雨乞山   1067.9m  
                                             
                                      

   2017.10.28(土)


  くもり   単独   高平口より     行動時間:55M


@駐車場8:10→(2M)→A林道車止め入口8:12→(24M)→B雨乞山8:36〜42→(23M)→C駐車場9:05


   
@駐車場も整っている。 A散策路とは林道。その入口。 広い快適な道幅で続く。 北側の小田川地区からの登山道との分岐。
       
トイレも整っている。 山道になっても快適。 山頂直下 B雨乞山
     
B二等点 B祠。雨乞いの場所だけにご神体は龍神様であった。 B山頂標識 B大展望の場所。三峰山のメサ地形が目立つ。
       
B赤城山側 B中央に子持山 C三峰山と、晴れていれば谷川の上越国境が望めるよう。 Cベンチはこの仕上がり。触り心地、座り心地がいい。
       
林道入口に戻る。 C駐車場に戻る。ど真ん中に停めた(笑)。トイレもある駐車場。




 雨乞山の以前は林道を車が入れたようだが、現在は入れないようになっているよう。雨の降りそうな日に雨乞山とは、なんとも不謹慎にも思うのだが、これで川場村の落穂も終了となる。やむを得ない選択で赦してもらおう。

 

 赤倉山を降り、花咲地区からは120号を伝って白沢町高平地区の登山口を目指す。望郷ラインが出来、一部分岐がややこしい場所もあるが、しっかり行政の道標が導いていてくれる。林道入り口に停めようと思っていたが、しっかり駐車場が完備されていた。降りてゆき、そのスペースのど真ん中に停める。昼からの降雨予報であり、誰も来ないであろうと判断していた。

 

 林道の入り口の車止めは抜き差しができるようになっていた。そして最近通ったようなタイヤ痕が残っていた。広い緩やかな林道を伝ってゆく。スマホでラジオを聞きながらと思っていたが、車に忘れてきてしまっていた。最近忘れ物が多い。前週はナガサを忘れ酷い目に遭った。しかし今日は、ラジオを忘れても酷い目には遭わないだろうと判断した。

 

 九十九折の途中で道標の立つ場所がある。その道標が指し示す方を見ると、雨乞山らしき高みを望むことができた。広葉樹の中を進む林道で、色づきが心地よく感じられていた。起伏のない直線路を進むと分岐があり、そこは川場村コースの合流点があった。この先には簡易トイレが3つも置かれていた。3つも必要なほどに登山者が居るって事にもなる。学童登山の場所だったりするのかもしれない。

 

 山道になるも、まだ軽四なら伝えそうな幅と勾配であった。ライムグリーンと色づき始めた黄色がとても綺麗に感じられ、このタイミングで訪れて良かったとも思えた。進む先が明るくなってくる。伝え聞く展望の場所、どんな景色を見させてくれるのか、楽しみに一歩一歩を進んでゆく。

 

 雨乞山には、その名の場所らしく祠があり、その中に竜神様が安置されていた。そして展望だが、確かに素晴らしい。この曇りの日でもそう思えたので、澄みきった日には最高だろうと思える。荒船山のようにも見える三峰山の山容が特に目立つ。曇って見えない山は、同定案内の写真図があり、うっすらと見える場所もそれと判って見えてくる。感心したのはベンチ。こんな野外の場所なので少々手抜きしてもいいと思えるが、きっちりといい仕事をしたベンチが備えられていた。座り心地もいい。天気が良かったら長居したくなるような展望地であった。形状こそ違うが、城址の様な展望を楽しめた。

 

 往路を戻って行く。登山とするには楽過ぎるので計画するのに「はしご」にするか、麓側をもコースに入れぐるっと巡る計画がいいかもしれない。




 
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