地蔵岳 1274m 勝雲山 1322m 宝生山 1154m 氷室山 1123m
椀名条山 1052m
2006.2.18(土)
晴れ 単独 行動時間:1H13M(地蔵) 27M(勝雲) 3H36M(氷室付近)
@地蔵岳登山口。見難いが、右側手前の木に登山口を示す標識がある。 | Aテント場に丁度いい平坦地。ただ一角に首切り地蔵がある。 | A平坦地から山頂への標識 | B地蔵岳山頂。小さなお地蔵さんがある。 |
BM大の標識。 | B山頂から勝雲山方面。 | BGさんの標識。 | C登山口に路肩駐車。 |
D作業林道入口。バリケードあり。 | E帰雲山最高点 | E最高点の様子 | 三角点ポイントの山部さんの標識。 |
三角点の所の栃木山紀行の標識。 | 三角点はこの下か。このような杭はいくつもあったので不特定。 | 途中に開けた所があり。円錐形の綺麗な山が見える。 | F林道入口。車道からバリケードまでの間に1台駐車可能。 |
G大荷場木浦線の途中の林道ゲート付近から取付く。 | H宝生山の達筆標識。何度もなぞられた痕があった。 | H宝生山三角点。 | H宝生山から十二山方面の尾根。 |
I氷室山の山部さんの標識。 | J分岐、往路は右側の針葉樹の方から登ってきた。今度は左の道を行く。 | K途中の伐採地。下のほうで作業しているのが見えた。 | L椀名条山の達筆。いぶし銀の風格がある。 |
L椀名条山三角点。割と綺麗で白く光っている感じ。 | LM大の標識 | M分岐三度。Jの絵の角度違い。 | N取付き点下山。標識の所を降りてくる。車は写真の先の右側余地に停めた。 |
ギックリ腰で酷い目に遭った。それが少し良くなったので、緩やかな所に出向く事にした。半ば荒療法である。
6:15発、スキーに上越方面に行く長男を高崎駅に送り、その足で50号と122を経由して足尾に入る。途中から内ノ篭川に沿う道に入り、狭い道を車で登ってゆく。路面がところどころ凍てついていて怖い。日が当たり溶け出し、それがまた凍り、その繰り返しでアイスバーンになっているようであった。ナビを見ながら地図を見る。するとどうも行き過ぎたようだ。少し戻ると山手斜面に登山道が見えた。路肩に車を止め準簿をする。ここは粕尾峠手前のヘアピンカーブの手前であった。
8:41スタート。トレースがありそれを辿る。雪は硬く全く沈まない。登山道が崩壊したのか、一部分少し上に道が付けられていた。その道もあまり良い状態ではなく、凍っていて滑りやすい。それでも全体的になだらかな道で、今日のこの状態(体調)にはちょうど良かった。8:54雪の乗った白い平原が現れた。かなり広い感じで、ちょっとした分校の校庭くらいはある。そこから尾根に取り付く。そして少し急峻の所を登ってゆく。タイガーロープを施した所もあるが問題箇所は特になく、9:13地蔵岳山頂到着。小さな祠がありお地蔵さんが居た。東側の展望がよく。勝雲山が良く見えた。標識が沢山ある。中でもGさんの標識はかなり高い所に付いていた。残雪期に上がったのだろう。
9:27下山。凍った場所も有るので慎重に下る。平原のところで往路では気がつかなかったのだが、首の無いお地蔵さんが有った。説明文があったのだが字が読めなかった。そのまま来た道を下る。そして9:54車に下山。そのまま車道を進み、粕尾峠から前日光高原に向かう道に入る。しばらく行くと思いのほか広い道になる。赤いコーンがいくつもあり、工事中のようでもあった。地図を見ながら、勝雲山へ向かう林道を探す。ナビを見ていると勝雲山の真南に達した時に、そこに道があった。ゲートされて車1台分しか入れなかった。
10:03歩き出す。車用の林道なので緩やかで歩きやすい。しばらくすると大きなアンテナが見えてきた。このための林道であるようだ。ゲートされているのは、イタズラされると困ると言う事なのだろう。付近は前日光高原という場所が場所だけにキャンプに適しているとも言える。そのまま行くと左側に赤ペンキのマーキングが増える。右に作業小屋を見てさらに行くと一番の高みに、テープと標識があった10:14。三角点を探すが見当たらない。ここは三角点の場所が最高地点にないようである。少し戻ると、樹林帯側の小屋裏にそれらしい標識があった。山部さんや栃木山の会の物も見える。こう見ると三角点を重視している方と最高点を重視している方とが分かれて見えるのは面白い。下山。すたすたと来た道を戻る。途中にコンクリートの構造物があるが、古い水路の残骸のようでもあった。10:30車に到着。
さてラスト。林道を粕尾峠まで戻り、ここから鹿沼足尾線を下ってゆく。かなりくねくねとしている。なぜか交通量も多い。鹿沼の方から日光へ行く時の近道のようであった。民家が現れ、その先で道が鋭角に入っていた。地図を見ると間違いないようである。右にハンドルを切り細い林道を行く。驚くほど凍っているのである。登りだから良いとして、下りになるとどうだろう。帰りは余程慎重に行かねばならないところであった。何箇所も何箇所もそんな所がある。まさしくスケート場であった。慎重に谷に滑り落ちないように進んでゆく。だんだんと県境線も近くなり、そろそろなのかと判る。左に一本道があり、ゲートが開いていた。これが地図で見るゲートであろう。少し進むと右側の吹きつけの壁の先に標識があった。黒く朽ちて見ずらいが、間違いなく登山口のようである。
11:09取り付く。予想外にもなだらかないい道が通っている。最初はトラバース道が続く。10分ほどで右下に林道が現れる。そこには山菜採りに対しての警告文が書いてあった。その文字は、地権者が怒っているようであった。道は尾根を外して南側に付いていた。しばらくして右から来る道と合流する(写真の分岐)。道は南に向かうようになり、左に高みをいくつか見ながら過ぎて行く。この一つが氷室山なのではないかと思いつつ進んでゆく。すると道しるべらしき石柱があり、その先のピークに行くとそこは宝生山であった11:58。やはり過ぎてしまっていた。少し休憩し12:04踵を返す。そして先ほどの道しるべのところを右に登ると氷室山であった12:12。本当に短時間で2座を踏めてしまった。
さてまだ時間は早く椀名条山へ行くことにした。12:30分岐から左に進む。小さいピークを上がると一気に下る。道がかなり不明瞭であり、実線ルートとは言えない様な様子であった。アップダウンが繰り返される。そして視界が開けると、そこは丸坊主の伐採場であった。向こうまで見渡す限りの何も無い斜面が広がっていた。工事をしているらしくトラックのエンジン音とチェーンソーの音が谷間に響いていた。この先もアップダウンが続く、先ほどの山があまりにも手軽に踏めたので、こちらもと思っていたがなかなか遠い。ニセピークにも騙されつつ、13:14椀名条山到着。思いのほか歩かされた。樹林帯であり視界が得られないので、なおさらそんな感じがしたのだろう。少し休憩し山頂を楽しむ。ここも標識だらけであった。
13:31下山。来た道を戻る。どちらかと言えば復路の方が疲れるようだ。地図では往復ともに同じ時間が掛かるように書いてある。分岐14:22。ここまで来れば降りたも同然。でも左膝がとても痛くなった。やはりいろんな部位が腰をかばっているようである。トラバース道をどんどん行く。こんなに長かったかと思うほどに距離があった。14:45車道に出て下山完了。節々が痛み、珍しく整理運動をして車に乗り込む。林道を下った行くのだが、途中何度かブレーキが役目を果たさず焦る。完全なアイスバーンであった。Lにギヤを居れソロソロと降りて行く。ちとこの林道利用は無謀だったかもしれない。谷に落ちれば誰にも発見されないのだから・・・。
家には18:20到着。