道後山  1271m    岩樋山   1271m
     
 2007.5.3(木)   


  晴れ(霞)   同行者あり(のんびり)      行動時間:1H49M


@駐車場6:31→(16M)→A休憩舎6:47→(2M)→B分岐6:49→(12M)→C分岐7:01→(15M)→・1271最高点ピーク7:16→(3M)→D三角点ピーク7:19〜27→(17M)→E分岐7:44→(8M)→F岩樋山7:52〜7:56→(8M)→G分岐8:04→(15M)→H駐車場8:19


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@道後山スキー場側登山口の駐車場。先に見える建物はトイレ。 A休憩舎 B最初の分岐。 登山道の様子。先に見えるのが最高峰。
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C2番目の分岐。写真側から歩いてきた。 D最高点の先、1258.4三角点峰 D一等三角点がある。 D南側を望むと眼下に池が見える。
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E Cの分岐帰り。 石を積み上げた塀が山頂付近まで続く。放牧の名残か? F岩樋山のケルン。 F岩樋山から道後山。
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F岩樋山から駐車場への道。 G Bの分岐帰り。 H駐車場下山。

 

 二日ほどでゴールデンウィーク4日間の急な計画立案であった。もう少し練りこむ時間は欲しかったが、日は待ってくれない。ボロがどこで出るかも判らぬが、いざ決行。

 

 2日の20:00家を出る。上信越道から長野道、そして中央道から名神道・中国道と経由して東城ICで高速と別れ、国道314号線を北上する。途中からショートカットに大規模林道の栗倉倉木屋線を利用するが、道は狭くカーブも多い、ここはまともに314号を走った方が無難のようであった。道を走っていると最初に猫山の山容が目に入り、これが道後山かと思ってしまいがちだが、本峰はその奥であった。道標はかなり近づかないと出てこないのだが、国道183号線の峠の茶屋を左に見て250号線の道後山行園線に入る。スキー場のリフトを縫うように道は切られ、そこを行くと立派なトイレを持つ広い駐車場に到着した6:00。既に2台車が停まっており、1台が上州ナンバー、もう一台が武蔵ナンバーであり、この時間にここに居る物は全てが関東圏の者であった。

 

 軽装で道後山に向けて歩き出す。目の前に道は2本ある。トイレ寄り(南側)の道はやや下り気味に付けられ、その北側にある道はなだらかに伸びている。判断が付かないのでトイレ寄りの道を行くと、200mほど進んだ先に緑の道標があり、そこから北に進む。すると先ほどの北側の道と合流した。付近はやや湿地帯もあり、ネコノメソウなどが多い。登山道の脇にはタチツボスミレが多く、鮮やかな紫色が目を引く。道は一級の道で、ほどなくして休憩舎がある展望所に着く。この日はややモヤッていて今ひとつ展望が良くない。黄砂ではないようだが周囲の山の輪郭がぼやけている。この先で岩樋山(いわひやま)との分岐があり、往路は右に進みトラバース道を選択した。地形図には載っていないのだが、なだらかでとても歩き易い道が延々と続く。

 

 7:01再び分岐。西(左)に進むと岩樋山、東(右)に進むと道後山。東に進み、登り揚げると最高点で、その奥に三角点峰があった7:19。北側に少し行くと眼下に池などが見え展望がいい。ただしモヤッている状況には変わりなく、遠望に対してはちと残念な天気であった。トランシーバーを出して儀式をして次の岩樋山へ向かう。先ほどの分岐から先は、尾根上に高さ1.2mほどの石垣が山頂に向けて続いていた。小さな万里の長城のようであったが、昔は放牧をしていた名残なのかもしれない。

 

こちらの岩樋山山頂にもあっけなく到着7:52。やや大きなケルンが山頂を示していた。ここでトランシーバーを握ると、吾妻山の近くの竜王山から交信を頂いた。マニアックな所に登っていると思ったら、直下まで林道が上がり無線には適当な場所らしい。さて下山。道は山の西北西の辺りから下に降りている。最初は階段状のとてもいい道であった。道は西側にもあるようなのだが藪に消えて行っている様でもあった。登山道脇に小鳥の小屋が設置してあるのだが、そのほとんどが壊れていた。雪の重みからなのか作りのせいなのか。新緑の芽吹きを見ながら心地よい歩きが続く。分岐を過ぎれば往路の道となり、8:19駐車場到着。

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