天狗山 1122m
2008.1.12(土)
雪 単独 青木の森別荘地上部より 行動時間:12M
@別荘地最上部11:06→(7M)→A天狗山11:13〜16→(3M)→B最上部11:18
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林道から別荘地に向かう分岐箇所。白い看板の方へ右折。 | @林道終点からの取付き箇所。薄っすらと踏み跡あり。 | 稜線は、やや起伏のある状態であり、2重山稜っぽい場所もある。 | A山頂の祠。 |
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A山頂から南側。 | A祠には「天明三○年」とある。 | Aビニールのテープも巻かれている。 | A林道上にも雑木が生えてきている。 |
大明神山登山口からそのまま林道を北に向かうと、地形図通りに天狗山側に林道が入っており、そこを伝ってゆく。すると出た先は、見るからに別荘地であることが判る。しかし居住している人は居ないようで、建物こそあるが人けはしなかった。別荘地内は舗装がしてあり、高みに向けどんどん車を持ち上げてゆく。途中でダート道が左に入っており、これが地図の破線ルートのようであり、入ってみる。中間部までは良いが、その先が酷く荒れた道で、これは車で入らない方が無難であった。途中に廃屋のような建屋があるので、そこで車を捨てた方がいい。私は入れたのだが、車の底を摺ったり、側面を摺ったりとなかなかの場所であった。行き着いた所は行き止まりで、右側にブロックを積み重ねたよう壁のある場所であった。付近を見るとここも別荘地の区画のようで、今現在は自然林に戻りつつあるようであった。
林道を南から北に進んできたのだが、取り付き箇所からは、鋭角に南に戻るように斜面を上がって行く。ここから上を目指している人も居るようで、なんとなく踏み跡も在る。稜線は灰色の杭が立ち並ぶ。どうもよく見ると赤い残存物もあり、この灰色のクイの廻りには赤いカバーがされ、それが良く見るところの赤い杭のようであった。ここの赤いカバーは悉く獣に齧られているようであった。二重山稜とまではいかないが、それに近い所を行くと、ほどなくして山頂であった。祠があり、その側面には「天明三十云年」とあり、その横に「沓掛」との文字も読み取れた。山村であり、農耕の繁栄を祈って持ち上げたものであろうか。稜線上の道は南にも降りて行っていた。
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