西館山 1756.5m    旭山   1524m 

2007.02.06(火)   


  快晴   単独   スキー(お手軽)    行動時間:30M(西館山)+42M(旭山)


西館山
@西館第2トリプルリフト8:58→(4M)→A山頂駅下にある小屋8:58〜9:00→(4M)→B西館山9:04〜9:20→(2M)→A小屋前9:22

旭山
Cロータリー10:24→(18M)→D旭山10:42〜11:01→(5M)→ Eロータリー11:06


dainitoripuru.jpg torituki.jpg  sancyou1.jpg sancyou2.jpg 
@西館第2トリプルリフトのゲレンデ Aリフトを降りると右側にこのような小屋がある。この脇から道がある。 B山頂の様子。 B同じような設備が3棟あった。
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中央左が道形 山頂南側からリフト駅を見る。 東館山側から西館山を望む。中央の樹林の濃い所。



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Cバスを回転させるロータリー。その先に右上がりに道がある。  D昭和4年 秩父宮、高松宮両殿下登頂記念碑  レリーフ。ここの登頂翌日に岩菅山に上がっているとの記述がある。   山頂の標柱 
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綺麗な東屋  大きなテーブルとベンチ  山頂から東館山方面を見る。  登山道の道形(カンジキトレース) 
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少しブッシュの出た斜面を滑り降りる。  駐車風景     


 平日ではあるが、志賀高原までの運転手を頼まれ、ちょっと出向いてきた。

 家を5:10出発。上信越道を信州中野まで乗り、オリンピック道路で志賀高原を目指す。志賀高原と言えども、やはり雪が少ない。黄色い除雪車が動いてはいるのだが、舗装路の上を赤い刃が空転しているだけで雪はほとんど掻いていなかった。ただ路面は凍結しており、ソロリソロリと上がってゆく。

 
 7:30高天ヶ原の駐車場に着く。志賀高原エリアのほとんどのスキー場の開場は8:30であり1時間ほど仮眠をする。寝ていると車の周辺がなんだかザワザワと賑やかしくなって来た。見ると3校くらいのスキー教室があるようで、そこに数百人が集結しだしていたのであった。スキースクールの先生方も十数名は対応していたようである。まさに蟻んこ状態。
こちらは、今日はのんびり企画。同行者はスキー学校に入るというので自由時間は十分ある。さらには日曜日に滑ったので、さほど滑る欲求も無い。

 半日券を買い西館第2トリプルに乗る。そして山頂駅を降りて斜面を見るが少し急である。その前にここから取付いたのでは、スキー場から丸見えで拙い。西側に少し下ると小さな小屋が右にある。そこから道形が上がっていた。すぐに鋭角に手前右側に折れ、東側を巻くように道が切られている。シールを着けてそこを行く。汗も出るまもなく山頂に着く。山頂には、大きな設備が3棟あった。情報では、電話設備との事であるが何故に3棟もあるのか。三角点は雪の下で、雪が重く掘り出すこと出来なかった。山頂は視界は全くないが、少し木漏れ日が入るので気持ちがいい。この日は快晴無風であった。下山は来た道を戻り高天ヶ原エリアに移る。ゲレンデで5〜6本ほど滑り、丸池方面に移動する。


 走ってゆくと琵琶池の先右側にバスの回転場があり、そこの除雪余地に車を入れる。再びシールを着けて登り出す。すると林道のような広い道が左から上がってきていた。これはロータリーの西側から来ているようであった(後で確認すると登山道であった)。伝ってゆくと北に進んでしまいそうで、適当に斜面に取付く。20mほど上がると右(北)から道が上がってきていた。とすると先ほどの道が上がってきているので間違いないだろう。そこにはスノーシューのトレースがあった。歩きやすさにつられてそのままトレースを辿る。道形も広く、もしや雪が無ければ車で上がれるのではないかと思うほどの広さであった。トレースも間違いなく山頂に行っている。そして目の前に東屋が見えてきた。山頂である。樹林の影には標柱があり、秩父宮様と高松宮様が登頂したと書いてある。そんな山とはつゆ知らず、地形図に登山道の表記も無い山なので、藪を漕ぐくらいに考えていたが、これは予想外だった。東屋も綺麗で、出来立てのような感じもある。雪があるので判らないのだが、最近整備した物なのかも知れない。東側の展望が良く。先ほどの東館山側が良く見える。ここでも風が無くポカポカと暖かい。

 
 下りはシールを外して樹林の中を行く。ここはフリートレックの適地であった。細かいターンで斜面を行く。下に降りるとロータリーで食事をしていたトラックの運転手が驚いたような顔をしていた。予想してないところから現れたからであろう。これで今日の山の予定は終了。要するに「ついで山行」なのであった。

 昼になり高天ヶ原ホテルのレストランに入る。ここの地ビールは美味しく1杯の予定が2杯となった。それからピザも素晴らしい。生地が薄く、上に乗っている具材とのバランスがいい。聞くと石釜で焼いているとの事であった。口直しにジェラートも食べ大満足。この後、同行者は午後のレッスンがあるので、私は発哺温泉に行く事にした。

 現地に行くと沢山のバスが止まっている。スキーヤーなのか温泉客なのか? 一番古そうな「薬師の湯」に入る。フロントに行っても人が居らず、なかなか出てこない。“平日はこんなもんか”とつぶやく。5分ほど待って館主らしい人が出てきた。800円を払い、館内の奥へ行く。ポタポタと雨漏りの酷い通路を行くと、露天風呂の入り口があった。外を見ると湯が抜いてあり、冬季閉鎖の看板がある。まーこれは致し方ないだろう。その奥の展望風呂に行く。他に客は居らず専用風呂となった。雪を見ながらかけ流しで気持ちいい風呂であった(そんなに気の利いた展望ではない)。カランを見ると全て黒色に腐食してりた。温泉成分によるものなのか・・・。

 湯を上がり再び高天ヶ原へ戻って昼寝をする。15:30になり同行者のレッスンが終わり、ここを後にする。途中、渋温泉郷内の大湯に入る。“また風呂か”と言われそうだが、“また”である。駐車場が少し遠いのが面倒だが、温泉街を歩くのも風情がある。夕暮れになり各旅館のライトが暖かい。大湯(この温泉地内の各風呂)には何か入るには手続きがあるようだが、判らずに来てしまったので、入り口の鍵が開けられず右往左往する。なんとか無理を言って隣接する旅館の女将の手助けで入る事が出来た。中は、温泉場らしい温泉で、大満足。トクトクと湯が注がれ、女湯の方からは地元の人なのだろう、楽しそうな話し声が聞こえる。砂むし風呂も、しっかりとしたサウナであり侮れない。風呂上りに足湯に浸かり、完全に身体はポカポカ状態となった。温泉街を歩きながら温泉卵や、温泉まんじゅうを賞味する。何人かに触れ合うが、この土地の人は温かかった。ここを予定の最後にあとは高速をひとっ飛び。

 
 家には19:00到着。真っ白にこびりついた車の塩カルを流して、この日を終える。

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