荒倉山 1132m     
   
2007.2.25(日)   


  晴れ   単独   大チョンボコース  行動時間:50M




@林道終点10:06→(24M)→A山頂10:30〜37→(19M)→B林道終点10:56



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@林道終点地。右の植樹林の中に駆け上がる。 A山頂 新ハイキングの標柱。手書きで無いような綺麗な字であった。 葛飾ハイキングの標識。  
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富士山を見ているのだが。右上がりの尾根が丁度曲がった上に薄っすら。 鳳凰三山がこのように。オベリスクもしっかり見える。 八ヶ岳方面の遠望。右手は小学生が命名した松が。 B駐車風景。
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薬莢       


 北杜市武川町の「むかわの湯」に到着したのが9:30だった。施設が開くのが10:00なので、あと30分間を適当に潰そうと荒倉山の下見に向かった。国道20号の穴山橋手前に「円池」の道標があり、それに従って山手に進み、円井地区内の林道入口に初めて「荒倉山」の文字を見る。入ってすぐの宗泉院のところに登山口云々の表示があるが、そのまま林道を詰める。するとその先で林道は分岐し、左が荒倉山、右が林道本道であった。

 
 登山をするつもりでなかったので、林道で遊ぼうと、右に進んでみた。ダートになるが、さほど酷い轍も無くスイスイ走れる。さすが土木王国山梨である。走れる林道の多さは他県を引き離しているだろう。大きく左に巻くと、樹林の間から白い甲斐駒と鳳凰三山が手に取るように見える。それらを右に見ながら進むと、途中に左から登山道が上がってきて分岐(平川峠)になっていた。さらに進む。途中途中に車が置いてあり、登山にしては駐車場所がおかしいので気にしつつ林道を詰めてゆく。すると今度はもう一度右側からの登山道を跨いだ(ここから林道と登山道が合流)。カーナビを見ると、荒倉山がどんどん近づいてきている。どこまで林道が続くのか確認して、今日はそこまでと思ってハンドルを握っていた。するとここから200mほどで林道の終点に着いた。


 駐車余地は4台ほどだろうか、もっとも路肩や回転余地を見なければ10台以上は停められるだろう。カーナビのカーソルを山頂に持ってゆくと現在地から直線で700mを示した。“あーこんなところまで上がれてしまうのか・・・”などと思いつつ外に出た。そしてなぜか登山靴を履き出した。オイオイ下見じゃないのか・・・。自分の意識とは別に体が自然と・・・。職業病かもしれない。


 10:06スタート。終点にある道標に従い右手に這い上がり尾根に乗る。少し雪の乗った登山道を上がってゆくと、東の方からは頻繁に銃声が響く。先ほどの車はどうやら猟師のものだったようだ。それにしてもこんな登山道がある山で猟をするのか・・・。


 10:30全く労せず登り上げてしまった。山頂には新ハイキングの標柱と、葛飾区ハイキングクラブの標識が掛かっていた。富士山が霞んでいて、何とか見えると言う程度であった。山頂を南に進むと、植樹帯の中に少し開けた所があり、そこから鳳凰三山が良く見える。その右にある甲斐駒は、樹林が邪魔をしてダメであった。

 儀式を済ませ、すぐに下山。下山途中の左に一本の目立つ松がある。小学生が名前を付けたという松(名前を忘れてしまった)であるが、ここからの八ヶ岳方面の眺望はいい。改めて韮崎の町を上から見ると、なかなか大きいのであった。

 下山もあっという間だった10:56。車に着き靴を脱ごうとしたらタイヤの脇に真鍮のような金属が落ちていた。手に取るとそれは薬莢であった。登山道があるこんなところでも発射するのだろうか。仮に撃たないとして、登山者が拾ったとしても登山者の拾えるようなコース上で撃っているという事になる。今後このエリアで事故が起きねば良いが・・・。


 再び林道のダートを楽しみながら下る。かなり飛ばして10分ほどで林道入口に降り立った。そして先ほどの「むかわの湯」に行く。駐車場には20台ほど停まり賑やかしくなっていた。中に入ると細かい料金体系が表示してあった。町民(市民)は350円。市外は700円。町民2回分が市外者の料金である。こんな場合は、ビジターに気遣いをして、町民の表示などはしない方がいいのではないのだろうか、町民は内々に判っていれば良い事である。


 帰りに清里の蕎麦屋「さと」に寄る。周囲の人の様子はプチ軽井沢と言った雰囲気であった。


 家には15:45到着。林道を走ったので車は泥だらけであり洗車をする。一台が綺麗になるともう一台。さらにもう一台。そして二日分の汚れ物の洗濯もして楽しい二日間は終わった。

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