武田信玄の五男、仁科五郎盛信ゆかりの山。

　国道１５２号線を分杭峠の方から高遠に向かうと、高遠湖の西に白山トンネルがある。そこのすぐ手前を東に入ると山頂直下を通る林道の入口がある。勝間地区から登山道もあるようだが、今回はチョンボコースを利用させてもらう。林道を行くと、はじめに巡視路と一緒になっている尾根を辿る登山道の入口があり、その先にもう一つ登山口があった。この林道は、伝ってゆくと三界山の方へ延々と続くようである。付近に適当な駐車スペースが無いので探しながら行ったのだが、先のほうに行っても結局余地は無かった。ユーターンして２番目の登山口前の路上に車を停める。

　コンクリートの階段を上がり、労せず２分ほどで山頂到着。賑やかな山頂で、大きな碑と仁科五郎の像とお墓が３つ並んでいる。高遠の町が見下ろせるところには東屋があり、記念スタンプが常設してあった。山頂部は管理され、街中で見られる花が多々植えられていた。太いアカマツが林立して、なにか大きなものが多すぎて圧迫感がある山頂であった。