離山        1256.0m                                                                                                                                                                                                          
  2023.1.14(土)


  くもり    単独    南口より      行動時間:1H50M


@離山図書館7:18→(50M)→A離山8:08〜13→(10M)→B1230m峰8:23〜26→(42M)→C戻る9:08 
                                                                                                                                           


 
@初めて離山図書館からスタート。 ルートも公式ルートから逸れて送電線下へ。 送電線下の古い標柱。 最近伐採がされたようで、新しい切り口が見られた。
       
地形最高所から東に折れたが、もう少し北に進めば、右折する踏み跡があったよう。 登山道に合流。 後半の木道を伝う。だいぶ朽ちてきており撓む。 林道幅に乗る。
   
最後の階段路。土盛りが抜け、やや伝い辛い。 A離山 A三角点 Aシナノゴールドと
     
1230m峰の奇岩 B1230m峰 B最高所に杭が打たれている。 B南東の奇岩
       
奇岩基部に「1228」と赤ペンキで書いてある。たぶん標高なのだろう。 林道幅から見下ろすと、西麓に昔の木道が見られる。以前はもっと北を巻くように木道が在った。 C図書館に戻る。




 とうとうと言うか、遅かれ早かれでもあるが火曜日に感染が判った。そこから木曜まで、発熱とノドの痛みを伴いオミクロンらしさを大汗を悪寒を抱きながら体験した。金曜は流石に動く気力は無かったが、土曜日は倦怠感が失せ野外に出る気力が戻った。状況が状況なので、周囲に迷惑をかけられない。こんな場合は藪山がいいのだが、まだ猟期であり、匂いに関しCIVID−19の影響で感覚がだいぶ鈍っていた。五感が鈍っている時に藪山は危険。里山であり、入山者は多そうだが、コースが沢山選べる(避けられる)離山とした。距離からも病み上がりの散歩にちょうどいい。

 この日は資料館ではなく、その上の図書館の駐車場を利用した。ジモティーはこちらを利用している人が多いことを知り。初めて使ってみる。図書館は休館中、広くゆったりしていてこちらの方が停めやすいのは確かだった。登山に対する公的駐車場では無いので、資料館側にはあるがこちらには道標は無い。ただしハッキリと判る道形が西にのびていた。

 7:18出発。南口側から伝うのは4度目で、勝手知ったるルートとなっていた。なので、今回は公式ルートを逸れて派生する道形に入ってみることとした。忠霊塔の先を谷筋へと入り、その先は送電線鉄塔下を伝ってみることにした。地形図を見ても判るように、送電線に沿うように破線路があり、現地は伝い易い道が直線的に続いていた。昔道でもあるのか、古い標柱が埋まっている場所もあった。あとは、送電線下を見通しよく伐採したようで、その真新しい切り口があちこちに見えた。

 どんどん進めば鶴溜地区だが、1080m付近を最高所に直線路は北に下るような地形となる。相変わらず周囲は伐採されている。尾根を乗越すような場所から適当に東に分けてゆくと、3分ほどで南口からのルートに出合う。わずか先に屈曲道標ががあり、そこから西の送電線側に薄い踏み跡が見られる。もう少し送電線下を北に進めば、この道に出合い、さらに楽にここまで来られたよう。東進を始め、頂上まで450m道標の場所から木道に乗る。前年度は雪があり滑り止めがとても有益だった。今年は雪が無く、木道自体の劣化が目立ち撓む場所を確認しながら足を進めていた。

 林道幅の周遊路(実線路)に乗り、西にオフセットして山頂を目指す。急斜面に切られた階段路は、盛り土が流れ、歯槽膿漏な感じの場所も多く登り辛い。以前はもう少し西に在ったようだが、朽ちては西に東にと登路が動いているようであった。

 離山登頂。浅間山は上半分がガスの中。下界展望は悪くなく双眼鏡を使って楽しめるほどであった。山頂の雪は融け水溜りが出来ていた。迷犬は北面の残雪に身体を擦りつけて戯れている。もう少し雪のあるところに連れてあげられれば良かった・・・。いつもならこの後は洞窟へと進むのだが、いつも同じではつまらないので、北側の1230峰に上がってみることにした。東屋からの朽ちた階段路を北に降りてゆく。

 南の表ルートに対し、北は裏ルートな雰囲気。山体全体として、階段路の整備が滞っているので、朽ちやすい北側が特に寂れた雰囲気であった。周遊路に出たら跨ぐようにしてそのまま北に向かう。向かう先にハートが乗っているような露岩が見える。その基部を伝うように登って行く。最高所は明るく登頂感がある場所だった。人工物は埋められていたプラスチックの杭が唯一。岩穴がないかと露岩側に降りてゆく。穴は無かったが、露岩の東側基部に「1288」と赤ペンキで書かれていた。おそらく計測時の標高が1288mだったのだろう。周遊路を反時計回りに戻って行く。

 鶴溜よりの道が気になったが、よく判らなかった。現地に道標もなく廃道化しているようでもあった。それよりも、西麓を伝うようになると、南口ルートで伝ったのと同じ仕様の木道が、朽ちた状態で見られた。以前はもっと西を巻くように木道が在ったことが判る。今より直線的で、西麓で長く北に向かって上がっていたようだった。周遊路から木道に入ると、途中にその分岐点があり、以北側は朽ちており、判る人にのみ判る分岐点となっていた。木道が終わった地点からはショートカット道を使う。

 雨予報だからか、他にハイカーは居らず静かな山中であった。とは言っても別荘地内、何処からかのチェーンソーの音は上がってきていた。若干は雪を踏むかと予想したが、踏み抜くのは霜の硬さで、往路はまだいいとして帰路はロシアンルーレットな感じで、ズボッと踏み抜いては腰に衝撃を感じていた。図書館に戻ると、ちょうどソロの男性が出発してゆくタイミングであった。長野ナンバーの方だったが、入山口を知らないのか南のお墓の方の踏み跡を伝いだしていた。こちらを見てルートの場所に気づいたようだった。

 
                                                                                                                            戻る