槍ヶ鞘 2129.7m トーミノ頭
2320m
車坂山
2050m
2022.5.7(土)
晴れ 単独 車坂峠から 行動時間2H5M
@車坂峠6:17→(54M)→A槍ヶ鞘7:11→(9M)→Bトーミノ頭7:20〜26→(46M)→C車坂山8:12→(10M)→D車坂峠8:22
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@車坂峠 |
避難小屋 |
A槍ヶ鞘 |
Bトーミノ頭 |
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B浅間 |
B鋸側 |
B牙と剣ヶ峰 |
B八ヶ岳側 |
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途中から西側 |
C車坂山 |
C最高所にリボン |
D車坂峠帰り |
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D夜間早朝は峠駐車場が利用できなくなっていた。 |
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いつもの土曜日となる。久しぶりに同行者が居ないので負荷のある山へと思うが、腱膜炎が全く癒えていない。自ずと優しいアプローチの山を選ばねばならなかった。この日も晴れ予報、短時間で大展望が楽しめるトーミノ頭とした。トーミまで進んだら、普通は黒斑まで行くだろう。全ては現地での足の状態による。
4時半に家を出て、車坂峠に6時に到着する。事前に何も調べていなかったこともあるが、峠の駐車場はロープが張られ封鎖されていた。ホテルの駐車場も同じ。ハイシーズンだからの対処なのか、今後はこのままの方針なのか、群馬側のマウンテンパーク駐車場を利用するようにとあり、ここが利用できるのは8時から17時までとあった。ホテルに対しての車中泊騒音阻止もしくは駐車場から溢れる路上駐車対策なのかもしれない。駐車場内にはいつも停めないので、高峰温泉側に進むようにしてゲート前の余地に入れる。ここもコーンが置かれ厳密には置かないで欲しい場所になったようだった。
6:17車坂峠を出発する。右足の調子を探るように足を出してゆく。どんな歩調、どんな体重移動が負担が無いか常に探っていた。まだ連休中であり、ここも賑わっていると思ったが、ハイカーの姿は乏しくソロの方が先を進んでいるだけだった。車坂山まで登り上げ、次は下りとなるが、やはり下りが不都合だった。飯盛山の時は持たなかったが、この日はストックを持ち込み、こんな時のストックはとても利器となった。初老年齢ではあり当然であるが、端から見たら老人の歩行となっていただろうと思う。
ルートの残雪はだいぶ融けだし泥濘したところが目立つ。この日は長靴なので気にせず進むが、この長靴が腱膜炎に対し火に油を注いでいるのかもしれない。ソールが薄く足の裏への負荷が大きいのだから。男女3名のトレラン風の方々が賑やかに追い越してゆく。マラソンやトレランをする人の中にも腱膜炎は多いらしい。膝の軟骨がすり減ることもそうだが、使うほどに劣化してゆくのが足なのかもしれない。膝は筋肉をつけたが、足の裏はどうすれば・・・。避難小屋前後も泥濘地が多く、朝の時間でも凍っていなかった。
槍ヶ鞘に立つ。既に大展望で心地いい。展望ベースで行けば外輪山をぐるっとしたいほどであるが、もうここで足の裏は悲鳴を上げている。がんばって進んでトーミノ頭までだった。ゆるく下って登り返してゆく。中間道の分岐があるが、このドロドロ状態だと中間道の選択は無く、復路も尾根道を伝うことにした。既に山頂では賑やかな声がしている。先ほど抜かしていったトレランの方々だろう。
トーミノ頭登頂。無風で穏やか、そのせいか景色がまろやかに感じる。トレランの方々と雑談をしている中では、黒斑まで行くものと思われていたが、「今日はここで戻ります」と言い切ると色々楽になった。傷みが増したり、路面のドロドロが増したりが、ここで戻れば最小に出来る。水曜日の登山時よりは傷みが無くなってきている感じはしていた。さて戻る。
左足は踵荷重、右足はつま先荷重で降りてゆく。ちらほらとハイカーとすれ違う。中間道は右に見送り、槍ヶ鞘に登り上げたらまた泥濘ルートを戻って行く。賑やかな声が前方からしてきていた。その二人が目の前に現れ、迷犬を見るなり黙ってしまった。恐怖心を抱かせてしまったのかもしれない。男性だったが、犬を怖がるのは男性の方が多いのは間違いないと思う。
車坂山は、夏道は山頂南側を通っているが、当然だが冬季のマーキングは山頂経由でふられていた。チェリーパークラインを通過する排気音が聴こえるようになってくる。車坂峠側を見ると、高峯山側にべったりと雪が着いていた。”明日の遊び場は高峯山にしよう”と思った。本当は、こちらにもう少しあると思ったが、おそらくは入山者が多いので踏まれて溶けるのも早いのだろう。
車坂峠に戻る。8時を過ぎたので駐車場内にハイカーの車が入れられていた。
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