城山(穴水城址)  61.7m      

 2008.3.22(土)   


   晴れ     単独              行動時間:5M


@石碑前18:32→(2M)→A三角点18:34〜35→(1M)→B駐車場18:36


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由比ヶ丘バス停側から舗装路を西に進むと、左にこの看板が目に入る。(西から撮影) @舗装路の行き止まりが駐車場。この石碑と城址の解説板がある。 @左の石碑の北側から登路が切られている。 A三角点は山頂の北側にあり、闇夜の中、見つけるのに苦労した。
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A桜の根のはびこる中にある三角点。 B駐車場脇にある案内図。

 
 能登に行かねばならない用事が出来て、つらつらと地図を眺めながら行けそうな場所を探していた。能登の山は、山頂付近まで車道が通っている場所が多く、本気を出せば1日に30座ほどは楽に登れてしまう。そんな簡単な山を登山対象にする方は稀だろうが、そこに山があれば登りたくなるのが私である。そして短時間で登れそうな山を20ほどプロットした。日中の作業がやや肉体労働であり、山に登る余力があるかどうかなのだが、まー計画をしてない事には行動に移せないので、一縷の望みを抱きながら準備をした。

 現地で時間が出来たのは既に18時を回っていた。1座でも踏みたいとの思いから穴水城址のあった城山に向かう事にした。穴水駅の方から真名井川を跨ぎ、さらに小又川を長谷部橋で越えて役場前に行く。丁度ここには消防署があるのだが、15人ほどの隊員が後片付けをしていた。少し前の16時頃に町内で山林火災があり、そこで消火作業をしてきた方であった。

 穴水宝山マリーナを右に見て、その先で町営グランドの方には行かず、由比ヶ丘団地の方へ左折し北進してゆく。分岐箇所から300mほど進むと左に小路が入っており、ここを左折する。この左折する先には由比ヶ丘のバス停がある。城址を示す道標が無いので、ここまでは自分で判断して進まねばならない。小路は住宅地の中を通る路で今ほどの分岐から700mほど進むと、ここに来て初めて城址を示す表示がある。ここからその道標に従い左折し進んでゆく。少し下り勾配の道で、山に登るにあたって違和感がある。時間も時間な事もあるのだが、付近は杉の植林帯で薄暗く、あまり気持ちの良い場所ではなかった。車道の行き止まり箇所が駐車スペースになっていて、大きな作業舎が建てられていた。

 少し車道に戻るように進むと山頂側斜面に穴水城址の石碑と解説板が建てられていた。その北側から山頂部に登り上げる道が切られており、西に10mほど進み鋭角に左に登ってゆく。山頂部はまっ平でその周囲に桜が植えられていた。この山頂には三角点があるはずで、暗い中ライトもかざさずに歩き回る。すると北の端に三角点を示す地理院の標柱が発見でき、その脇には大きな桜があった。当然その標柱の脇くらいに基石があるのかと思ったら、三角点はそこから3mほど離れた桜の木の根っ子のところに埋まっていた。先に三角点が埋められ、後から桜の木が成長したようなのだが、桜の木の根っ子と基石とのクリアランスは2センチほどに近接していた。とりあえず目標地点到達。

 さて下山。下山と言うほどでもないのだが・・・。暗い中に歩き回ったので降り口が判らなくなってしまった。右往左往しながら出口を見つけ車に戻る。

 ここはもう数週間で桜の見ごろになるだろう。願わくばその頃に訪れたかったが、もしかしたら桜の花びらで覆われ、三角点が見つけ出せなかったかもしれない。そんな設置状況であった。そう思うとこの時期で良かったかも。

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