西戸屋山 717.7m
2017.10.21(土)
くもり 単独 荒沢峠西入山口より 行動時間:13M
@入山口12:11→(6M)→A西戸屋山12:17〜20→(4M)→B戻る12:24
@荒沢峠側の破線路は見られず、西尾根側に入山口が存在する。 | 歩き易い散策路 | 広葉樹の中でとても心地いい。 | A西戸屋山三角点ポイント |
A三等点 | A実際の最高所は三角点の南にある高み。 | 最高所への入口になる場所にはタイガーロープが見える。 | 破線路なのか掘れたような場所があり、マーキングも見られた。 |
ブナなどのミックスの広葉樹 | B入山口に戻る。駐車余地はカーブに4台。東に行くと5〜6台。 |
屋敷山を降りた後は屋敷温泉と思っていたが、入浴を我慢して次の西戸屋山へと向かってゆく。我慢したと言いつつ、経路にある津南醸造さんの酒蔵見学はした。国道117号に一度出てから、国道353号の西を走る県道284号へと入って行く。釜川を渡ると、途端に道が狭くなりドキドキするが、清田山キャンプ場を導く看板が続き安心材料になる。
清田山とは、北麓の地域名で山名ではない。ちょっと混雑してしまいそうだが、それなら山名を清田山にしてしまったほうがいいのではないかと思うのだが、そうなると西戸屋山キャンプ場とした方がよかったとも言えるので、この話はここまでとしておこう。山のつく地名に惑わされることが多い。
清田山キャンプ場には利用者の姿が見えた。そこから続く舗装林道を登って行く。林道が西尾根を巻くところには登路が見えた。しかし地形図には南麓に破線が見られるためにそこに向かう。しかしよくよく見たものの道形らしき跡はなく荒沢峠に着いてしまった。戻りながら再度確認しても同じであった。素直に西尾根から入山すべく登路が見えた場所に戻る。カーブの所に駐車余地が4台分ほどある。そこから荒沢峠側に50mほど進むと6台ほど停められる路肩が設けられていた。
西尾根の入り口は2方向から入れるように作道してあり、すぐ下の側溝からは水の音がコポコポと聞こえてきていた。登山道と言うより、清田山自然運動公園の散策路であり、緩やかでとても歩き易い。ただし利用者は少ないようで蜘蛛の巣が多くて参った。小枝を前方に振りながら進んでゆく。
進路左側には針葉樹の植樹帯があり、散策路付近を境にして右側が広葉樹となっていた。広葉樹が増えると、とても美しい樹林帯の中を進む場所となり、秋ではあるが春の様な色を愛でることができた。やや朽ちた木の階段を登って行くと左カーブとなり、その東側が高みとなっている。そこに三角点があるのかと思ったら、北に進んだ場所に埋められていた。
西戸屋山到着。登頂と言うより到着と言った場所。三角点と地理院の標柱以外に何もない場所であった。南に戻り最高所へと進む。登り易そうな場所の入り口にはタイガーロープが巻かれていた。高低差2m程を上がり藪の山頂を踏む。散策路に戻り西側に戻ろうとした時に、南側に掘れたような場所が見え、目で追ってゆくと途中にマーキングが見えた。ここが破線なのか・・・少し場所が違うとも思ったが、それらしい筋はあった。ただし現存する散策路の方が断然楽であろう。
再び広葉樹林の中を気持ちよく通過してゆく。キャンプした翌朝に散策すれば最高に気持ちいいであろうと思う。林道に戻り、東麓の瀬戸口温泉に浸かってから上州へと戻って行く。関越トンネルを抜けると上州は雨であった。