一条ヶ峰   932.4m  
                                             
                                      

   2017.8.19(土)


  曇り     単独     杏地区より   行動時間:1H3M


@林道途中スタート地点(廃分岐)8:08→(5M)→Aフェンスゲート8:13→(26M)→B一条ヶ峰8:39〜41→(30M)→C戻る9:11


   
@コンクリート舗装が途切れた場所は廃分岐があり、廃道側に突っ込んで駐車しダート道を歩き出す。 チェーンゲート Aフェンスゲート。施錠は無い。 Aわながあることから、適時に見回りがされている場所となる。
       
途中の巡視路分岐 林道の様子。雨が多いからか、泥濘地が多かった。 山頂直下の分岐 東側の巡視路入口
     
東側の巡視路道標 B一条ヶ峰 BSK氏の絶縁 B三角点にも見えるが境界標柱
       
Bニュージーランドのジャズリンゴ B西側への巡視路 B送電線鉄塔 山腹にあるサンリツのメガソーラー
       
フェンスゲート帰り C駐車の様子




 雷山を終えて豊科側へと南下してゆく。田沢北交差点を左折して143号へと繋げてゆく。この道は後立山を歩く場合に通過する主要道でもあり、何度も通過している場所ではあるが、一条ヶ峰を気にしたことがなく杏地区から東に入る林道の存在は、今回初めて知ることとなった。立派な広い直線的な舗装路が続き、そこに農業生産がされていただろう跡が見える。しばらく進むと野草が茂り道幅が狭まり、擦りながら進んでゆくとダート林道となった。舗装の切れ目が分岐のようになっており、使われていない廃林道側に突っ込んで車を停めた。

 

 歩き出しの最初は野草の茂る場所を進む。なにか雰囲気として蛇が出てきそうな、日向ぼっこをしてそうな、そんな印象を持つ通過点であった。そしてやや泥濘地が多い。この夏が雨続きなのか、ここのいつもなのかは判らない。ダート林道ではあるが、ブロックパターンの緩いオンロードタイプのタイヤ痕が見える。ちょっと似つかわしくないタイヤ痕なので不思議に思っていた。

 

 歩き出してから3分ほどでチェーンゲートされた場所となる。チェーンの端は南京錠がかかっていた。そしてここには進入禁止の立て札がある。このわずか2分ほど先には、強固なフェンスゲートがされていた。施錠されていたら抜けられないようなしっかりしたものであったが、こちらは開閉できる仕様のものであった。ただしフェンスにはこの先には罠が仕掛けてある旨の注意書きが貼られていた。先ほどから見ているタイヤ痕は日々のわな見回りの為の跡だと理解できた。この場所の山側はフェンスが拉げていた。シカか何かが無理やり飛び越えようとしたようであった。

 

 フェンスゲートから15分ほど歩くと、巡視路道標が現れる。そこからは4番鉄塔に向かってゆくことが判る。しばらく高度を上げていた道が、少し下りだすので違和感を抱くが、そんな作道なので間違っているわけではない。途中にアカマツの丸太が積んである場所がちらほらと見える。被せたビニールの下に何か貼り紙があり、読みに近づくと、それはマツクイムシの駆除をしている処理中の状況だった。

 

 一条ヶ峰直下の南西側には分岐があり、分岐する側の道は野草に覆われていた。尾根上には錆びた標識があり、獣なのか薄い踏み痕も在るようであった。登ろうかと思ったが、もう少し伝いやすい場所を探して先に進むと、東側に巡視路の分岐道標があり、山頂側へと道が上がっていた。林道を離れ登って行く。

 

 一条ヶ峰登頂。三角点に見える標石があるが、これは境界標柱であった。頂部が四角錐になっているあまり見慣れない形状でもあった。北西側に送電線鉄塔が立ち、西側にも巡視路が降りて行っていた。アカマツに赤い絶縁テープが巻かれ、SK氏が唯一の山名を記していた。降り注ぐセミの鳴き声の中、暑さが増し持ち上げたリンゴを齧る。下山。

 

 林道を下りながら山腹を見下ろすと、メガソーラーの場所が見下ろせた。途中にあったサンリツの敷地がそれだったよう。ゲートを開閉し、チェーンを跨いで駐車場所まで戻る。

 

湯多里山の里温泉がすく近くにあるが、まだ営業前の時間。11時に丸子に着くように考慮し走り、霊泉寺温泉に浸かってから向かってゆく。



 
  
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