御正体山1682m   中ノ岳1411m   奥ノ岳1371m

2006.12.9(土)   


  雨(山頂:霙)  単独    行動時間:5H23M


登り 
@山伏峠トンネル脇6:32→( 10)→Aトンネル上部分岐6:42→(41)→B奥ノ岳7:23→(31)→C中ノ岳7:54→(23)→D前ノ岳8:17→(38M)→E御正体山山頂8:55 

下り
E御正体山9:05→( 116M)→Fトンネル上下降点10:51→()→G有料登山口11:54           


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@山伏峠のトンネル脇路肩の道標(トンネルの反対側が登山口と書いてある)。 Aトンネル上部の道標 B奥ノ岳 C中ノ岳
mae.jpg sancyou.jpg muhyou.jpg jyuhyou.jpg
D前ノ岳 E御正体山 立派なベンチがある。 山頂付近の様子 霧氷アップ 
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Fこの標識から右下に下れる。ただし駐車料金支払い者のみ。 G降り立った所に、鳥居と水受けがある。 旧トンネルの様子。 駐車料金詳細。 

  

 家を1:00に出る。雁坂トンネルを経て塩山に出る。そして御坂トンネルに上がり河口湖に下りる。非常に濃い濃霧の中、ノロノロ運転でナビを見ながら山伏峠を目指す。途中ローソンに寄り食料を調達し、4:30山伏峠に到着する。駐車余地を探すがトンネルの南北を2往復しても路肩に適当な場所が無い。迷った挙句に廃道らしき車道に停めて仮眠を取った。ここの先が本来の駐車場なのであった(この時は判らなかった)。布団を装備したらすこぶる快眠が出来るようになった。雨でもあり、夜明も遅く、ゆっくりと寝る事が出来る。目を覚ましたのが6:00、サンドイッチを食べて用意をする。

 6:32スタート。登山口はトンネルを挟んだ向こう側にあるらしく、トンネルの中に入る。暗いトンネルで気持ち良い場所でなかった。走り屋が横を通過するときは、驚いたようにブレーキを踏んでいた。まー逆の立場だったら同じ事になるだろう。トンネルを抜け出して右を気にしながら進むと道標があった。鋭角に戻るように進むとそこは舗装された道で行き止まりの先はトンネルが埋められているようでもあった。その左脇から登山道は始まっていた。九十九折に続く道は、すぐに稜線に出た6:42。道標が沢山ある中で、「山伏
P」と書かれたものがあった。トンネルの北側を示しており、帰りに辿る事にした。

 稜線は立派な道が続き、かなり歩かれている事が判る。少しづつ高度を上げる。次第に汗が出るようになり、雨具を着て厚着をしている事が苦痛になる。7:23奥ノ岳到着。思いのほか距離があったような感覚であった。ここから少し下り、再び緩やかに登りあげる。すると送電線の鉄塔が姿を現す。それはそれは大きな鉄塔で、先の方はガスで隠れていた。ここだけが芝生で居心地がいい。樹林に入り、登山道は少し滑り易くなる。特に難しい箇所も危ない箇所も無い、考え事をしながら黙々と歩いていた。

 7:54中ノ岳通過、8:17前ノ岳通過。ここから少し勾配が強くなる。登山道を大木が跨いでいる所もある。奥ノ岳で高度計をあわせたので残りの高度が示される。まだ80mほど残っている。淡々と足を上げてゆく。上部が水平になる頃、山頂も近い。途中右側に新しい祠がある。さらに進むと綺麗なベンチが先に目に入ってくる。その先に山梨県の標柱。そしてその手前に一等三角点があった8:55。この点は、上の方がコンクリートで固められたもので痛々しいものであった。雨は霙になり、白く雪混じりであった。辺りの木々には霧氷が付いていた。

 儀式を急ぎ5分ほどの滞在で下山開始。
霧氷などを写真に収めながら下ってくる。今日も左ひざが痛む。職業病か、コンドロイチン効果が無くなってきているのか。寒くなって痛むようになった。9:45中ノ岳、10:19奥ノ岳、各ピークで儀式を済ます。車の音が聞こえるようになり、トンネルの上部に出た。そして往路に確認した駐車場への道を辿る事にした。するとすぐに神社らしい建物があり、鳥居もあった。道は広く切られ、下を見ると、出発時に見た建物が見える。歩いてゆくと「立ち入り禁止」と書かれている。「駐車場利用者のみ通行可」とある。どうもここは地主が管理しているようである。10:54登山口と言えよう鳥居と水受けのある場所に降り立つ。そして急いで管理地を抜け出したく、駐車してある車に急いだ。途中右側には駐車料金を徴収する為のコンテナもあった。雨であったので管理人が居なかったのか。それともシーズンオフなのか。とりあえず管理人が居なくてラッキーであった。でも皆が利用できるようにすれば、好印象になり、もっとここに人が集まると思うのだが、現状ではなんとも・・・。


 帰りは河口湖大橋を渡った先で左に入り、最近出来たらしい「天水」という風呂に入った。1000円と高価だが、そのためか人は少ない。おかげでのんびりと入ることが出来た。甲府に出てからは須玉経由で戻った。20号は大渋滞。これで3度体験したが、雁坂を超えるか高速を使うのが良いようである。道の駅「南清里」で30分ほど仮眠をし、家には17:00到着した。

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