五輪山 1620m 臂出山 1424m
2006.02.05(日)
曇り時々雪 単独 行動時間:1H11M(五輪山:ゲレンデ外)、1H22M(臂出山:ゲレンデ外)
五輪山
ゲレンデから外れる9:40→(33M)→@稜線に出る10:13→(20M)→A五輪山10:33〜36→(15M)→・ゲレンデ10:51
臂出山(ひじでやま)
Bロマンスリフト麓駅11:15→(50M)→C臂出山12:05〜14→(23M)→Dゲレンデ12:37
@尾根上の様子。ここまで達するのに雪だるま状態になった。 | フカフカの雪 | 付近の樹木。安い絵であるが、結構こんなのが好きである。 | 途中から焼額山。 |
A山頂の様子。かなりだらっとして広い。 | 一瞬、空が開けた。 | A山頂から東側。 | A今日はフリートレック。 |
Bロマンスリフト下のキュービクル。この脇からしばらく下って行く。 | 途中から中野市を望む。 | C臂出山。後ろは北志賀方面。 | C竜王山側遠望。 |
C登ってきた尾根と、後ろはごりんスキー場。 | こちらもフカフカの雪を踏んで来た。 | Dゲレンデに出る。 |
息子とのスキーに託けて2座を狙ってみた。とは言うが、本当は2座狙えるスキー場を選択したのが正解である。
家を6:30で出て現地には8:00に到着した。ゴンドラが8:45からスタートということで、車の中で朝食をとり時間の経過を待つ。そこそこ時間が過ぎ、チケットを買いに並ぶがパソコンの故障でなかなかチケットが発行されない。画面を覗き込むとOSはwin95であった。“そろそろ換えたらどうだ”と腹の中につぶやく。イライラを募らせた客が長い列を作る。結局ゴンドラには9:10に乗る。一本がとても長く、予想外に横揺れが続いた。そしてゴンドラを降りると、次のゴンドラはとても小さいゴンドラに6人を詰める。耐風的な構造なのだろうが、居心地が・・・。まるで電話ボックスに詰められた感じであった。
山頂駅から降り、50mほど下ったところから左側の斜面の取り付く9:40。パウダーと言える積雪であり、足を入れると左右に吹き飛ぶような軽さがあった。付近の樹林は、太さも十分あり木々の間隔も適当で、とてもすばらしい景色であった。周囲全てが真っ白なのである。
10:13稜線に出る。ロマンスリフトの所から上がって来ている稜線である。夏道があるのか一箇所見出標があった。緩やかな尾根で少々のアップダウンを繰り返しながら進む。生憎の天気であまり展望は良くない。直下は窪地の様になっており、まともに入らないように左に逃げながら通過。そして10:33難なく山頂に達する。あっけなかったが、リフトを使った分こんなものだろう。時折青空が広がり、好天の兆しが見えた。ゲレンデに居る息子と無線交信をして、シールを外し10:36下る。
尾根はふかふかで滑らない。傾斜が緩いのもあるが板が短いせいだろう。なんとか騙し騙し降りて行く。ゲレンデに出たらロマンスリフトに沿うように降りて行く。そしてロマンスリフト下で、今度は臂出山へ行く準備に掛かる。コース外でシールを張っていたらリフト作業員に声を掛けられる。意図を伝えるとサインを要求された。どうもここは届出が必要のようであった。作業的にはサインする事は一向に構わないのだが、他にも私のような族が居るのだろうか。このスキー場内で、これらの事が作業マニュアルに入っている事に驚いた。もしかしたら五輪山の方にスノーハイカーが多いのかもしれない。
11:15スタート。斜面に小尾根が複雑に入り組んでいるのと、樹木に雪が乗り視界が得られず、全く方向が判らない。最初は地図とコンパスだけで大丈夫と踏んでいたが、敢えなくナビに頼る事にした。それでも途中から完璧な尾根に乗ると、ここからは一本道。こちらもさほど起伏は無く歩ける。後ろを振り向くとゴンドラが良く見え、乗客からこちらが見えるだろうと思った。
12:05臂出山登頂。こちらは360度の展望。西側にはそのまま尾根が繋がっていた。歩いて来た尾根を見ると芸術的な?トレールが残る。自己満足にしたりつつ、今度はどうスキー場に戻ろうか考える。一箇所ゴンドラのラインとスキー場が近い部分がある。とりあえずここを狙う事にした。儀式をしてしばし休憩をして下りだす。
下りは早い。だが、斜面は滑れるような広さはなく、滑るというより歩いて下る。登り返しを少しして、右側にトラバース。ゴンドラを上に見ながらスキー場ゲレンデへ急ぐ。どうしても足早になる。ゴンドラから不思議そうに見下ろすスキーヤーが間近に見えるであった。痛いほどの視線を感じる数分間であった。そしてゲレンデに立つと、やっと見えない圧力から開放された。
この後はゴンドラとロマンスリフトを乗り継いで一本滑り下にくだった。リフト券(入浴付き)に付いている「楓の湯」に入るべく温泉街を下るが、その距離が長いこと、判っていれば車で下ればよかったと反省するほどであった。湯は駅舎を改装して作られており、あまり広くは無い。湯温が熱く、冷えた体には芯まで沁みた。湯を上がると、温泉の前には多くの足湯を楽しむ人も居た。再び歩いて車まで戻るのだが、車に着く頃には身体は冷えてしまっていた。そして息子と合流し15:30現地発。
家には16:20に到着。まーまー満足な一日であった。
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