鬼面山  1481.6m        箕輪山   1728m    

 2007.9.30(日)   


   くもり     単独     野地温泉からピストン      行動時間:3H32M


@野地温泉登山口6:33→(15M)→A旧土湯峠6:48→(35M)→B鬼面山7:23〜28→(64M)→C箕輪山8:32〜 54→(38M)→D鬼面山帰り9:32→(22M)→E旧土湯峠帰り9:54→(11M)→Fホテル前10:05


tozanguchi.jpg  tuchiyutouge.jpg  tocyuukaranodi.jpg  kimenzan.jpg 
@野地温泉ホテルの東端に登山口がある。 A旧土湯峠。辺りは気持ちの良い平原が広がる。 途中から野地温泉を振り返る。噴気が上がっている。 B鬼面山。大きなケルンが南北にある。
kimenzanhyoucyu.jpg  kokokarahidari.jpg  tocyuukaraminowa.jpg  minowagawakarakimenzan.jpg 
B鬼面山標柱。 鬼面山の南面でルートが直角に曲がっている場所がある。晴れていれば真っ直ぐ下っても可。  途中から箕輪山を見上げる。 途中から鬼面山を振り返る。
minowakaraaduma.jpg  minowashitabunki.jpg  minowakarabandaisan.jpg  minowahyoushiki.jpg 
箕輪山直前付近から吾妻山方面。  箕輪山下分岐。  C箕輪山。中央やや右、雲の上に黒く見えるのが磐梯山。  C箕輪山山頂標識。三角点は右の奥。踏み跡が続いている。 
minowakaratetuzan.jpg  tozandounoyousu.jpg  kimenzakaeri.jpg  tuchiyutougekaeri.jpg 
C箕輪山から鉄山。  登山道の様子。このような平坦な場所もある。  D鬼面山帰り。  E旧土湯峠帰り。立派なベンチがある。野地温泉は右折。真っ直ぐ進むと土湯峠(新)へ。 
hoterumae.jpg       
Fホテル前に下山。駐車場の様子。       

  

 土湯峠から野地温泉方面に進むと、最初に新野地温泉がある。「相模屋旅館」の横には登山口があり駐車スペースは5台ほどある。さらに先に進むと野地温泉の「野地温泉ホテル」があり、白い施設の裏手から大きな噴気が立ち昇っているのが見える。登山口前には駐車スペースがあるのだが、さすがにホテルの敷地内であり停めるには勇気が要る。そこで道を挟んだ東側の駐車場に入れる。まーどちらもホテルの敷地であることには間違いないのだが・・・。

 

 6:33入山。よく踏まれた散策路的ルートである。「ブナ」や「ゴヨウマツ」などと樹木名板がかかり、ホテル利用者のちょっとした散歩コースでもあるように感じた。樹林を抜け視界が開けると付近の送電線や鉄塔が目に付く。道がトラバースして行き、90度方向を変えた先に旧土湯峠はあった。立派なベンチと各方面への道標が立つ。ここは開けた居心地の良い場所であった。道標に従い鬼面山を目指す。ガスが垂れ込め遠望が利かない状況であった。送電線の下を通過し、次第に高度を上げてゆく。標高1300m〜1350m付近の道は、斜面にいくつもの道があり、どこを歩いても歩き易い道であった。次に水平道を経て次の登りにかかる。土が流れて数箇所腿上げのきつい場所もあるが、一級の安心して歩ける道であった。

 

 7:23鬼面山到着。山頂標識を挟んで南北に大きなケルンがあった。最高点は標識の裏手になるが、こことほとんど標高の変わりは無い。残念ながらガスがかかり全く展望が無い状況であった。箕輪山方向に進むとゴーロ帯の中で、ルートが東に変わる所がある。視界があればそのまま降りても良いのだろうが、視界が無いときは、やや東を気にしていると良いだろう。最低鞍部には道標が立ち、再び登りに入る。1483高点付近までは、これまでのような道であったが、この先の水平道から先は、滑りやすい掘れたルートとなる。その掘れた場所は、一見岩が露出しているように見えるのだが、足を置くと粘土質でグリップを全くしないような状態であった。そこを避けるように左右に踏み跡があり、辿って登って行く。途中で時折視界が開け、その瞬間を狙ってカメラを構える。

 

 大きな分岐表示から東に登り上げるとそこが箕輪山山頂であった。南側に大きな岩があり、その延長線上に鉄山が見える。辺りは雲海が広がっているのだが、周辺の名だたる山は雲から頭を出していた。磐梯山や吾妻山などがそうであった。三角点の方へ道形があり、5分ほど進んだのだが、朝露に負け拝見せずに再び山頂に戻る。丁度くろがね小屋から来たと言う二人のご婦人が到着し、この方らは三角点マニアのようで、バトンタッチして代わりに?行って貰った。彼女らは腰巻のようなスカートのような装備をしており、それが露避けになるのだそうだ。真似をしたいが男の場合は・・・。鉄山まで行きたいが、さすがに昨日の長駆の影響があり、この辺りが体力的にも潮時であった。本音を申すと、早く風呂に入りたいのであった。時間は9時、一般的にはビジターの受け入れは10時であろうから、その時間が気になっていたのであった。

 

 往路を戻る。ちらほらと登山者もすれ違い、旧土湯峠へ丁度1時間で戻って来た。ベンチに腰を下ろし土湯峠の往時の様子を想像する。車社会になる前は、ここを多くの人が越えたのであろう。今はハイカーのみが利用する峠になってしまっている。

 

 10:05ホテルに下山。丁度ポツポツと降ってきた。帰りを急いだのは正解であった。紅葉シーズンには少しフライング気味であったが、ここももうじき色づくであろう。ナナカマドの実が赤く目立つ登山コースであった。

 

 全ての登山予定を終え、野地温泉ホテルの湯壷に浸かる。極楽極楽・・・。

chizu1.jpg

chizu2.jpg 



                                           戻る