西平(西平山)   732m  
                                             
                                      

   2017.11.24(金)


  晴れ     単独    小殿地区より     行動時間:1H37M


@作業道入口7:24→(28M)→A作業道終点7:52→(28M)→B西平8:20〜21→(40M)→C作業道入口9:01


   
@自動車工場の先へと進むと、広い駐車スペースがある。その向かいに作業道入口がある。 作業道は緩やかに登ってゆく。 途中から尾根の北側に切られ続く。 A作業道終点地
       
緩やかな場所の連続だったが、やっと勾配が強くなってくる。 林道を跨ぐ B西平山頂 B標識は二つ見える。
     
B登ってきた東側 Bシナノゴールドで水分補給 B黄色い絶縁テープ 592高点帰り
       
林道終点地帰り 水が残る場所はヌタバになっている。 分岐があるが、右側へと戻る。 C作業道入口は入れないよう塞がれている。
       
C駐車スペースに戻る。




 奥武蔵の落穂拾い。金比羅山の尾根を含め以西は踏んでいるが、北側の尾根筋が未踏でポツンと西平が残っていた。ポツンとあったので後回しになっていたのだが、いつかは踏まねばと気にはなっていた。10月に休日出勤があり、その振休として久しぶりの平日登山とした。

 

翌日は次男の婚礼の儀が予定されており、怪我をしたり傷を負ったりの不参加はご法度の為、安全な場所でありつつ、気持ちバリエーションなルートとしてこの場所を選んでみた。ただし時間が短すぎるために、南東にある楢抜山もはしご登山として抱き合わせにする。それでも短時間過ぎるのですが、基本無理をしない日とする。

 

秩父を経て、正丸トンネル手前から右折して名栗に至る。いつもは通過点だが、今日は目的地であり、だいぶ近い感じがする。あとは、早朝の出勤者が結構多い事を知らされる。経路には、ニュースになっている三菱マテリアルの会社もあり、気になってその方角を見てしまった自分が居た。小殿地区の尾根末端へと近づいてゆくと、最終民家的に自動車修理工場があるが、その向かいに尾根への道が在る。ここを登るようだが駐車場がない。探すように先に進むと、林道の途中にかなり広い場所が現れた。大きな銀杏の木があり、その向かいには作業道が上がっていた。コンテナハウスのようなものもあり、工事用の駐車スペースで間違いないようであった。林道の先は、バリケードも見える。林道を進むにしてもここに停めるのが適当なようであった。

 

沢の流れの音を聞きながら準備をし、さて行動開始。作業道の入り口は、車が入れないよう大きな石が並べられていた。その先にはタイガーロープも張られている。九十九折を進み、この先は緩やかな道で進んでゆく。水溜りになっているところは、シカのヌタ場になっていた。尾根上も下草がなく歩くことができるが、道が在るのに伝わない手はない。尾根に乗ったら、道形はその北側に切られるように西側に進んでいた。どこまで伝えるのか、ちょっと予定していなかった省力の為、あまり早くに着いてしまってもと、そっちの方が気になってしまっていた。

 

伝いだして30分ほどで、作業道の終点地が現れた。軽トラでも通れるが、キャタピラーでの作業車が通る道の様な幅に思えた。最終地点の袋地が、軽トラで回転するには狭いのだった。ここから尾根に乗りあげ登って行く。途中南側が開けた場所がある。グーグルアースで見てもそこは目立つ場所であった。進んでゆく先に、子の権現の尾根で見られたのと同じ作者の道標が現れた。その先で林道を横切る。ここは茅の中に道形があり、春や夏は分けて進むような場所であろう。涸れたススキを分けて尾根に乗る。そしてひと登りすると、簡素なピークに到達した。

 

西平到着。現地は西平山表記となって二つの標識に名がふられていた。サフィックスレターがKで始まるヤマランメンバーのリボンも見られた。どうもヤマランでは同種のリボンブームがきているようである。関西メンバーの乱打が問題になって修正されたが、さて関東はどうなるのだろう。自己満足が首を絞めるようなことにならねばいいが・・・。展望は無く長居は無用の場所であった。往路を戻る。

 

林道を跨ぎ尾根を降りてゆくと、かなり下界の工事の音が上がってきていた。車を置いた場所は、作業のための駐車スペースと思っていたので、やや急ぎ足で戻って行く。終点地から作業道に乗ると、途中で分岐が出てくる。往路に気づかなかった分岐で、どちらから来ただろうと考えてしまった。見定めると左に見える道は北側に降りて行っていた。正解は右(南)側で、そちらに進むと尾根を跨いで南側に進んでゆく。往路は尾根を跨いですぐでの分岐で気づかなかったと思えた。こんなこともあるのだと後学のためにこの経験は覚えておく。

 

九十九折を下り、林道に降り立つ。駐車スペースには我が車だけで、林道奥のバリケードも、出発時に見たままであった。麓は麓でも、違う場所で作業がされていたようであった。山旅姿そのままで、次の楢抜山側へと進む。

 



 
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