船窪小屋から七倉まで   
     
 2007.8.14(火)   


  快晴   単独   船窪小屋より七倉温泉まで   行動時間:2H47M (気胸発症中につき、超ゆっくり)



@船窪小屋出発4:20→(38M)→A天狗の庭4:58→(22M)→B鼻突八丁5:20→(42M)→C岩小屋6:02→(16M)→D唐沢ノゾキ6:18→(46M)→E林道奥登山口7:04→(3M)→Fトンネル脇登山口7:07→(1M)→Gゲート到着7:08


hunakubokoya.jpg  tengunoniwa.jpg  tengunoniwakara.jpg  hanatuki.jpg 
@船窪小屋出発。 A天狗の庭から唐沢岳。 天狗の庭から槍ヶ岳方面。 鼻突八丁上部。
hanatuki2.jpg  iwakoya.jpg  iwakoya2.jpg  karasawanozoki.jpg 
B鼻突八丁の表示。 C岩小屋。 C岩小屋の表示。 D唐沢のぞき。あまり展望は無い。
tozanguchi.jpg  tozanguchitonneru.jpg  ge-to.jpg   
E林道終点の登山口表示。 Fトンネル脇の登山口表示。 G七倉ゲートに到着。



第4日目。3時になり扇沢へ向けて出発したグループを皮切りに、続々と出発ラッシュとなった。私は珍しくのんびりと布団の上に居た。と言うのも寝ていても肺に痛みが無くなり、横になっていられたからであった。それでもまだ漏れを感じるので完全に治癒したわけではないのだが、横になれるのはありがたい。一応来光は拝みたいので、その時間を見越して起き出した。


 4:20スタート。ヘッドライトで下って行くが、それも20分ほどで要らなくなった。天狗の庭からの展望もなかなか良い。正面からご来光が上がれば言うことはなかったのだが、まだ少し早かった。ゆっくりを来光を待つように下ったのだが、鼻突き八丁の少し上で来光を向かえた。この鼻突八丁であるが、胸突より急である事を示しているのだが、この様な表現の中で行くと次は額しか残っていない。額突とは聞いた事がないので、まー鼻が最大級の傾斜を示す言葉で間違いないだろう。確かにここは梯子などの多い急駿地形である。梯子が無い時は、かなり難儀して通過となっただろう。

 次に岩小屋の通過。ここは岩小屋とは言うものの、地面は傾斜地になり、簡易的には雨を凌げるが、長居すると疲れそうな場所であった。道はとても整備された道ではあるが、最後の最後で何かあっては全てが台無しになるので、ゆっくりと下って行く。唐沢ノゾキは、覗いて見れるほどの空間は無く、ほとんどを樹林が邪魔をして展望が利かなかった。この先で途中から巡視路と登山道が合わさり、道標がやや入り乱れる。迷ったら太いルートを行けば間違いはないようであった。九十九折を行くと、上を目指しを登って来るご夫妻も見られた。上にある船窪小屋を知っている人なら、あそこに行きたいが為にひと汗かいても良いと思うだろう。登山口に降りると林道幅でしばらく道が続き、出た先はゲートの先のトンネル途中であった。3日前に往路でここを通ったはずなのに、この登山口は全く気がつかなかった。まだまだ注意力散漫である。


 7:08 4日間の行程を無事終了した。

 追記:4日間の記録は、気胸持ちでないと表現が理解しにくい所もあるかと思いますが、適当に読み流してください。ただ、閲覧者の中に気胸持ちの方も居るかと思います。そんな方のためにも、こんな記録も公にさらしてみようと思いました。気胸持ちの中にもこんな奴が居るんだと、勇気と可能性を分け与えられればと思います。何度も再発すると暗い気持ちになりますが、突っぱねるのではなく共存するのも楽しく生きる術かと思います(症状によりますが)。私は軽度を何度も再発しているようです。安静にせねばならない時に、痛みを我慢して動き回っているのであり、恥ずかしい行動である事は重々承知であります。ただ、こんな事を何度かやってみているのですが、結果として発症時より症状が少し良くなっているのです。

chizu1.jpg

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