千羽山  88m    

 2007.12.29(土)   


   雨    単独    北側からアプローチ      行動時間:12M


@お墓入口10:30→(6M)→A山頂10:36〜38→(4M)→B北側田圃10:42


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@しっかりとした階段が付けられている。右の道はゴルフ場下で行き止まり。 A山頂の様子。 A東側の竹林。 A登ってきた側。
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B北側から千羽山全景。

  

 

 北陸道の小矢部川サービスエリアの南にこの山は位置する。登るにあたって一つだけ気になるのは、座標点である。日本山名事典では93m高点で座標を取っているのだが、2.5万図の「礪波」を見ると、千羽山が書かれているのは88高点に近い。高い方を踏んでおけば間違いが無いのだが、付近は起伏の多い地形で、南の100.8高点には三角点も設置されている。こうなると各々の高みを一緒くたには考えられない。北側の集落で話しを聞ければよかったが、雨の中、こんな事のためにお宅を訪問するのも気がひける。こうなると自分で判断するしかなく、やはり私の判断は88高点であり、こちらを目指すことにした。と言うのも93高点はゴルフ場内でもあり、目指すにしても私有地に入り込むリスクが伴うのであった。

 

 最初は東側の道からアプローチしようと思ったが、一帯は孟宗竹がかなり密生しており狙えそうな場所が見出せなかった。次に88高点の西側にもダート道が入っており、ここを伝うも途中で行き止まりとなり、這い上がるような道も見出せずに戻る。唯一北側の尾根末端に階段状のステップが切ってあり、もしや山頂までルートがあるのかもしれないと思えるほどに良い道が見えた。ここを辿ることにした。

 今回は全くのレジャーのついでであり、服装は普段着であった。雨も降りしきる中、藪漕ぎならアウトだが、この道形はありがたい。そして伝うこと1分でこの道の存在が判った。伝った先はなんとお墓であった。一般的なお墓ではなく、なにか名士のお墓のようであった。お墓の大きさを見て道の立派さが頷けた。流石にお墓にカメラを向けるわけにはいかず、ここは端折る。この先には残念ながら道は無く、どうしようか迷ったが、ここまで来て引き返すのも寂しいので突っ込むことにした。東側斜面には竹林が一面に広がり、以西は雑木の疎林である。進むに連れズボンには泥が付き、上着には黒い汚れが・・・。少し学習するのだが、竹には黒い泥のような付着物が多いのであった。着替えは無い中で、ここまでしてしまうのはほとんど病気なのではないかと自分でも思う。少〜し後悔しながら足を進めて行く。

 

スタートから6分で登頂。山頂部はダラットしており人工的なものは無かった。千羽山とは言うものの狸は居ないので、当然猟師の姿も無い。往路を戻る。

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