西ノ丸(大窪山)  1710m      

 2008.9.20(日)   


   曇り     単独    荒川林道途中から           行動時間32M


@荒川林道ヘヤピンカーブ8:22→(0.1M)→A最初の分岐8:23→(4M)→B尾根道に乗る8:27→(4M )→C巡視路との分岐8:31→(8M)→D西ノ丸8:39〜44→(7M)→E分岐8:51→(3M)→F荒川林道に出る8:54


arakawarindoukara.jpg  saisyonobunki.jpg  onechikaku.jpg  onemichi.jpg 
@荒川林道のヘヤピンカーブ入口。撮影側に駐車余地がある。
散策路入口には送電線への標柱もある。
A散策路を入ってすぐに分岐になる。最短コースは右に折れてゆく。知らずに直進。 途中で散策路を離れて笹原を尾根を目指す。 B東西に立派な尾根道が通っていた。
jyunshirotono.jpg  nishinomaru.jpg  ookuboyama.jpg  nishigawa.jpg 
C巡視路との分岐。 D西ノ丸山頂。この角度で登りあげてくる。 D「大窪山」と書かれた標柱。 D山頂の西側。登ってきた方向。
kitagawa.jpg  bunki.jpg  ouronobunki.jpg  rindounideru.jpg 
山頂の北側斜面。やや薄暗い。 E途中の分岐は「荒川林道」と示す方に足を進めてみた。 往路の最初の分岐に突き上げる。  F散策路から見る駐車余地。 


 
 乙女高原には今回で3回目の訪問になる。前回も前々回も周辺の山を登りに来たついでに訪れたのだが、その時に「大窪山」と書いた標柱が目に入っていた。しかしこの山は日本山名事典には載っておらず、登る対象にはしていなかった。今回乙女高原周辺の山を登る為に再度目を皿のようにして事典にかじりつくと、なんと「西ノ丸」と言う名で掲載されていた。これで晴れて登山意欲が沸く。ただ、地形図にもエアリアにも登路は示されておらず、ルートなどは期待せず出向くことになった。

 カーナビを見ながら一番高低差がないであろう場所の、荒川林道のヘヤピンカーブの入口付近に駐車する。ここには2台分の駐車余地と、その前から散策(巡視)路が山手側に入って居る。散策路に足を踏み入れるのだが、入口には山を示す道標は見つからない。すぐに分岐になり、焼山峠と乙女高原とを分ける分岐となっていた。よく判らないのでとりあえず高い方へと左(北)に進む。するとこの道は途中で階段状になり西側に登り始めた。これでは行きたい方向と180度違うので、そこから笹を漕いで北側にある尾根に乗った。するとそこには軽トラが通れそうなほどにしっかりしている散策路が付いていた。とすると先ほどの道もおそらくこの道と合流しているようであった。我慢して伝って行けばよかったようだ。

 散策路を暫く進むと「大窪山」の分岐表示が出てきた。これで道は間違いないことを確信。少し北側に巻き込むように道が切られ、途中に巡視路との分岐箇所には、巡視路側には黄色いチェーンがされていた。暗いコナラかクヌギ林を登ってゆくと山頂に到着。立派な標柱に「大窪山 1719m」と書いてあった。地形図から読み取れる範囲では1710m(山名事典からも)であるが、実際計測すると1720mに近いようであった。明るい山頂であるが、展望は無い。ベンチに腰掛けトランシーバーを握ると甲府盆地のトラッカーの声が良く入ってきていた。

 往路を戻るのだが、分岐に「黒川林道」と書かれている場所は、往路を辿らずその方へ足を向けてみた。往路と違えても道の状態は良く。各分岐箇所には必ず道標があるので迷うことは無い。やや谷部に降りて行く格好で高度を下げ、最後は登りあげる。出た先は、なんと往路の最初の分岐箇所であった。よって最短コースを選ぶ場合は、往路は散策路に入ってすぐに右(東)に下り、道標に従い登ってゆくのが適当であろう。ただし、早いと言っても2〜3分ほどの差くらいだろう。

 帰りにグリーンロッジの前を通るが、そこにも大窪山を示す道標があった。よってあの明瞭な尾根道はグリーンロッジ辺りから切られているようであった。

 軌跡が上手く取れず、大まかにルートは記入してあります。
chizu1.jpg

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