浅間山  79.7m      

 2008.4.15(日)   


   晴れ     単独    南側明大グランドの方から         行動時間:11M


・若松町5交差点西側公園8:05→(2M)→@鳥居8:07→(2M)→A山頂8:08〜13→(1M)→B鳥居8:14→(2M)→・公園8:16


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@参道入口の鳥居 参道は断続的に階段がある。 A山頂の祠。 A山頂の標識。
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A四方を囲まれた三角点。 A西側の様子。 参道を上から見下ろす。 B入口付近の様子。


 急に調布市まで出向く用事が出来た。何処に行くにせよ付近に山が無いか探すのだが、珍しく見つかった。珍しくと言うのは、奥多摩などは別として都内において登れる山が見つかることは稀であるからであった。以前に上野山・待乳山・愛宕山・飛鳥山、この4座を踏んで、もう他には無いだろうなどと思っていた。それが今回新たに1座見つかり、まだまだ探してみるものだと思ったのだった。

 調布市まで行くには、圏央道が中央道の八王子まで繋がったので、大変便利になった。その昔は、関越道の練馬から地走りしていた事を思うとはるかに早い。ただ国道20号の甲州街道は、朝の大渋滞でなかなか動かない。田舎者の私にしてみると、これは非常にいらいらする。ラジオからは、20号調布から高井戸へ向けての渋滞情報が聞こえていた。時計をみるとアポをとった時間まであと1時間はある。国立府中で中央道を降り、先に浅間山に登ってしまう事にした。

 甲州街道をしばらく伝い、小金井街道入口交差点を左折して15号小金井街道に入る。次に府中の森交差点を右折し、真っ直ぐ進めばなどと思っていたら、住宅地の迷路のような道に右往左往する。何とか248号に出て目当ての浅間山を目の前にしているのだが、肝心な駐車スペースが何処にも見出せない。西側に4台分ほどのスペースがあったのだがバリケードをされていた。次に多摩霊園のある東側に回ってみると、こちらの広い駐車場も同じくバリケードをされていた。結局ぐるっと一回りしても公的な駐車スペースは皆無であった。しかしこれで引き下がることは出来ず、是が非でもどこか探さないとならない。南側に明治大学のグランドがあるのだが、そこと人見稲荷との間に公園があり、その前の路上に目をつけた。しかしここにはしっかり駐車禁止の標識があり、それなりの覚悟で置かねばならなかった。

 公園前に路上駐車し、急いで浅間山に向かう。明大の施設では、朝から学生の姿が見えた。そのグランドへの門扉の北側に、浅間山へ登る参道がある。登り口にある鳥居の周囲には、淫らにタイガーロープが巻かれていた。なぜにと思って近づくと、老朽化のために崩落の危険があるように見えた。辺りは新緑の森で、非常に気持ちがいい。参道は、石で出来た階段が断続的に造られ、そこを登って行く。土の部分は柔らかい土壌で、靴の裏にこってりと付着するような状況であった。

 山頂に着くと石組みで囲まれた祠があり、その北西側に二等三角点が鎮座していた。四方をしっかり石でガードされた、正統派三角点と言ったらよいか。展望は全く無いが、木々の間から差し込む朝日は気持ちがいい。トランシーバーを握ると都内の物流を担うトラッカー達が沢山声を出していた。ここから西側の公園への尾根道もあり、時間があれば行ってみたかったが、今日はここまでとした。

 下りは滑りやすい土に足をとられぬように注意しながら降りてゆく。舗装路に降り立つと、靴の汚れがそのままアルファルトの上にトレースとなって付いてきていた。公園まで戻り駐禁の張り紙が無い事に安堵する。公園には水道があり、ここで靴を洗わせて貰う。結果オーライなのだが、水道が無かったら土がこってりついた状態で仕事に行かねばならなかった。これらを考えると、この公園脇に停めたのは正解だったようである。仕事に向かう・・・。

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