立処山  730m     

2006.01.22(日)   


  快晴    同行者あり      行動時間:1H20M


 
@登山口10:05→(39M)→A山頂10:44〜52→(8M)→B鍾乳洞11:00〜05→(20M)→C下山11:25

 


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@ 登山口から立処山の斜面を見上げる。 @登山口に昔かかっていた「こてつばし」
急斜面の箇所にはタイガーロープが流してある。  A山頂。この付近に多い、立派な標柱があった。
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A山頂からサス峰方面。 AGさんの標識。 A山頂から両神方面。 A山頂から長野側。登山道は手前に見える尾根上にある。
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A山頂から中里村を空撮?  斜面の様子。気を抜くと滑る。 B鍾乳洞入口。角度が悪いが、左の割れ目が入口である。  C下山。駐車風景。 



 前日の疲れが少し残る中、この日は西上州へ足を向けた。中腹に鍾乳洞があるということで、レジャー用に取っておいた所でもある。

 歩く距離が短いので、何も装備はせず現地入りした。国道462から299号の小鉄橋を渡りすぐに右折すると、旧こてつ橋のある広見がある。そこに車を止める。対岸の集落の猟犬が、こちらの気配を感じて吠えっぱなしであった。立処山側を見るとグレースケールの西上州らしい色合いの山容がある。わりと岩場の多い西上州で遊ぶには、山がこの色の時が適期なのではなかろうか。

 トランシーバーとカメラのみを持って歩き出す。途中で気が付いたのだがヘッドライトを忘れてしまった。これではレジャー用にとっておいた意味が・・・鍾乳洞に・・・。畑の中を少し行くと道標があり、道は斜面の中を行くようになる。最初はゴツゴツとした岩の中を縫うように行くが、それもだんだんと高度が増す毎に、滑りやすいザレた地形に変る。危険箇所にはほとんどタイガーロープが流してあるので、さほど危ない所は無いが、それでも滑れば膝小僧を擦りむくほどに膝と斜面は近くなっていた。鍾乳洞の所は帰りに見るとして登頂を急ぐ。上に上がると南側は杉の植樹帯で、南と西から踏み跡が合流していた。この付近は特に道標が無いので、見える高みを目指して左に巻くように尾根に繋がって行く。

 山頂は岩峰であり、直下は軽い岩場の通過がある。足の短い(私も含めて)者には一歩が辛い場所が一箇所あった。そこを登れば山頂であった。登山口から40分程度。お手軽ハイキングである。山頂には多野エリアに多い、キシラデコールを塗った立派な標柱がある。そこにはなぜがGさんの標識がネジ止めされていた。よくよく達筆標識をこのように公の標柱に付けられているのは見るが、Gさんのものが付けられているのは初めて見たのであった。展望は360度ある。長野、御荷鉾の稜線、両神、圧巻は上から見る中里の集落である。高度感があり、踏ん張る足が少々ブルブルとする。

 風がやや冷たく、早々に来た道を戻る。慎重にザレ地を下り、鍾乳洞に到着。残念ながらヘッドライトが無いので中に入る術が無い。外が明るいので、中が全く見えない。残念だが諦めて下る事にした。斜面を行くと再び猟犬が吠え出した。距離にして300mほどあるだろうか、樹林の中の我々をよくも察知できるものと感心する。そして猪避けの電線の張り巡らされた畑を通り、車に到着。軽く思っていた場所であるが、それなりに斜度があり、展望もあり、楽しめる場所であった。

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