大滝根山 1192.5m 仙台平 870.1m 中平 854m
2007.3.25(日)
雨 同行者あり 行動時間:3H(大滝根山)
12M(仙台平)
20M(中平)
大滝根山
@仙台平登山口8:54→(41M)→Aブナ平9:35→(19M)→B鎖場9:54→(29M)→C大滝根山10:23〜56→(58M)→D登山口11:54
仙台平(せいだいひら)
E山頂駐車場12:06→(30S)→F仙台平山頂12:06〜07→(1M)→G三角点12:08
中平(なかひら)
H林道途中から12:28→(7M)→I中平山頂12:35〜38→(6M
)→・車12:44
@仙台平登山口。登山口の少し北に駐車余地がある。 | @登山口の標識。林道を北から南進すると見逃してしまう。 | Aブナ平。辺りにブナは? | B鎖場 濡れているがグリップの良い岩であった。 |
Bこんな傾斜。 | 2番目の鎖場。(ナメ岩) | 途中の分岐。この分岐は、地形図には見られない | C山頂の大嶽根神社 |
C前山。一般者はここを山頂とする。 | C自衛隊の敷地内に担当者が待っている。 | C大滝根山一等三角点(本点)かなり痩せ細った標柱であった。 | Cレーダードーム |
八木アンテナを関東平野に向けて・・・。 | 鎖場の帰り。 | なだらかな登山道。 | D下山 |
E駐車場から展望台を見上げる
F仙台平最高点。大多鬼丸首塚。
G仙台平四等三角点。
三角点はこんな位置関係の所にある。最高所から50mほど離れている。
展望台の周囲には、展望できる山名が記されている。
展望台から駐車場。
右の黒い点に見える場所に三角点がある。
H林道から草地を見上げる。 | 草地の中の茂みが最高点 | 藪の中の様子。丸い大岩が点在している。 | 中平側から仙台平。標高差は16mほどだがもっとあるように見える。 |
久しぶりのサル氏との同行山行であった。悪天予報で一度は中止にしたのだが、前日、前山からの滑走中携帯に連絡が入り、結果的には二転して雨天決行となった。
家を3:00出発。太田の某駐車場に4:30到着。5:00集合までに時間があるので、付近にある金山周辺を怪しく車で流す。トランシーバーで声を出すとサル氏が応答し、5:00合流。一路、福島県を目指す。
50号経由で東北道の佐野藤岡からハイウエー走行となる。北に上がるに従いフロントガラスに当る雨粒の量も増えてくる。郡山ジャンクションから磐越道に入り、船引三春で下道に降りる。付近にあるあぶくま洞の立派な照明灯を左右に見ながら国道288号から県道19号と経由し、磐越東線の大越駅の北から112号線の富岡大越線に入る。道はしっかりとした舗装路で道幅も十分。走りやすさの為か、登山口を見落として鬼穴の分岐まで行ってしまう。注意しながら戻り、仙台平登山口を発見し、その北側にある余地に突っ込む8:35。
雨脚はやや強く、雨具を着て出発となる。登山口からしばらくはなだらかな登山道が続く。気温が高いせいか、雨具が邪魔でしょうがない。二つほど小さな沢を跨ぎ、のんびりと足を上げてゆく。今日は、サル氏は長靴である。泥濘地もあり、選択としては正解のようである。登り一辺倒でなく緩やかにアップダウンが繰り返される。標高900m付近からは少し残雪も見え出してきた。雪の上の足跡を見るが、あまり歩かれていないような感じでもあった。
9:35「5合目ブナ平→」と書かれた標識がある。矢印方向がブナ平なのか、ここがブナ平なのかが判らなかった。道も左(北)から薄っすらと上がってきていたので、この道が大越からの道なのかとは思ったが、目の前にある表示を読み取る事が出来なかった。そもそも付近にブナらしいブナが無いのがその原因であった。矢印の方向に足を進めると次第に痩せた尾根になってきた。途中鎖場もあるが、この岩場は、雨に濡れても非常にグリップがいい。左側にエスケープルートもあるが、容易に直登する。次にあるナメ岩も鎖に掴まりながら体勢を90度に保ち上がってゆく。簡単な岩屋気分であった。
周囲はガスで視界は20〜30m。高度計ではそろそろ山頂なのだが、なかなか先が見えてこない。まだかまだかと思いながら足を前に出す。すると目の前に電柱が表れ、景色が開ける。“山頂か”と俄かに喜んだが、もう少し先で、水平に登山道を行くと、目の前に自衛隊のクリーム色の施設がガスの中から浮かび上がって来た。フェンスに沿って左に進むと大嶽根神社があり、そこに山名板があった10:23。通常はここで山頂とするのだろう。東側のフェンス越しにある三角点を覗いて、満足となるわけである。ほんの数メートルで最高所を踏めないのだが、見えていて行けないのは、人参をぶら下げられた馬の心境である。だが、今日は違う。10:30の約束で、自衛隊敷地内(