栗生山   968.2m   
   

 2008.9.06(土)   


   晴れ    単独     栗生神社より       行動時間:1H32M


@栗生神社駐車場9:50→(11M)→Aコンクリート舗装路終点10:01→(26M)→B尾根に乗る10:27→(5M)→C山頂の西側10:32→(1M)→D栗生山10:33〜46→(31M)→E栗生神社11:17〜20→(2M)→F駐車場11:22


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@栗生神社の駐車スペース。 @駐車スペースの下からの舗装路を登る。コケが乗りよく滑る。 A舗装路が終わり、山道になる。 B尾根に乗る。山頂側の撮影。背中側にも踏み跡が続く。登ってきたのは右手から。
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C西側ピークの標識。薄っすらと「栗生山」の字が読み取れる。 C西側ピークから山頂側。 D栗生山山頂。この他に4ケの標識がぶら下がる。 D二等三角点。2角が割られていた。
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D山頂から西側の様子。明るいが展望はない。 途中の杉林の中。 登路脇の水源地。石の間から湧き出している。 舗装路終点にはケルンがある。
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舗装路から神社への道の様子。  E栗生神社の舞台。  E参道はこのような休憩舎をくぐってゆく。  F鳥居前の様子。 

  

早朝の赤城でのイベントを終え、桐生市側にずれてきた。桐生や太田には低山が多いのだが、その殆どはまだ未踏のままであった。まず最初に栗生山(くりゅうさん)を目指す。

 

国道122号を大間々から日光側に進み、旧黒保根村役場のある水沼交差点から左に折れて257号線に入る。そして水沼交差点から4.2キロほどの場所に間々下橋バス停があり、ここから田沢川の対岸へ道が渡っていた。当初ここから入ると思ったのだが何も道標がなく、さらに100mほど進むと、そこに栗生神社を示す道標があった。ここから右岸側に渡り、そのまま林道をつめてゆく。途中に一切の栗生山の道標は無い。色あせて見えなくなっている道標がそれなのかもしれない。その代わりに栗生神社の道標はしっかり導いてくれるので、それを伝えばいい。神社への最後の登りはコンクリート舗装路の上をコケが覆っている場所があり、滑りやすいので注意しながら上がって行く。そして参道前には鳥居があり、駐車スペースは12〜13台ほどあった。

 

 すぐに準備をしてスタートとなる。鳥居からの石段の道、そしてその東側にコンクリート舗装路、さらに駐車場から少し下った西側の場所に、同じようなコンクリート舗装路が登っていた。エアリアでは中央の石段を登らせるように登路が書いてあるので、ひねくれ者の私は、西側の舗装路を伝って行ってみた。時折左右からの雑草に邪魔されるような道で、足許はコケに覆われ非常に良く滑る。全くグリップしないような場所もあり、舗装路を外れて両脇の土の場所をつなげて上に進んで行った。途中で右側に栗生神社の本殿が見え。それを遠望しながら行くと、その方向から来る道が途中で合流した。ここには赤いマーキングがあるのだが、神社を示す道標はない。暫く行くとコンクリート舗装は終わり山道になる。山道に入りすぐ西側に水源地があり、岩の間から冷たい水が流れ出ていた。やや薄い踏み跡を追いながら行くのだが、どうにも歩いているコースがおかしいと感じるようになった。のぞき岩らしい岩壁を右に見て、そろそろ右側の尾根に取り付くはずと思ったのだが、そのまま谷形状の場所を詰める様な形で稜線に乗った。ここは栗生山に対して南側の場所であり、尾根上はさらに南のピーク側にも踏み跡が続いていた。完全にルートを外れた場所に居た。ただ経路の道はそれなりの道で地図を見なければ間違ったと言う感じはなかった。ここは山頂のある北に足を進める。

 

 登山道と言うには貧弱だが、踏み跡は濃い。間違って歩く方は多いようである。最後は適当に斜面を駆け上がり、山頂の西側のピークに立つ。ここには古い標識がかかっており、薄っすらと「栗生山」の文字が読み取れた。起伏の無い道を東に進むと、山頂標識が賑やかな山頂に到着。まるでここが関西の山かと思うほどに短冊のように標識がぶら下がっていた。作られている標識の殆どが手の込んだ作りであり、個々には評価できるのだが、これほどあると淫らであり気持ちが悪い。展望は全くないが、そこそこ日差しが入る明るい山頂であった。足許の二等三角点を拝みつつトランシーバーを握る。

 

 下山は東側に尾根を下ってゆく。途中で太い踏み跡が南に下りだし、それに伝って九十九折を経て杉の樹林帯の中に入った。そして踏み跡につながりどんどん下ってゆくと、往路に辿ったコンクリートの舗装路終点に到達した。途中どこかで往路に合流していたのだが、全く気が付かないまま降りてきていた。往路はどこをどう間違えたのか。滑りやすいコンクリートの上を避け、下山も両脇の土の上を降りてゆく。そして帰りは栗生神社の境内に向う。本殿の見事な彫刻を堪能し、その東にある大スギを首が痛くなるほどに見上げる。石段に向う参道は一度休憩舎のような場所をくぐる。ここがお寺なら阿行や吽形が置かれる場所であり、恐る恐る通過すると、左右に四畳半ほどの空間のある場所があった。鴨居の辺りには地域の少年野球団の願掛けをしたバットが供えられていた。石段を下り鳥居のある駐車場に降り立つ。

 

 紹介誌やエアリアに掲載されていることもあり、もう少し歩きやすい道なのかと思ったが、意外や全く道中に道標が無い場所であった。

樹林の中であり、軌跡が上手く取れませんでした。

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