羽黒山 444m
2017.6.10(土)
くもり 単独 柱谷地区より林道を伝う 行動時間:5M
@林道で羽黒山山頂に4:27〜32
@林道は南北に山頂を通過する | @駐車余地からの石の参道 | @2004年の震災の記録が書かれた石碑。 | A北側の山村風景。 |
@駐車スペースは、停まっている位置の左側。 |
梅雨入り宣言があったが、特にそこで怯むことは無いので、南会津南部の寂峰を計画した。しかし肝心の小出からの352号がまだ不通のままであった。みっちり計画した後だったので、はしごを外された感じで落胆する。先に調べねばならなかったことなのですが・・・。
出発までにあまり時間も無くなり、先日観光に出かけた時に越後丘陵にたくさん山があるのを見ており、今回は低山のはしごをしてみることとした。新潟地方は少し天気が悪い予報。であれば、いつでも区切ることができる低山は好都合でもあった。
1:00家を出る。湯沢まで関越道に乗り、あとはたらたらと下道で向かう。魚沼で17号と別れ252号に入り、“あっ、大回りして六十里越で南会津に行けばよかった”と気付いたときは後の祭り。並柳東から291号へ乗る。国道にしては細い道で、本当に国道なのかと表示が出るまで半信半疑であった。
14座ほど地図から拾い上げてきたが、どこから登り始めるか決めておらず、現地が近くなりどんな周り方をすれば無駄が少ないかを考える。しかし、あまりいい一筆書きが出来ず、進路から近いと思われる羽黒山から登ることにした。
国道291号から旧山古志村役場側へと入って行く、単車線の特異なトンネルが二つ口を開けて並んでいる。そこを右に見ながら高度を上げてゆく。柱谷地区内に入り、カーナビとスマホの地形図を見合わせながら分岐を南に折れる。南進してゆくと、途中で上側に進む道が右に分かれており、そこに入って行く。軽四駆でないと登れない道を軽四駆で登って行く。
それでも途中でスリップして登れなくなる。慌てて四駆に入れようとレバーを切り替えるが、そのレバーが動こうとしない。ニュートラルにしても何をしてもダメで、ブレーキを踏んでいてもサイドブレーキを引いても時折後ろにずり落ちかなりヤバい状態となった。何かせねばと、デフロックをかけてみる。二駆状態で使うことは生まれて初めて。それが面白いように斜面を噛んで登りだした。二駆でデフロック。羽黒山で学んだ運転技術であった。
ダート林道は山頂を横断するように南北に付けられていた。山頂の北側に3台ほど置ける広みがありそこに突っ込む。そこから山頂までは石を敷いた歩道が付けられ、最高点まで導いていた。施工仕立ては、周囲は花壇のようになっていたのではないかと思わせる様子があった。
羽黒山の山頂には、「羽黒山」と彫られた大きな石碑があり、これは2004年の震災の復興碑を兼ねているもので、その説明書きが裏に読めた。旧山古志村はまだ夜明け前。明けてきた北側の山肌に街灯の灯る静かな山村が見えていた。まず1座は楽々登頂。地形図の実線路は見ていたが、山頂まで車で上がれるとは思っていなかった。
帰りは登りより気を使いながらエンジンブレーキをかけながら降りてゆく。次は焼山に向かう。
普通車は無理をせず柱谷地区内の余地に停めたほうが無難。