五峯山 133.4m(132.4m:現地表記) 権太郎山 118.9m(118.1m:現地表記)
2007.11.8(木) 日本山名事典に掲載なし
くもりのち雨 単独 由利本荘市内から散策 行動時間:1H10M
・由利本荘警察前6:05→(19M
)→@新山公園南側階段下6:24→(9M)→A五峯山6:33→(6M)→B新山最高点6:39→(5M)→C新山神社6:44〜45→(6M)→D権太郎山6:51〜53→(22M)→・由利本荘警察前7:15
子吉川にかかる由利橋の上から新山(山の総称)を見る。 | @新山公園入口。階段を上がる。車道は左側を巻いて神社まで続く。 | 階段を上りきった場所が展望所となっている。子吉川と日本海。 | 途中で車道から離れる。 |
稜線には石仏が点在している。 | A五峯山の山頂にはカモシカが居た。 | A山頂付近の石仏。 | B新山最高点から南側。 |
B新山最高点から北側。 | C新山神社。 | C境内の東屋。北風用に風防がしてあった。 | 権太郎山のアンテナ。 |
D権太郎山最高点からアンテナ施設。 | D権太郎山からの展望。 | 階段を下り市内へ戻る。 |
由利本荘の警察前から歩き出す。朝の冷たい空気を吸いながらの完全に散歩である。子吉川にかかる由利橋を渡り石脇新町の交差点を直進する。左側にグランドを見ながらその先のT字路を左折し、道なりに高みを目指すと正面に長い階段が見えてくる。これが新山神社の山門となる。ここを上がって行く。上がりきった場所には展望所があり、日本海が見渡せる。山手側には愛子様誕生記念植樹の標柱も見られた。
先に奥の五峯山を踏もうと舗装路を行く。途中に付近の地図もあるのだが、方位と設置位置がリンクしておらず把握しずらい地図であった。その先のカーブのところから踏み跡(階段)が上がっており、稜線歩きとなる。なにか気配がすると思ったら五峯山の山頂部に2頭の親子のカモシカが居た。モケモケの冬装備のかわいらしい親子であった。とくに逃げるわけでなくこちらを眺めていた。5mほどまで近づくと東側に下って行った。こんな所にカモシカがいるとは驚いた。ここは山に近いと言うよりは海に近い場所である。
このピークを超えると再び舗装路に出て、そこには立派なトイレがある。次に先方に再び階段が見える。新山神社への最後の階段である。新山としての最高所を踏んでおこうと、その前から右手に入っている林道を伝って上に行く。コンクリートを最近打ったような新しい道であった。登り上げると電波塔施設があり、その裏手に最高点があった。付近は鬱蒼とした雑木林であった。往路を戻り新山神社に寄る。社殿前には狛犬が4匹おで迎えし、落ち葉の敷き詰められた静かな境内であった。1月の第3日曜日には、ここに大勢が集まって奇祭が行われるようであるが、そんな片鱗は全く見えないほどに静まり返っていた。
往路を戻り、五峯山に上がったと同じ所から再び稜線に上がり権太郎山に向かう。最高点は五峯山寄りの北端にある。南端にはNHKや秋田テレビのアンテナ施設がある。広い山頂で展望もなかなか良く、下草も刈られ気持ちよい山頂になっていた。
ホテルまで戻るのだが、朝の6時台だというのに小中学生が登校していた。地図を見るとすぐ近くに学校がある。はてさて。最近の全国学力テストで第一位の秋田である。ゆとり教育の狭間で朝自習などを行っているのではないかと思ってしまった。