竜ヶ峰        1855m                                                                                                                                                                                                          
  2022.7.23(土)


  晴れ    単独    白樺高原国際スキー場から      行動時間:1H36M


@ゴンドラ無料駐車場6:46→(36M)→A山頂駅7:22→(17M)→B竜ヶ峰7:39〜40→(42M)→C駐車場8:22  
                                                                                                                                           


 
@ゴンドラ無料駐車場から ゲレンデの草は短く刈ってあり歩き易い。 舗装林道を跨ぐ 日影は無いので夏向きではない。
       
山頂駅のドッグラン。入口にネットがされ、時間外は入れないようになっていた。 A頂上駅 Aスタッフはこの四駆でゲレンデを登っていた。 「蓼科の水」で力水
   
最後の分岐は右へ 山頂東の広み。ベンチが多い。 笹藪の中の薄い踏み跡。 B竜ヶ峰
       
B地形図には記載が無いが三等点がある。 B三角点脇にこのリボン。 B最高所に私設標識 西から見る山頂
       
遊歩道を戻って行く。 池で少し遊んでゆく ゲレンデ上部 ゲレンデ下部
       
C駐車場に戻る  




 竜ヶ峰に初めて登頂したのは23年前。この時は登ったと言うより、東の車道から50mほど歩いただけだった。一度は下から歩いてみたいと思っていた場所だった。あまりにも簡単に登ってしまっているので、記憶に強く残らない場所となっていた。ほとんどの場所でそうだが、苦労した場所ほど記憶に残る。ここもその仲間入りさせておきたかった。

 

 前日は大弛峠まで移動した。経路がクリスタルラインの長い林道だったこともあり、この日は楽にアプローチしたかった。”そうだ白樺高原国際スキー場を登ってみよう”と思いついた。前日は犬連れに神経を使った。ここは寛容な場所であり気兼ねなく連れて歩くことが出来る。

 

 5時に家を出る。観光地に向かう車列に速度を合わせ現地に向かう。

 

 蓼科牧場交差点側に大駐車場があるが、上側にゴンドラに対する無料駐車場があり、ここに入れる。暑い日であり、日影が欲しいがほぼない場所であった。ゴンドラ運航前の時間であり、まだ停まっている車は無かった。空気は涼やかだが、既に陽射しは暑かった。

 

 6:46出発。麓から丸見えの中、ゲレンデを登って行く。地形図に破線が描かれているので、それを伝おうと思っていたが、その場所にはそれらしい道形は無かった。ゲレンデの南側に禿げた場所があり、そこを登って行く。途中で舗装林道を跨ぐ。ここが少し勾配が強くなり、ひと登り頑張ると緩斜面に変る。この頃になり、麓側からエンジン音が上がってきた。振り返ると、二人乗りの四駆がやってきて、追い越して行った。ゲレンデの禿げている直線路は、この車両の通過の為と判った。そしてリフト頂上のスタッフは、ゲレンデ斜面で通勤していることを知った。天気のいい日ならいいが、悪天の場合は大変だろうと思う。

 

 進む先に山頂駅が見え、その手前にドッグランの敷地が確認できる。駅舎まで進むと、その真ん前に先ほどの四駆が置かれていた。道を挟んで左右の施設に一人づつ見え、重労働そうな始業準備をしていた。その前を通過し御泉水公園内へと入って行く。池の前の湧水で力水とし、そのままビジターセンター側へと進む。園地の開園は9時であり、ゲートはまだ閉じていた。ビジターセンターを右に見て遊歩道を進むと、獣よけのフェンスがされた遊歩道と出合い北進を始める。各分岐には絵図があり、退色しているが何とか読め現在地が判る。右側の道を選ぶ。

 

 進んで行くと山頂が近くなり、23年前の記憶が蘇る。そうだこんな場所だったと。進行方向左手に高みが見え、遊歩道はその山頂を通らず巻いている。東側にベンチが並ぶ広みがあり、ここが最短の場所。少し笹を分け進むと薄い踏み跡が現れ伝って行ける。

 

 竜ヶ峰登頂。地形図には標高点表示のみだが、ここには三等点が埋まっている。その南側の立ち木に無数にリボンが結ばれている。最高所はその先で、露岩のあるその場所に私設標識がポツンとある。仕様は、南アルプスでよく見かけるものだった。遊歩道に戻り反時計回りに周回してゆく。

 

この園地、夏でも陽が入らず涼やかに歩け心地いい。前回は車道の東側を歩いたが、アップダウンが少なく汗しないのは西側だった。途中で真新しい刈り払い跡を伝い、池側の車道幅に飛び出す。池の周辺で少し遊んでから頂上駅に戻る。既にゴンドラを利用したハイカーの姿が見られた。ドッグランを利用しようと行ってみたが、入り口に網が張られ入れないようになっていた。

 

ゲレンデを下って行く。上側からは女神湖とその向こうに美ヶ原の山体が見え、中盤以降の麓側はゲレンデの見栄えがする。草が刈りこんであり芝生のようなゲレンデであった。しばらく動いていたゴンドラも、利用者が途絶えたようで停止した。それを見て、ゴンドラ下を通過して駐車場に戻った。

 

朝散歩に、避暑に、ちょうどいい場所だった。

 


   
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