平尾富士 1156m
2022.5.22(日)
晴れ 同行者あり 忍耐の小道より 行動時間:1H43M
@駐車場10:31→(42M)→A平尾富士11:13〜36→(38M)→B駐車場12:14
@山腹駐車場まで車をあげてスタート。 | 忍耐の小径入山口 | 雨上がりで発色がいい。 | 最初の休憩地 |
一本尾根 | 東屋 | 最後の階段路 | 直下 |
A平尾富士登頂 | A埋まっているためだろう、状態が保たれた三角点。 | A北西 | A北西から山頂部 |
A21年前のまま変わらず。 | A南東 | A南西 | A東にバイオトイレが設置されていた。 |
A平尾神社 | A祠がもう一つ | Aこの石碑はどうやって持ち上げたのだろう。 | Aウクライナの・・・。 |
ツツジが花季で、ルート上の各所で楽しめる。 | 谷沿いのルートは涼やか。 | 龍神池 | 鳥居の先はリフト頂上駅。 |
リフト下のオブジェ | ゲレンデのトンネルを潜って | B駐車場に戻る。 |
前日の土曜日は予行練習で、日曜日を本番として信州内の百名山を予定していた。晴れ予報しか知らずに前日を過ごし、出がけの3時、外は雨だった。エッと思って予報と雨雲レーダーを見ると、8時くらいまで降り続く様子。前日に動いておいてよかった。同行者は雨の中を嫌う。この日は計画は中止し、短時間で登れる平尾富士に変更した。
佐久平パーキングエリアが登山口なので、最短路をと高速に乗ろうとしたらETCカードが期限切れでゲートが開かなかった。やむなくチケットを取って上信越道に乗る。当然スマートインターでは降りられないので、佐久インターまで3km余計なアルバイトをして戻ってくるコースどり。アンドロイドオートのナビは、北パラダ側のポイントを案内し、北側にも知らない登山口があるのかと行ってみる。別荘地内のダートを登って行くのだが、本当に平尾富士の山頂が目と鼻の先になるまで上がれるものの、行きついた先に登山道は無かった。北パラダ側からの連絡路で南パラダに進み、途中からゲレンデ側へ上がって行く舗装林道に入る。ゲレンデをトンネルで潜ったら、右側に駐車余地がある。そこでは作業員が広範囲に草刈りをしていた。
10:31駐車場を出発。僅かに下ると忍耐の小径の入り口がある。段差の大きな階段路を上がってゆく。この階段がずっと続いたらどうしようかと思うが、すぐに歩き易い道に変る。雨に洗われた新緑が眩く、そこにつつじのオレンジ色が映える。雨上がりの登山道は滑りやすく、ビブラムソールを面当たりな感じで使いグリップさせてゆく。
最初の休憩地は、遺跡から移設したような長方形の石が置かれベンチになっている。22年前は西の道を伝ったので初めて利用するのだった。ここから先は一本調子の直線的な尾根で露岩がゴロゴロしている中を登って行く。東屋を経て再び階段路が始まる。みな階段は使わず左右の地面を登っているようで、よく踏み固められていた。樹林帯から抜け出すと草付きの最後で、上を見やるとこちらを見下ろしているハイカーの姿が確認できた。もうすぐ。
平尾富士登頂。展望はすこぶるよく。雲が垂れ込めた景色でありながら、佐久平が俯瞰でき心地いいことこの上ない。ベンチが設置され、大木が切られ、とても明るい山頂部になっていた。建物と平尾神社は以前のままで、あとは東側にバイオトイレも新設されていた。簡単に登れて展望が得られるためか、子連れのハイカーが多かった。次々とハイカーが到着し、ここの人気度が判るよう。雨が降り続けばここまででは無かったろう。それでも晴れたと思ってサッと登れるのもここだろう。
下山は西側に進み、ゲレンデトップに行かずに龍神池側へと下る。ここも階段路が多く、雨上がりにはあまりいい条件ではなかった。忍耐の小径を下るのが嫌だったので転進したのだが、ここも条件は同じであった。ただ流れが出だす谷に入ると涼やかで、その谷が広いので心地いい。ほとんどの方がアカマツの小径を選んでいるようで、西側からたくさんの声がしてきていた。
向かう先に東屋が見え、その先に竜神池が白濁して湛えていた。池の東側の木道は老朽化して改修している最中であった。池の西側を回って稼働している夏リフト頂上駅に出る。ゲレンデを降りて行くと、しばらくして西に舗装林道が近接しているので、チェーンを張られたその場所から林道に出て、トンネルを潜ってスタート地点に戻る。