御池山 1905m
2006.9.3(日)
晴れ 同行者あり 行動時間:58M
クレーターの解説。左下の写真で地形が示されているのだが、これほどに年月が経過すると・・・。 | @登山口。駐車スペースは10台ほど。 | A御池と山頂との分岐。御池へは右。 | B山頂。山名板で賑やかである。 |
山頂から南の稜線。踏み跡が下っている。 | 三角点 | 達筆な標識である。この裏には、この山岳会のメンバーの名前が沢山入っていた。いいのか個人情報? | おまけ:ハイランドしらびそ |
ハイランドしらびそは、2年振りである。あの日、深夜に大沢岳から降りてきて、暴風雨の中、トイレの前で丸くなって寝たのであった。寝たといっても寝れなかったのであるが・・・。この日は、懐かしさのあまりトイレを利用した?
施設から現地までは4キロであった。林道途中には、捕虫網を振る昆虫採集の先生らが見られた。ナビで御池山の位置を確認しながら進むと左に広い駐車場が現れ、そこにクレーターの解説があった。写真も添えられているのだが、理解するには難しい地形であった。その訳は、大半が侵食してしまっているからであった。ここが登山口かと思ったが、暑い日で。日陰を探しに少し進む事にした。すると本当の登山口があった。200mほど得をして、さらには日影も頂戴した。
さて出発。1山歩いてきたので、それなりに筋肉疲労がある。ゆっくりと階段状の尾根を登ってゆく。すると左側に大岩が現れる。ここから少し下ると、今度はテント場に適した平地がある。再び登りになり、ちょっとした岩峰を経て、兵站路を行くと御池への分岐。ここからひと登りで山頂であった。山頂はなかなか趣のある山頂で、周辺の雰囲気から高い山に居る感じがえられる。しかし山名板が沢山かかり、山頂単体を見ると淫らな感じがした。持ち上げたマンゴーゼリーを食べて、日差しを浴びながら景色を堪能。ここから南に伸びる稜線に登山道が切られていて、それがとても優しく目に入る。展望が良いのは南側だけであった。
下山。儀式をしていた私に業を煮やした同行者を追うが、かなり先に進んでいたようで、迷ったかと心配になったが登山口付近で捕まえた。これで無事本日の山歩きを終えた。
さて温泉をどこにしようか迷ったが、鹿塩温泉にしようとまとまった。ハイランドしらびその前を再び通り、来た道を戻って行く。携帯がなかなか繋がらなかったのだが、152号線と林道がぶつかった場所で携帯がつながり、山塩館に電話をする。13時までに入れば、14時まで入湯出来ると言うことで、急いで向かう事にする。
夜はヘッドライトで相手を確認できるが、昼間は嫌な感じであった。時速40キロくらい出せたので21キロの道のりは30分くらいで走ることが出来、12時過ぎに鹿塩温泉地内の山塩館に到着した。ここは日本秘湯の宿にも登録されている宿であった。この事は現地で初めて知った。500円を払い湯に浸かる。気持ちよい湯で塩分を感じさせないのであるが、源泉を舐めてみると、その塩っぱい事。感じとしては、海水の塩分濃度をはるかに越えている感じであった。湯を出て、塩の里に寄り、大鹿村原産の中尾早生を使った豆腐を買った。1丁500円と高いが、1丁が大きい。そして試食すると甘くて美味い。2丁買い、おまけに油揚げも買った。
帰路「青いけし」の文字が眼に入り山道に入る。延々長い山道を行くのだが、お目当てのその場所は閉園していた。話を聞くと6月に花期が訪れるとのことであった。それならそうと車道から看板を取り外すとか、花期を書くとかしないと拙いのでは・・・。ブルーポピーの花期に関しては北海道でも残念な目に遭っているので、これで2回目であった。学習していないのである。ここはパラグライダーのフライト場も近くにあり、予想外にもこんなところ(怒られそうだが)にログハウスの蕎麦やもあった。遠い道程をやって来たのに花が咲いておらず、ここで食べるのも癪なので、少し下り、「するぎ農園村」という所に寄り、ここでそばを食べた。いいそばであった。それと店の造りが素晴らしく、部屋の外に廊下、その外に濡縁、さらにそこから2mほど張り出すように屋根が出ていた。昔の豪家のつくりであり、感動ものであった。1300円のそばセットと1000円の五穀米のようなご飯のセットを食べた。自宅兼お店のようで、子供が賑やかにしていたが、なんともゆっくりと時間が流れていた。外に出て少し歩いてゆくと、バタンバタンと音がしていた。水車があり、なにか挽いているようで、その先に櫓が見えた。おそらく「するぎ城」の復元をしたのであろう。長い寄り道になったが、ここを最後に家に向かう。杖突峠を降りてからは諏訪インターから小淵沢インターまで高速に乗り、そこから再び下道に入る。小淵沢の道の駅でモカソフトを食べて南面道路を行く、家には19:00頃到着。今回も良く遊んだ日であった。
青:登下山路
緑:踏み跡
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