鹿岳(二ノ岳) 1010m 一ノ岳 950m
2017.11.23(木)
くもり 単独 高原地区より 行動時間:2H22M
@駐車場9:34→(2M)→A登山口9:36→(59M)→Bコル10:35→(10M)→C二ノ岳10:45〜47→(17M)→D一ノ岳11:04〜06
→(48M)→E登山口11:54→(2M)→F駐車場11:56
@駐車場から上流側に進む。 | A登山口から民家脇を通過してゆく。 | A登山口 | 針葉樹林の中の道 |
岩穴は帰りに見学 | 岩屋 | コル下 | Bコル |
はしご場 | 鎖場 | C二ノ岳 | C荒船山側 |
C昔からある標識 | C2001年にはこちらは無かったような・・・。 | コル再び。一ノ岳へ | ロープ場 |
D二ノ岳 | D摩利支天 | D一ノ岳から二ノ岳 | D高原地区側 |
D東側 | コル三度 | 岩穴の様子 | E登山口に降り立つ |
F駐車場に戻る。 |
鹿岳は2001年に既登済みであるが、一ノ岳も有効座と決まったために改めて再登してみることにした。当時も二ノ岳と一ノ岳は踏んでいるのだが、当時には一ノ岳は目的座にしておらずおまけであった。今回は一ノ岳が主賓で、二ノ岳はおまけな感じで登ることとする。
庭のような場所なのでゆっくりと家を出る。朝方まで雨が残るようでもあり、それも意識してスロースタートにした。初めて登ってからすでに16年が経過している。しかし現地の様子は往時のままであった。広い駐車場に停めるが、雨だからだろう誰も停めてはいなかった。
9:34駐車場から高原地区の民家がある側へと登って行く。登山口の民家には、以前は住まいしている人を見たが、もう気配はない感じであった。沢沿いの踏み跡を追って進んでゆく。針葉樹の林立する中を進む道は、やや不明瞭にも感じる。それには複数ルートがあるようで、一本に絞られていない為だろうと判る。この地区の飲み水もこの辺りからとっている様であり、それら施設も見られる。
進路左側の小谷に岩穴が見えてくる。以前も覗いているように思うが、その記憶が呼び起こせない。帰りに立ち寄ることにする。この先にある岩屋の場所は立ち寄ってみた。こちらは昔の記憶と合致した場所であった。この上側は少し倒木などがありルートが巻いている場所もあるようであった。ロープ場が見えたら、その上がコル分岐となる。
コルに上がったら一ノ岳に向かえばいいが、鹿岳として高い方は二ノ岳であり、やはりと言うか当然というか、自然と高い方へと足が向く。直下のはしご場は、昔のままの状態で、雨に濡れたそこはスリリングであった。登り切って鎖場となるが、ここも雨で足場が滑りしっかりと鎖を掴んで登って行く。
鹿岳の二ノ岳到着。360度の展望ピークではあるが、やや曇った景色に紅葉の眺望を楽しむには暗い日であった。昔から在る南牧村の標識が懐かしい。往時は金属の標識は無かったので、反対側に在るのは新しいのだろう。そこそこ展望を楽しんだら一ノ岳に向かう。不思議と鎖場とはしご場は、下りの方が楽に思えた。地形的なことからか、経験がそう思わせたのか。
コルからはしごを上がり、次のロープ場を進むと、すぐに一ノ岳到着。摩利支天の石碑が往時のまま置かれ、その前にたくさんのお賽銭が供えられていた。低い方が「一」とは、なにか違和感を抱くが、その昔のコースとして、こちらが手前に存在したので一ノ岳なんだろうと思う。先ほどまで居た二ノ岳を僅かに見上げる。周囲景色は西上州に居るって事を強く感じさせてくれていた。下山。
晴れてきたので誰か登ってくるかと思ったが、気配は無かった。コルから下り、小谷にある岩穴に立ち寄って行く。動物がたまに雨宿りしているのだろう、そんな踏み跡が見られた。針葉樹林帯の中は、往路は左岸を伝ったが、帰路は右岸を伝ってみる。そして民家の脇をすり抜けて車道に出る。その場所には水道があるのだが、公的なものではなく私的なものだろう。
駐車場に戻り、下仁田で昼食をと思って街中まで行ったら、ちょうど葱祭りで賑やかであった。立ち寄ろうかと思ったが、駐車場が離れた場所だったので、インター側まで戻り昼食とした。