寺沢地区からの林道はかなり勾配があり、さらにカーブが小さく道は狭い。ここは走れる車は限られる。さらには四駆にしないと上がれない場所もある。唸りながら登って行き、石坂山東のコルに到着する。コルの北側には錦鯉の池が並び、ここまでの経路が嘘のような地形が広がっていた。西からアプローチした方が、勾配が緩い中を登れたようであった。

　石坂山側には立派な道形が入っていた。地形図には見られないが、鉄塔があり、そこまでは一級路を伝えるのであった。そこから山頂までは、手前にやや強い藪があり、丸太がごろごろしている場所は、少し北側に逃げると幾分伝いやすいようであった。

　石坂山山頂。うっかりしており三角点があるのに探すことをしなかった。大写しで複数座入れて印刷してきたので、手持ちの地図から三角点の有無が判らなかったことも要因であった。戻ってから残念でならない。鉄塔寄り以外では藪の強い場所はなく、そこそこ空間のある場所で分け進みやすい植生であった。

　巡視路を戻る。

　次は千足山へ。