皆神山  660m    

 2007.6.10(日)   


  小雨     同行者あり   のんびり散策    皆神神社から      行動時間:25M


@神社駐車場11:15→(5M)→A659m高点11:20〜24→(7M)→・駐車場11:31→(6M)→B最高点11:37→(4M)→・駐車場11:41


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岩戸神社への階段。 岩戸神社。ここがピラミッドの入口との解説がある。 内部の様子。 岩戸神社の上部の祠。
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@駐車場に解説がしてある。簡単に説明してあるが奥が深い。 山門をくぐる。 正面に立派な社殿がある。 浅間神社。
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A浅間神社の裏。659高点付近。 山門脇の池はクロサンショウウオの生息地。 駐車場の東側に碑がある。 神社側敷地内からゴルフ場側の最高点を見る。
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B最高点の鳥居と祠。 Bすぐ東にバンカーとグリーンがある。

  

 真田町から地蔵峠を越えて松代町に入る。真正面に皆神山の山容が見える。本当はピラミダルな、と表現したいところだが、南から見るとそんな言葉は全く出ない。日本にあるピラミッドとして知る人ぞ知る山である。そのほかには地震の震源地にもなった山で、不思議づくめの山でもある。調査では山の中心部が空洞らしい。今日に限り底が抜けないよう祈りつつ山頂を目指す。

 

 豊栄の交差点を右折して755m行くと左側に皆神山を示す道標がある。ここを左折して真っ直ぐ進むと山道に入る。道には土砂が流れ、かなり大きな石がゴロゴロとしている。山道に入り660mで右側に岩戸神社がある。木で組上げられた階段を上がると、防空壕のような穴があった。見ると石組みで構成され立派なのであった。言い伝えでは、ここがピラミッドの入り口らしい。穴の上には祠が2つ鎮座していた。穴の中を見るには、夏場は周囲が明るく目が慣れないので、ライトを用意して訪れるのがいいだろう。

 車に戻り細い林道を行く。途中には特別道標は無く、適当に道を選んでゆく。ただ、良い道や狭い道、荒れた道などが混在するので注意である。上に行くとゴルフ場の駐車場が手前にあり、その奥に皆神神社の駐車場があった。山の不思議なこともさる事ながら、このような小さな山の山頂部にゴルフ場があるのも不思議である。荒れた簡易的なゴルフ場かと思いきや、見ると立派に管理されている。この事も私には不思議に映った。

 

 山門をくぐると右手に池がある。ここはクロサンショウオの生息地だそうだ。生体が見られるのかと寄って行くが、残念ながら姿は見られなかった。本殿の方へ歩いてゆくと、氏子数人が社殿の修理と新しい奉賛金の掲示板を打ち付けているところであった。高みに上がってゆくと最高所に浅間神社があった。その北側が地形図の659高点だが、地形図表記のポイントは浅間神社の高度より1mほど低くなっていた。ゴルフ場用に少し整地したのかもしれない。

 

 駐車場に戻り、東に進み最高点を目指す。こちらは特に道は無いので仮設トイレの横から適当に行く。途中に「世界最大最古 皆神山ピラミッド塔」の文字があった。この碑も変なところにあるのだが、何もかもが不思議満載である。こちらも上部はゴルフ場になっていて、コースの縁を歩くようにして、回りこんで山頂部に立つ。赤い鳥居と祠があり、その東側に小さなグリーンがあった。特に山頂の文字も無いのだが、ここが皆神山の最高所である。登山対象でないので登る人は少ないのであろうが、ゴルフ場の中にあることで、山頂を前に躊躇してしまうことになる。ゴルフ場側の好意で道を切れば双方の思いが解決すると思うのだが、今現在は「入るな」と言っているように見えた。

 

 濡れた草の中を、靴を濡らしながら降りてゆく。駐車場付近も雨の時はヌチャヌチャである。こんな日は長靴が適当のようであった。

 

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赤:歩路  紫:車往路  緑:車復路

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