鋸山 329m  

2006.9.24(日)   


  晴れ(強風)   同行者1人    行動時間:?  通行禁止コースのようですのでご注意願います。


登り 
 トラロープより:50M 

下り
 トラロープまで:45M             


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日本寺の大仏様 「地獄覗き」を東から見る。 「地獄覗き」を西から見る。
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地獄覗き付近から南の展望。 巡視路途中の展望所から、地獄覗き方面を望む。
(写真提供者不明)
巡視路の様子。見にくいが山頂側の電波塔が見えている。
(写真提供者不明)

 「以下作文者不詳」

 前日の土曜日は三浦半島を旅して、深夜22時に富津岬にある富津岬荘に入った。この日は台風の通過で暴風となり、露天風呂は立入り禁止。部屋が丁度トイレの前で、どこからか風が入るのであろうが、バタンバタンと一晩中音がしていた。利用者の“プー”とか“ブー”というのが聞こえないだけ良かったのかも。

 当日は早朝から富津岬の展望台に上がる。海は白波を立てて荒れていた。ハンドルを握り鋸山へ向かう。現地が近くなり地図を見るとアプローチに3つの選択肢がある。一つはロープウェー。そして有料道路。最後に無料林道。迷う事無く最後を選んだ。この林道はロープウェーや有料道路に対して、目立たない入り口となっていた。舗装路に従って上がると40〜50台ほどは楽に停められるような広い駐車場がある。ここから歩きとなる。

 山門前に拝観料徴収ブースがあり、そこのおじさんとやり取りがあった。

私   :“鋸山に行きたいのですが”
おじさん:“このパンフレットを見てくさい。これが拝観コースです”
と事細かくコースを説明してくれた。

 私の意図は全く伝わっていず。

私   :“いや、そうじゃなく三角点峰のある鋸山です。”
おじさん:“行けません。こっちからの登山道はありません”
私:でも稜線伝いに行っている人が・・・。
 
 おじさんの顔の変化を読み取ってこれ以上は話すのは止めた。

 この先が面白かった。私がトイレに寄っている間に、おじさんが拝観道の掃除をしだした。それも箒などではなくブロアーで飛ばしているのである。わざと私のほうにやっているような、爆音を浴びせているような感じであった。山の斜面に爆音が鳴り響き、それだけで萎えてしまった。ここはお寺じゃないのか・・・。

 大仏を見て拝観道を行くと、地獄覗き手前にトラロープが張ってあり「立入り禁止」の文字を見た。“ここか”と思いつつ、先に地獄覗きを堪能する。流石に足がガクガクする場所で、素晴らしい景観であった。さて戻る途中にトラロープを跨ぐ。ほんの数メートルで稜線に上がる。するとそこには綺麗な道が付いていた。番号をふった標識あったので巡視路と認識した。

 ここを東に進む。少し左右からの雑草の張り出しはあるが、足元は極めて明瞭。時に階段などもあり歩きやすい。途中の展望台には、簡単な方位盤などもあり、ここを何故に不通にしておくのかが判らなかった。パラボラの脇を通り、一等点まではそれこそピクニック気分で行けるのであった。

 往路は来た道を戻る。トラロープを跨いだ後は、観光客の顔をして下るのであった。

 この後は、州崎、野島崎などを回り、鵜原温泉に辿り着き、鵜原館にて夕日とともに湯に沈没する。

 以上作文者不詳(臨時投稿による)。

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