと思ったが、岩に黄色いペンキで大きく書かれていたので、ここで間違いないのかもしれない。それにしても狭い。幅は1.5m程である。これまでに通った峠で一番狭いような・・・。

 
 さてここから西に向かい尾根を歩く。一応、道があるような感じで雪を踏みながら進んでゆく。特に難しい所は無いが、何せ滑る。この日の気温もかなり高く
5度くらいあった。霧氷も見事だが時機に消えてしまうだろう。左にゴルフ場を見ながらどんどん足を進める。少し岩峰のような場所も出てくるが危険度は少ない。8:30中窪山頂到着。西側の展望はすこぶる良い。少し休憩をしながら周囲の展望を楽しむ。

 8:50下山。特に問題もなく9:03大門峠。踵を突き刺すように斜面を下る。9:07車に到着し、すぐに場所を三川に移す。

 

 次は、本当は峰雄山の予定であったが、道を曲がり損ねて、結局こちらを先に踏むことにした。御座山との分岐を右に行き、通行止めの看板の所を前回(石仏に上がった時)同様にダートに入る。相変わらず凍っていて、グリップは悪い。この茶屋ノ平の道の情報は、地元の方から少し得ていた。昔は、茶屋ノ平を東に置いて南北に道が通っていたらしい。話をしてくれた老人は、子供の頃のこの山での遠足の様子を話してくれた。さてどこまで道が生きているのか、道があったのなら、凡そそこら辺を辿れば歩きやすいとルートを選んだ。

 
 車が通った轍があるが、今日は入っていないようであった。ゲート前の広見に停めて歩き出す9:37。轍が凍っていてかなり歩きずらい。山の神にお参りをし、少し行くと橋があり、そこから右手の斜面に取り付く。取付くと言っても、道があるような所を行く。ここが正解なのかどうか判らぬが、行くしかない。取り付いてすぐに道は分かれた。正解は右のようであるが、この時は判らずに左に進んでみた。樹林帯の中を尾根を基準にして歩きやすい所を登って行く。鹿の道のような感じもするが、かなりの踏み跡である。

 10:21尾根に出る。目の前に石仏(山名)が見える。何処に出たのだろうか。辺りを探すと茶屋ノ平らしいピークがまだ先に見える。西にルートを辿り尾根を拾って行く。すると標柱の埋め込まれた尾根に出た。これが主尾根だろう。かなり状態は良く、ここまでのルート構成とは大違いで歩きやすい。しばらくこの尾根を辿ってゆく。いくつもアップダウンを繰り返し、空き缶の残ったピークに立った。最初ここが茶屋ノ平と錯覚した。展望が良いので辺りを見回すと、この先にツクンと立ったピークが見えた。どうやらそこが目的地のようだ。現地は尾根が微妙に入り組み、判らなくしていたのであった。少し戻り、予測を立てたピークから下って行った。がしかし絶壁となり、コースミスと判断できた。再び先ほどの尾根に戻り、それらしい場所から左(東北東)に入ってゆく。入り口には大きな石が立っているので十分すぎるほどの目標物となる。そこを行くと、これまでの標柱のようなコンクリートの石が転々としていた。一部岩部の通過があり、この先でもう一度壁のような岩が出てくる。上に上がるのが順当のようであるが、トラバースするように緩やかに高度を上げていった。上がってみるとまだ先にピークがあった。どうみてもそれが目的地らしかった。再び高度を下げ、登り返す。驚いた事にこんなところに保安林の看板が立っていた。さほど登山者が居ないこの山に似つかわしくないのである。この先にダンダラ棒を置き、観測したような形跡があった1:15。周りの撮影をしつつ休憩。少し雲が掛かってきたが、快晴と言って良いだろう。

 そして13:00下山。かなり慎重に行く。トラバースした壁の上にあがってみるが、往路の自分の足跡に降りるまでかなり難儀した。本来のルートも見出せず、結局尾根上を行ったが、最後で岩にセミになるように下ってきた13:23。
ここを過ぎれば問題箇所は無い。分岐となった岩がある尾根まで戻り、下山路を考える。この時点で、車に戻るにはトレースを辿れば早いのだが、それでも昔の道の存在を確認したい。橋を渡り取り付いた林道がどう上がってきているのかには興味があった。

 東から西へ足を進めるが、注意してたにも関わらず、何も道の気配も判らぬまま送電線の鉄塔まで到達してしまった。地元の人が教えてくれた道があるならば、どこかでその道を跨いるようである。唯一つだけ、南側に鋭角に入っている道形らしき所はあった。あれを辿れば三川側に行けるのかも知れない。とどのつまりは、結局判らずじまいのまま西進していた。このまま真っ直ぐ行くと粟生坂まで行ってしまうので、適当に北側に下らねばならない。大方急な斜面が多い中、木に掴まりながら粟生側へ降りて行く。14:50川まで下降し、堰堤前の広見から林道に登り上げ、15:00車に到着した。

 残念ながら旧道の発見には至らなかったが、ピークを無事踏めた事で良しとする。家には17:45に到着。

chizu1.jpg

chizu2.jpg

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