城山(薭生城址)     260m       

 
   2017.6.10(土)    


   雨    単独   西麓のコースで周回   行動時間:45M 

                 


@城址入口上の草地から11:26→(7M)→A畑の場所で北からの道と合流11:29→(35M)→B城山11:47〜49→(23M)→C極楽寺横登山口12:05→(8M)→D戻る12:11


     
@薭生城跡入口石碑のある場所から、上に上がり草地の場所に駐車。そこから。 A山道を行くと畑の場所で北からの道と合流。 掘れた山道 途中で鉄塔を見る。
       
とても心地いい尾根道。 東側への進路との分岐 B城山 B薭生城址。設置当初は2m低かったよう。
   
B山頂から東へも道が見られる。 B右側が朝日山 B北側の展望 北側直下は鎖場
          
ブナの並ぶ快適な尾根道 道標を無視してこの分岐から下る。 下側で推奨ルートが右から合流。 極楽寺の墓地脇に出てくる。
       
C極楽寺横の広い駐車場 かまぼこ屋根の小屋が目印 その前にやや目立たない形で標柱が立つ。登山口だがここは駐車余地がない。 D無いので、僅か南に進むと上に進む道があり、登ると広い草地がある。




 城山は本日一番歩く場所として構えていた場所。最初にしようかとも思ったが、最後の船岡山の位置取りからも、後半にせざるを得なかった。登山口を探しながら上越線の落谷駅南の薭生地区走っていると、地元の老夫妻がおり声をかける。「しろやまの登山口はどこですか?」と聞くも、こんな近くでありながらポカーンとしている。角度を変えて「じょうやまの登山口は」と改めると、「ああ城山かい、あのかまぼこ型の小屋の横だよ」とはっきりと応答があった。地元では「じょうやま」と呼んでいることが分かった。

 
 さてその場所に行くが、確かに石の道標があるのだが、その先は畑にしか見えずに良く判らない。しょうがないので南に少し進んだ場所から舗装路が上がっているのでそこを入ってみる。先ほどの道標の場所には駐車場所がないので、その意味合いからもここに進んできた。入った先には広い草地があり、その草地の先に登路に出る場所があった。ここまで登路は刈り払いしてあり、その刈り払いしてある様子を見て、入山口からどう進めばここに至るかが判った。少し端折った形で登りだすことになる。

 
 草は多いが立派な道が続いている。最初はそう思ったが、途中でかなり鬱蒼としてきて、この先どうなるかと思ったら、わずかに分けて進むとパッと明るい畑の場所に出た。綺麗に草刈りさてた場所で田んぼと畑があり、上の方にはここも池となっていた。その先に進むと掘れた登山道が続き、東北は松島の高森山の登路を思い出させるような似た地形であった。

 
 快適な尾根道を進むのだが、水平道が合流している場所も見える。そしてコルに乗り上げると東からの道も見られそちらへの分岐点となっていた。城址側へと導く道へと進んでゆく。この日は出ていなかったが、雰囲気としては蚋の多そうな感じの場所であり、これからはたくさん出てくるのあろうと想像しつつ歩いていた。

  

 城山山頂。薭生城址山頂と言ったほうがしっくりいくか。城址らしい展望のいい場所で、低いながら遠望が楽しめる。出発時には雨具を着て出たが、ここでは着ずに居られるほど回復していた。往路を戻る気満々で居たのだが、少し往路を戻り、いや待てよ、北側も歩いておきたいと思い北側への道へ降りてゆく。

 
 山頂直下の北側は、鎖が流され急峻地形が待っていた。それ以降はなだらか地形で、ブナの幼木も見られ目に優しい尾根筋でもあった。途中の極楽寺を導く分岐の場所があり、ここは下降点になっていた。地形図に見える極楽寺への道はこの直下行する道の方と判断し、道標を無視して下って行く。途中水平道が横切り、さらに下ると右からの道が合流した。道標に従うと右からの道ってことになろう。

 
 緩やかに降りてゆくと、大きな駐車場を擁した極楽寺の横に出て、立派な自然歩道の案内看板があった。しかしここには往路に使った道ではなく、一方は小千谷の道の駅からの道が記されていた。南に戻って行く。そして薭生城跡入口からは刈り払われた道を登って駐車した広みに戻る。入り口からは畑の北側の狭い通路を伝うのが正解なのだが、狭いのでここであっているのかと入山するには不安に感じる場所であった。



                           

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