要害山 780m
2008.9.20(日)
曇り 単独 滝堂橋から 行動時間49M
@滝堂橋上の登山口11:13→(15M)→A深草観音との分岐11:28→(11M)→B要害山11:39〜42→(10M )→C深草観音との分岐11:52→(10M)→D登山口12:02
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@滝堂橋付近の登山口。 | よく踏まれた道。 | 滑りやすい橋。 | 最初の分岐道標。みな地面に落ちていた。 |
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A深草観音側と山頂側とを分ける道標。獣に齧られた痕。 | 山城としての遺構が残る。 | B要害山山頂部の広い平地。 | B武田信玄生誕の地の碑の横に山頂を示す標柱が立つ。 |
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B最高所?から見る山頂部。 | 山頂から北東へのたおやかな道。 | C齧られてしまい道標としての役目は・・・。 | D車に戻る。 |
水ヶ森を登り終え、次は積翠寺温泉へ沈没の予定であった。だが温泉地が近づくとカーナビは要害山を間近に示し、登れと言っているかのようであった。この山は本道とされるのが、温泉地から登る南側のルートのようであるが、へそ曲がりの私は北側からのルートを辿ってみることとした。
滝堂橋の北側には登山口となる道標があり、2台分の駐車スペースがある。そこから山道に入る。よく踏まれた道で、針葉樹が堆積し、ふかふかと歩きやすい。途中に自然観察用の木々の名前を当てさせる銘板が設置してあった。右側には流れがあり、人工的ではあるが、堰堤から流れ落ちる水は滝になっており、見栄えがする。途中流れを跨ぐ所があるのだが、流れはやや濁っており、下にある温泉の泉質と同じなのではないかと勘繰ってしまった。さらに足を進めると朽ちた橋があり、これはやや滑りやすい。この先で、初めての分岐道標がある。全て地面に落ちてしまっており、ここから右手へ草地の登路がある。暫くトラバース気味に行くと、二つ目の道標があり、この道標は見るも無残に齧られ、用を成しているのは、要害山側への表示だけとなっていた。この先は至極なだらかな道が南西に進んでゆく。
山頂が近くなると遺構の表示なども見え、山城の雰囲気が増してくる。そして山頂に入ると一気に緑が目に飛び込んでくる感じであった。広い大地が居心地の良さを増し、秋を向えヒグラシの悲しそうな鳴き声も聞こえていた。「武田信玄生誕の地」と書かれた碑の横に山梨百名山の標柱が立っていた。最高所に立っているわけではないので、付近全体として山頂としている標柱である。ただ私は山頂部でどこが一番高いのかを探るべく、周囲を歩き回る。どうも東側の高みが高いようであり、自分なりに満足。
往路を戻る。